毎日乗れるハードルの低さと、メローなマインド。
それでいて乗ってる最中はビュンとスピード感を楽しめる。
アイス業界に例えると(なんでアイス?)絶対溶けないアイスを作るくらい矛盾、命題のように感じてましたが、自転車の方はできました。
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Tomii cycles/Canvas Allday Road
FromテキサスUSAでハンドウェルディングされてる、Tomiicyclesの生粋のロードバイクをクルーザーにアッセンブルさせていただきました。
毎日乗れるロードバイクがまず着想で、そうなったらハンドルはドロップじゃなくってもいいんじゃないですかねー?からのスタート。
ベースがロードバイク、リラックスポジションでゆっくりと。
相反するテイストが混ざってみると一体どんな感じになるかと思いましたが、これが大あたりでした。
ENVEカーボンフォークのCANVAS、フロントにバスケットやキャリアが取り付け難しいので、SWIFT INDのZeigeist saddle bagで解決できました。
ガバッとフラップを開けて、ぽいぽいと荷物を積んでやってほしい。
アップライズはそこまで要らないと思ったので、最後までLOSCOとお迷いいただきましたが、結果もっとライズの落ち着いたチョコを選択。
ロードだったらこのくらいのアングルがいいかな?と思ったけどまずはハイコラムで組み付け。
オーナー様のご要望でベルもTomii製で揃えました。
ハンドハンマードとは思えぬ丁寧な仕事ぶり。
原子番号22番、タンチーでございます。
ここ軽くなるより自分が痩せた方が早いけど、かっこいいから痩せないでこれ付ける。
レーシングコンポーネントに心地よい違和感をプラスしてくれてる、レザーサドル。
こういうセッティングで組むとポジションもお尻に負担がかかるので、レザーサドルを仕込んだのは確信犯的な判断。
コンフィーな乗り心地を実現。
サドル自体はフロムフランスGilles berthoud.
久しぶりにフロントダブル。
Shimano105をギア関係で揃えていますが、クランクがデザインがゴニョゴニョなので、VBC Crankの出番。
BLUELUGでもWhite indのバラ売りが開始したので、アレンジがしやすくなったのはメカニック的にも嬉しいニュース。
ひとまずロードバイクセッティングにて。
このバイク、乗ってよしでカッコよしなので、自分のTomiiもこんな感じにしたい。
このまま街をクルーズしてもらうのがいいかな?とも思いつつ、ハンドルをいつかドロップハンドルにしてしまえば、がっちり日常を飛び越えたツーリングができそうです。
ロードバイクって乗れなくなっちゃう方なんでだか多いんですよね。
流通数は相当なもんなんです。
核心つきますけど、原因ハンドルだと思ってます。
日常のスケール感にはドロップハンドルって必要なんかなー?と自転車屋の僕が思ってるんだから潜在的に悩みを抱えている方は少なくないはずです。
このバイクを思い出してもらって、愛車とのスパイスにしてもらえたらいいかな?と思います。
ロードバイク、楽に乗っても反則じゃないですよねー?
それではまたまた。