先日のブログの通り、一目惚れで乗る事に決めた、Black Mountain Cyclesのことをもう少し。

前置き少なめにいきますが、早速組みました。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

Black Mountain Clycles/ La Cabra 15inch

同ブランドのMCDの拡張モデル、ラカブラ。

 

モンスタークロスという枠組みではカテゴライズできない、圧倒的なタイヤクリアランスを備えた”ドロップバーマウンテンバイク”という新しい響き。

新鮮に聞こえるけど、構想は1988年から始まったらしい。

実に33年前のことです。

 

CXバイクだけではなく、今はたくさんの方がグラヴェルをドロップハンドルで走ってます。

今は普通のことのように感じるけど、このように先人の遊びが今僕たちの遊びのベースになってることをリスペクトしたい。

 

アメリカのダートバイクカルチャーの総決算として、満を持してリリースされた感が僕が喰らってしまった最大のポイントだったりして。

 

抗えぬ猛烈なグラヴェルバイク熱に素直に従い、感情のまま、お財布とは相談ナッシングのまま、ガツンといきました。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

バーエンドについて少し。

HUNTER CYCLESのHONKEY HANDLESが絶対つけたかった。

長距離移動の際のフラットバーバイク、ポジション変えられず辛い場面が何度か。

そんなフラストレーションの改善案として、バーエンド。

ハンドルの握り位置が確保できるので、意外と機能的なのでは?と予想していましたがやはり大当たり。

Bicycle camping for Suigennomori

登り坂もがきやすいので、フラットバーの短所しっかり補ってくれます。

ブルーラグではPAULのCHIM CHIMがありますね。

https://www.instagram.com/p/B3NqQYXnRlL/

↑バーエンドから少し脱線で、僕の理想のMTBスタイル。

HUNTERのスタイルは真似しても出来ないけど、近づきたい。

 

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

手持ちのバイクもほぼ650Bだったので29インチで気分転換。

タイヤはレジェンドBRUCE GORDONのROCK’N ROADを。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

RIVENDELLのSAMにも付けてます。このタイヤが大好きだ!

凸が連続するようなパターン、サイドノブもしっかり機能するしブリブリ進めます。

どちらかといえば土の上が似合うタイヤですかね。

 

 

残念ながらこの前この世を去ってしまった、ブルースゴードンさんデザインのタイヤ。

ブルースゴードンから29er、またはモンスタークロスカテゴリが始まったと言っても過言ではない。

オリジネーターに敬意を払って。

(BGのROCK’N ROADモンスタークロスにも付いてる@ブラックマウンテンのショップにて)

 

レジェンドの復活というエモい理由でのチョイス否めませんが、48Cというラインナップも最高に気分だったんです。43Cしかなかったので嬉しいですね。

時代にアジャストしてくれました。

 

早く土の上を走ってあげたい。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

先日のキャンプライドでは、SALSAのANYTHING CAGEを取り付けて、寝袋とテントをくくりつけました。

Bicycle camping for Suigennomori

こんな感じです。

キャリアはSURLYの8PACK RACKを。

バッグサポーター+天板にはVOILEで溢れちゃった荷物を。

 

M-1に比べて天板が広いので、バスケットなしでも使い道あってマルチに使えました。

(そういえばカゴなしの自転車も久しぶりだな。。)

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

当初はハブダイナモを入れたかったんですけど、パーツ難民で全然手配できなくて、結果CHRIS KINGになりました。

BOOSTのKINGなんて、まさか自分が買えるとは思ってなかったけど、KINGのリングドライブにライド中多大な恩恵を受け、アングリービーサウンドに癒されます。

今の所最高でしかないです。

ごちそうさまです。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

ここまででらしくないパーツチョイスとスタッフにいじられたので、自分も落ち着くチョイスを。

GILLES BERTHOUDが使いたかったのですが、穴あきが残念ながらお尻の形に合わず。。どうしよう、馴染むかな。すごいカタチは気に入ってるので、しばらく頑張って使ってみます。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

錆止めくらいの意味合いで、ベッとフレームを塗って、デカールは簡単なのをポン!

あとは使ってくれー!という感じが、カリフォルニアの憧れのバイクのオーラに近い。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

コンポは今はマウンテンコンポを使用していますが、ドロップバーにするタイミングでGRXにしたいなあ〜。

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (15")

最後に走ってみての感想。

MTBライクなルックスとは裏腹に、距離を走るバイクとして優秀だと思いました。

とても心地が良く、紳士的な乗り味。

芯がしっかりしていて、積載を伴うシチュエーションも、そこまで影響はありませんでしたので、しっかりライド自体も楽しめました。

 

29erにしたのも日常使いと走破性というポイントにおいて、いい判断だったなと。

起伏の激しいオンロードだと、やっぱ登るのでドロップハンドルいいと思います。笑

 

 

結局650Bのホイールも欲しいです。

主にマウンテンバイクするときにそっちの方がバイクコントロールしやすそうだし、タイヤのラインナップもしっかりありますからね。

ホイール2セット組んじゃおうか。笑

 

 

 

こんな悩みを一台のバイクでできる幸せ。

懐が深すぎて遊び方が多岐に渡りそうなので、これからがほんと楽しみです。

Bicycle camping for Suigennomori

Black Mountainのサイトで、ラカブラの説明がこう書いてありました。

 

『ラカブラを必要としてなかったみたいですけど、1度考えてみると所有する必要があることに気づきます。あなたは走る場所を探してる。どこをどう走るか、その可能性を開くのがラカブラの仕事です』

(松本ヴァイブス訳)

 

まさにこれからそれを体験していけるんだなと思うと楽しみです。

RIVENDELL以来の衝撃で、最高のおもちゃを手に入れました。

 

デジがもうしばらくで、この前のキャンプライドの模様をレポートしてくれるようなので、別角度でそちらからもチェックお願いします。

 

 

長々と失礼しました。

 

今日はこんな感じで。