こんにちは!幡ヶ谷店あらため代々木公園店のサンバです。
そうなんです。つい先日から代々木公園店に異動になりました。
覚えることたくさんで日々あっという間ですが、忙しい店舗でバリバリ働く先輩達に追いつけるように心機一転がんばってまいります!
これからは毎日代々木にいますのでお店に来てくれた時はセイハローしてくださいね〜!
本日は自己紹介ついでに私物バイクチェックを!
*Black mountain cycles* Monstercross (50)
入荷が決まった時に絶対乗ると決めたMonstercross。
現行ロットからサイズの刻みが変わって身長169cmの僕にピッタリのサイズが登場したのも大きな理由ですが、実は以前からブランド自体にも憧れがありました。
初めてBlack mountain cyclesを目にしたのはインターネットの海で見つけた一枚の写真から。
い、いなたい。(ダサカッコイイ、渋いの意)
トップチューブに漢字で黒山自行車?って書いてあるし、カンチブレーキで昔のハンドメイドフレーム?よく分からないけど物凄い魅力を感じる、、、
その後Calling in sickのビデオを見ていたら旧カラーの黄緑色のフレームが登場していたり(今見返したらSpace age technologiesのマックスさんですね)
気になってネットの海をdigりまくってリアルな海外のライダー達の車体の画像を集めまくってました。
この質実剛健な飾らない組み方が似合うというか、頑張っていないパーツチョイスや汚れた雰囲気が似合う感じ。
実用的な道具としての自転車の在り方にくらってしまい、良いな〜乗りたいな〜と悶々としていたところに今回の再入荷だったわけです。
わくわく。
改めて僕のmonstercross。
身長169cm、サドルハイト69cm、フレームサイズ50です。
フラットバーで組もうかとも思いましたが、(谷さんのこのブログ好きすぎて定期的に読み返してます笑)ドロップハンドル!カンチブレーキ!のTheモンスタークロスバイクを体験してみたくてドロップに。
使いたいハンドルのクランプ径が26.0だったのでたまたま持っていたSalsaの古いステムを。現行パーツではあまり見ない塗装されたゴールドがアクセントに。
ヘッドはこればっか入れちゃいます。なChris kingのBold。上ワンのカバーだけ手持ちの真っ黒のものに入れ替えているのが小さなこだわり。
ホイール周りはfrom Oregon、Astral cyclingの軽量リムSolsticeとWhite industriesのT11ハブを。
最近Bluelugでもお取り扱いの始まったAstralですが、実はWhite industriesが親会社なんです。
ブランドの繋がりも意識して自然な流れでこちらの組み合わせに。ボスのマイクさんもよくやっている組み合わせ。あとバルブホールの星条旗のラベルがカッコいい。
ローギアにするとホイール消えた?!ってなるぐらい軽いです。
最初に組んだ時にはマナーに則ってゴツゴツしたブロックタイヤを履かせていたのですが、予想外に俊敏なMonstercross。アスファルト上での転がりが気になってきてUltra dynamicoのCavaに変えてみました。
一見スリックタイヤですがよく見ると細かいダイヤモンド型のパターンになっていて、水捌けがよく、モチモチした乗り心地で気に入ってます。
クランクはスクエアテーパー、フロントダブル!にしたかったのでWhiteのVBCロードクランクを。
無骨な削り出しの細身のアームがやっぱりカッコいい。スプロケット含め変速周りがお下がりのロード用のものを使っているので軽いギアが作れるようにインナーのチェーンリングは小さめにしています。
フロントダブルにするとトップチューブの三連アウター受けを全部使い切れるのが良いですよね。
ブレーキはフロントミニV、リアカンチの組み合わせで。
初めてこの組み合わせを見たのは海外のバイクかパイセンのバイクか。せっかくならリアのカンチ台座を使いたいのと、フロントはより制動力を求めて&ハンドルバーバッグを付けてもワイヤーに干渉しないように。
単純にスタイルとしてカッコいいなーというのが大きいですがやってみたかった組み合わせ。前後で違和感なく揃えるなら性能的にも見た目的にもPaul一択でした。前Mini moto、後ろTouring cantiです。
アルマイトも悩みましたがザラっとした質感が気に入ってシルバーに。Moon unitはペア売りなので同期のラマーと割り勘して半分こしました。
シートポストは売り場にひっそりと隠れていたSalsaのチタンのものを。MTB用なのでめっちゃ長くてロゴが隠れちゃってるのはご愛嬌です。あとセットバックしすぎていてペダルが遠い!チタンなら普通にBinghamが調子いいんだろうな〜と思いつつ、愛着が湧いてしまって変えられずにいます。
サドルはWTBのSilveradoのラスタカラーです。真っ黒じゃ面白くないよなーと悩んでいる時に近くにいたウエンツさんに「俺はラスタとか好きだけどね」とアドバイス(?)をいただいてチョイス。結果めちゃくちゃ気に入ってます!
最後にもう一度全体像を。
どうでしょうか!
僕がBlack mountainに感じている、華やかじゃない道具としてのカッコ良さ、質実剛健などっしりとした魅力が伝わっていたら嬉しいです。
特にこのMonstercrossは目新しい企画を採用していないからこそタイムレスに今のパーツも古いパーツも織り交ぜて組めて、それがしっくりハマるモデルだと思います。
とはいえ何してもおk!では無く設計者であるマイクさんの世界観を大切にして組み上げるのがカッコよくなる秘訣なのかなと。
僕も学ばせてもらっている最中ですが、噛めば噛むほど味が出る、スルメみたいなモデルだなと!日々楽しませてもらっています。(他のモデルも気になります、、、)
以上バイクチェックでした!
と、もう一つだけご紹介したいものがあります。
ん?
んん?
なるほど!
Tシャツを作らせていただきました!
実は僕、美大に通っていたのですが、せっかくなら何か作ろうよ〜とありがたいご提案をいただき、ずっとお世話になっていた幡ヶ谷店のイラストTシャツを作ることに。
古着屋さんでたまに見る海外のお店のお土産Tシャツっぽい感じをイメージして描きました。ボディの色は霜降りグレーとダークグリーンの二色です。
あえてでっかくブルーラグ!ってロゴは入れずに、右下にキャプション(美術館の展示で作品の下に貼ってあるタイトルとか制作年が書いてあるやつ)っぽくデザインを。
合わせてポストカードも作ってもらいました。こちらはオンラインストアでお買い物をしていただくと入っているかも、、、?
そしてなんとなんとですが、絶賛発売中のCalling in sick issue12にブルーラグ広告枠で載せてもらっています!(今回の号がウワサのGenosack特集らしく、そっちも気になります)
Tシャツは店頭オンライン共に先日から販売させていただいていますので何卒よろしくお願いします〜!
ちょっと恥ずかしくなってきたのでこの辺で。
最後までお付き合いありがとうございます!サンバでした。