ゴールデンウィークは楽しんでますか??
僕たち代々木公園メンバーは遠くからいらっしゃってもらったお客様にお会いできたり、近くの方がせっかくのお休みだからと自転車をお持ち込みいただいてたくさんのどうもどうもをさせていただいています。
こんないい天気なのに、自転車屋さんに来てくれてありがとう!と思いながらお仕事させてもらってる次第。
今日はそのゴールデンウィークに納車の照準を合わせた3人のオーナーさんのRivendellをBIKECHECKしようと思います。
最近はSURLYの情報で賑わうタイミングですが、僕はやっぱり忘れて欲しくありません。好きなんで。。
SURLYにはないパイプとパイプを繋ぐラグというディテールの美しさ、クラシックに見えるんだけど懐古主義って感じでもなく、どこかチャレンジングなマインドを感じるのはRivendellのもつ独特の魅力に他なりません。道具って言葉がとても似合う自転車で、自分が使いやすいように自転車をアレンジすると自分だけのRivendellが出来上がるって寸法です。みんな一緒に見えなくもないんだけど、それぞれのオーナーに話を聞いてみると全然違うんだな。って納得できる。
長くなりそうなんでこの辺で。。
Rivendell/Samhillborne Sage 58
アメリカ人のおじちゃんがオーナーです。長らく日本で暮らしていたそうでママチャリは乗ってたけど、ここ数年でスポーツバイクに乗るようになりました。ってのは実は以前コンプリートのClem smith JRを納車させてもらっています。Clemのゆったりとした乗り心地に感激してくれてRivendellのファンになってくれたおじちゃんが次に選んでくれたのはSamhillborne。以前のclemはメーカーの完成車だったから今回は自分で全部パーツ決めるところからやりました。僕のSamやジャスのSamを乗り比べたりしてパーツの良し悪しも確認して行き着いた形がこれ。駆動部分はPhilを気に入ってくれて、ハブBBはPhil製品を。
アルバトロスバーでベーシックなRIVスタイルだけど、Clemとの違いを持たせたくてスピード感が感じられるタイヤサイズなんかは配慮させてもらいました。
色々やれることはたくさんあるけど、徐々に楽しみたいとのことでまずはこれで乗り出し。
きっとらしさが出るんだろうと今からミゾミゾします。
楽しんで!
Rivendell/frank jones sr silver 53
Frank jonesです。思い出のフレームです。
どんどんサイズ無くなってきて寂しいですが、エクスクルーシブなフレームなので縁がある人に渡ってくれている様子をみると、羨ましいんだけど乗ってくれて嬉しいと複雑な気持ちになります。シルバーはかんなり在庫怪しいけどブルーはまだちょっとチャンスありそうなので是非是非。
ベーシックなRivスタイルを楽しんでもらってから、次にご自身でアレンジしてみてほしいと思ってこんな感じでおすすめさせてもらいました。Rivendellってどんな乗り物?と興味を持っていただいたので、こんな乗り物です!と分かりやすく感じて欲しかったという思いもあります。
今回はフロントラックを34Fというラックにさせてもらってバスケットプラスパニアバッグの取り付けをフロントで完結することができました。オーナー様の希望で真鍮のパーツいつも使わせてもらうのでその辺は変わらず派手過ぎず、華やかに。ってのも実はもうかれこれ4台目くらいのお付き合い。
ようこそRivendellmの世界へ!
Rivendell/ Frank jones sr Size:51
同じFrank jonesでもこんなに印象が変わるんです。ついついダートを探してしまうようなオフロードバイクにアッセンブルさせていただきました。お持ちだったアメリカンコンポーネントたちを使い回しながら、せっかくRivendellに乗るのだからと選んでいただいたBosco bullmooseは意外と操作感もクイックで機能的なんです。
前カゴはつけません!スタンドも今は要らない!って感じで納車。何もつかないソリッドなRivも逆に新鮮です。この前会った時にはすでにバスケットの重要性を痛感していたみたいだったので夢のバスケットライフもそう遠くないでしょうが。笑ロードドロップのCrosscheckもお持ちなので、速いとゆっくり2チャンネルで自転車に関わることができるので様々な場面で色々な自転車との関わり方を末広がりに拡張していってほしいですね。
こちらも今から楽しみな一台です。
Rivendellって納車の姿が完成じゃなくて、乗り続けた経験の貯蓄を持って初めて自分っぽく馴染んでくる不思議な自転車です。僕もSamhillborneに乗って早4年?が経とうとしていますが、やって後悔したことずっと変わらず気に入ってる部分が混在して大好きです。でも今も満足はしてないのが不思議。完成って概念が少々野暮なんだと思うけれど、自分の生活、使いたい用途なんて明日にでも変わりそうな不確かなものなんでそれでいいんだと思います。いいね。
ちょっと難しめなブランドだけど、きっと触れてみて悪いものにはならないと思います。
徐々にでもいいので気になってくれたらとても嬉しいです。
今日は3台ご紹介でした。拙い文章も限界があるのでぜひ各店で現物見てふむふむしてくださーい!