自分でもできるメンテナンスの第一歩がチェーンへの注油。
タイヤに空気入れるのと同様、とっても大切ですしぜひ習慣にしていただきたい。
グレサージュです。
先日のオンラインストアからのご紹介ブログでVIPROSというメーカーのケミカルが新たに仲間入り。国内のメーカーさんだけど、もともとはボートだったり、オートバイのメンテナンス、さらにはエアコンなんかの精密機械に用いられた製品を自転車に落とし込んで作られています。
塩害に気を配っていたりするのはそんな背景からも納得。
確か5年くらい前からBLUELUGピットスペースで採用されていて、地味なパッケージの割には(失礼)確かなパフォーマンスで重宝させてもらっています。
あとこれは代々木公園メカニックあるあるなんだけど
『ごめん、ちょっとグレサージュとって』
ってセリフは年間で250回くらい言ってますね。
ちなみにde graissageはフランス語でグリスって意味らしいです。
『S’il vous plaît passer de graissage』(グレサージュ取ってのフランス語訳)
フランス語訳をしてみるとこのような仕上がり。
脱線しました。
ケミカルとなると少々ナードな雰囲気が漂い、なかなか闇深き桃色世界。
ぶっちゃけどれチョイスすればいいかむずいと思うので、僕の主観も踏まえてあえて初めてのVIPROSをおすすめするならば先ほどから度々登場しているスプレーオイルの[グレサージュ]ですね。
まず長所
・スプレータイプなのでチェーンに塗るの簡単
・ちょっとネバネバ高耐久なので頻度が下がる
短所
・塗りすぎるとネバネバがゴミを集める
(余分な油は乗る前に拭き取ったほうがいいです)
自転車は毎日使うけど、注油って一回もしたことないなって方はやったほうがいいですよ。それだけでも随分と自転車の乗り心地変わるし。
他にもBOREDさんと共作させていただいている万能オイルONEDROP、GREASE等々たくさん店頭にご用意してお待ちしてますので、ぜひ店頭スタッフ捕まえて何に使うかとかいろいろお伺いさせてもらって、自分にとっての使いやすいケミカルを探して見ましょう。
日々のメンテナンスは自分でやると愛着も増すだろうし、細かい自転車の異変にも気づきやすいからせめてチェーンオイルぐらいは自分でやってみたらいい経験になると思います。
体を預ける自転車、気持ちのいい状態で乗りましょう!
最後にもひとつ脱線。
今手を負傷中なので、なんとなくMECANIXのグローブ作業していますが、これ意外といいくさいです。
友達と色違い買って、テレコで使ってます。これもおすすめの買い方。
すぐに左右も認識できるし、ほとばしるNY感がお気に入り。
手の感覚は一枚被さっている分最初は違和感ありますが、慣れてしまうとうんと汚い部分も思いっきり触れるし、タイヤの取り付けなんかもスムーズです。細かい作業とグリスを塗るタイミングだと難しい部分もあるけど、ホームメカニックと言う側面では手も汚れないしとっても重宝しそうですね。作業直後にすぐ寿司食えますよ。すぐピザも食えますね。
家で持て余しているMECHANIXとかあればぜひ整備で使ってみてください。
ぜひぜひ。