こんにちは！
代々木公園店トミーです。
なかなかブログに辿り着くことできず結構久しぶりの投稿です。。。
久しぶりな分、かなり熱の入った車体紹介させて頂こうと思います。
まずこちら〜
MASH STEEL (M)
MASH STEELも6世代目となり、これまで本当に多くの車体を組ませて頂きました。
僕自身も乗り倒して、間違いなくトラックフレームのマスターピースだということを確信しています。
さて、今回担当させて頂いたのは、SURLY LHTにお乗りのお客様のニューバイク。
以前はカッチカチのアルミ製トラックバイクに乗っていたとの事で、LHTに乗るようになってからスチールフレームの良さに引き込まれ、またSURLYの懐の広さを感じて自転車沼にハマってしまったそう。
やはりトラックバイクのクイックでアグレッシブで独特な乗り心地は癖になってしまうもので、クロモリスチール製のMASH STEELを増車する事となりました。
このSTEEL最大のイカれポイント(褒め言葉)は何と言ってもフルカーボングラベルフォークに変えちゃってる事でしょう！
元々は自分のSTEELで企んでた仕様なのですが、お客様と話が弾んで共感して下さった事もあり、お客様のバイクで初チャレンジさせて頂きました。
トラックフレームでありながら、グラベルライド、バイクパッキングまで本格的に楽しめる一台に仕上がったと思います。
純正フォークよりも14mmオフセットが多いフォークなので、つま先が前輪に干渉することが無くなり、安定感とハンドリングが落ちついて、マイルドで扱いやすい思惑通りの乗り心地になりました。
カーボンの軽量さはもちろんのこと、振動吸収性の恩恵もあって、荒れた路面でもバッチリ楽しめそうです。
スルーアクスルにディスクブレーキなので制動力も申し分無し！
LHTで初めて使ったダイナモライトが革命的に便利で、STEELにもカッコ良く取り付け出来るのならとSinewaveをインストール。
PAULブレーキレバー、White ind.のクランク周りは載せ換えにて。
この手の良いパーツは機能面もさる事ながら、こうして永く使い続けられるのも魅力ですね。
今後は競輪系のクランクにカスタムして、Whiteのクランクは再びLHTに戻すことも計画中とのこと。
今回は固定ギアではなく、まずはフリーで組み付け。僕がデザインしたUNVER × KUWAHARAのフリーウィールもバチっとハマっていて最高です！
両切りハブを選んで頂いたので、固定⇔フリーを簡単にスイッチできるのも◎。
トラックバイクというジャンルを飛び越える事も可能なMASH STEELの奥深さを感じた一台でした。
たくさん楽しんでくださいませ〜！！！
続いてはMASH ALL ROADのご紹介。
MASH ALL ROAD (S)
トラックバイクもお乗りのオーナーさんが初めてのギアードバイクとして選んで頂いたのだこちらのMASH ALL ROAD。
名前の通りロードバイクという長距離を速く走る為のバイクではあるのですが、とてもMASHらしい味付けのフレームになっています。
トラック乗りからするとどこか“あの感じ”がする乗り心地で、長いことロードに親しんでいるライダーはちょっと変わった設計のこのロードフレームに新しい面白さを見出してくれると思います。
ドロップハンドルで正統派ロードバイクとしてではなく、フラットバーでカジュアルな仕上がりがトラックバイク乗りのオーナーさんらしい柔軟な感じがとても好み。
カジュアルと表現しましたが、しっかり走りを意識したセッティングになっているのも見どころです。
White ind製のハブは回転が軽い上、メンテナンスもしやすく、補修品も手に入れやすいので走りに振ったバイクに非常にオススメ。
僕が使っているRolf PrimaのハブもWhite ind製なので身を持って感じてます。
それにラチェットサウンドが走ってる最中気持ちを上げてくれるのでいいんですよね〜！
合わせたリムはMAVIC OPEN PRO UST。
MAVICの名作リムの最新版で、独自の波打ったリム形状が特徴的で目を引きます。
スポークテンションが強くかかる部分だけ厚く、それ以外の場所は切り詰めて薄く、頑丈さと軽さを両立したレースシーン仕込みの機能美がグッときます。
ちなみにスポークの本数もスタンダードとされる32本ではなく、24本をチョイスしてより軽量に仕上げました。
コンポーネントはグラベル向けのGRXをチョイスしています。
GRX専用のチェーンリングを作っているWolf Toothのおかげで、純正にはない歯数に変更。
全体的にギア比を上げることによって、ロードらしく長距離もしっかり楽しめるようにセッティングしました。
レースで勝つ為に作られたレーシングフレームではありません。
だからこそ面白い仕様だったり、長く付き合っていける要素が詰まっていたり。
道具として、趣味として乗るロードバイクとしては最適解の一つなのかなと思います。
トラックバイクと使い分けしつつ、今後どう変化していくか楽しみです！
MASHと言えば、、、
遂に出ましたね〜。
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ACシリーズの新型”AC-4″のリーク画像！
今回もAL Nelsonによるアートワーク。
ストリートバイクであり、レーシングバイクなんだけど、一アートとしても所有欲を満たしてくれるのがACシリーズならではだなと。
ホント洒落ててズルいんだよな。
他にもカラー展開があるらしく、そちらもどんな仕上がりか気になりすぎる。。。
9月~10月のデリバリーとのことで、どうか予定通り届いて欲しいところ！
楽しみだな〜〜〜
それではまた〜。
