人生の終わりに、インタビューされたら間違いなく自慢のタネにしてしまう。
Rivendellと出会えたこと。
そして共に歩める、クリエイティブで、チルアウトな日々のことを。
まだ死なないけど、生きてる今も噛みしめながら、Rivedellの自転車と共に暮らしております。
中でもとびきりのコンテンツといえば、何と言っても我々わがままをRivendellに形にしてもらったこと。
すなわち、Frank jonnes srが出来上がったことなんじゃないかな?と割とマジに思っています。
ある種、実家の伝説的漬物感覚でじっくり大切に、そしてしっかり美味しいところを伝えながら、日々の営業で紹介させてもらっています。
Rivendell/frank joes sr size:48
こちらのオーナーは、僕の友人であります。
年下とは思えない卓越した悪口、そして身なりもセンスが良くて、身の回りの多くのものにどことなくわかってるじゃん的なチョイスをしてくる、気の合う人間の一人です。
ただ、残念だったのが自転車。
だいぶくたびれたピストに乗っていて、そろそろ別れのタイミングを悟っているような佇まいを感じては、彼の美意識を少しだけ歪め照るんじゃなかろうかと、プレゼンを重ねて結果今回の納車に至ったわけです。
某アメリカのアウトドアメーカーに務める彼。
スキーにサーフィン、自然をフィールドに遊ぶのがもともと得意だった彼ではありますが、自転車でいうとメインは都市生活での活用。
さて、どうしたもんかという彼の気持ちをガッチリとつなぎとめたのが、Rivendellというブランドだったというわけです。
カスタムオーダーでしかみられなかった装飾的なヘッドチューブのラグは、最強というしかないくらいの造形美。
シングルスピードからシングルスピードへの載せ替えだったので流用できる部分は品定めしながら、活用をさせていただきました。
ホイール径が650Bになったので、ホイールは新調させてもらっています。
Philを入れたい!と最後まで葛藤をしていましたが、結果コストが折り合わず、Gran compeのトラックハブをチョイスしました。長く乗る自転車だし、徐々にカスタムも楽しんでほしいので、結果よかったと思います。
ハンドル、カゴ、サドル、クランクは、ちょっと手を加えたりして大体流用できました。
たまたまB352だし、BROOKSだったので使わない手段はありませんね。
全体を最後に。
新品でかっちり組むかっこよさはもう説明不要だし、絶対誰もがやりたい組み方のアプローチかと思います。
ただ、こういうバイクみたいに、今ある素材を無駄にしない組み方ってのもほんと最近しみじみといいもんんだよなーと思いますね。
使っていた部品だけに馴染みも良く引き継げるものがあると前のバイクの続きのような気がして、幾分か精神衛生も良いのでは。
Frank jones玉数が少なくなってきました。
できれば、BLUELUGでも欠かせないシングルスピードをこれまた大好きなRivendellと作り続けていきたいと思うのですが、こればっかしは彼らの気まぐれですもんね。
BLUELUG1o年という、ちょうどいい区切りにできたフレーム。
やっぱり定番にならないかなーと僕の気持ちが少しばかり、わがままな感じになっております。
それでは!