ぶっちゃけます。
MASH欲しかったです。
サンフランシスコのプレミアまで行かせてもらって、欲しくならない訳ないでしょ。
長年に渡って、Rivendellを愛してきたので、Mash workはキャラじゃないかな?と自分に言い聞かせ見逃し、いよいよSTEELが入荷した時にときめく気持ちを抑えながら、若手に譲る形で大人の対応をしました。
そもそも懐かしみながら乗る物でもないし、このマインドは物事をアップデートするというより、焼き増すみたいな感覚があるので、ちょっと気が引けました。
それに熱中していた頃に比べて、パッションが今上回る自信もなかった。
でも、もう我慢できません。
という事で、偶然のご縁をいただいてMASHを手に入れる事となりました。
今自分のライフスタイルを考えると、自分にとって固定ギアのストリートバイクが望ましいわけではありませんでした。(少なくとも今は。)
自分に合う使い方を模索した時に、トミーからのアドバイスを受けて”フリーギア”で乗る事から始める事にしました。(店員同士で接客しあう)
これで気が楽になりました。
ただエブリデイバイクみたいに重厚、機能手厚いバイクにはしたくなかったので、シングルスピードクルーザーのように街を流しながら精神的にも見た目的にも気軽に乗れる感じのセッティングをプランニング。
前置き長くなってきたのでそろそろ肝心のマイバイクをご紹介させてくださいね。
Mash Steel/Size:S
個人的な拘りとして、『新車は新品パーツで組む』みたいな謎のポリシーがありましたが、綺麗に崩壊。
昔から持っていたパーツとか、仲間からブツブツ交換したものが中心で今回のバイクが出来上がりました。
ほっとくと、すぐ楽チンハンドルに逃げるので、そういうハンドル禁止!
という事で、ドロップハンドル未満で前傾姿勢が楽しめそうな、Rivendellデザインのアルバスタッシュバーを採用しました。
これは元々持っていました。
マルチポジションで握れるし、まあ何と言っても見た目がかっこいいんですよね。笑
自分がMash Steel組むなら絶対付けたかったハンドルー。
ダウンチューブのMashロゴは剥がしちゃいました。
ペイントがとにかく特徴的なので、なるべく他がシンプルな方が楽しめそうだよなーと思ったので。
カラーソースはGITZOというメーカーでカメラに使う三脚。
フォトグラファーでもあるMashのボス、マイクのセンスが素晴らしい。
BMXメーカーのプロファイルレーシングのトラックハブを使っています。これは所有していました。
特に性能面で使っているというより、気持ちです。
昔フリースタイルのピストに乗っていた時から、パーツはプロファイルと決めていたので。
上履きみたいだけど、Vansのスリッポンを履いてスケートをするのと同じ気持ち。
Philwoodのヘッドセットがもう間も無く再入荷予定なので、入荷したら交換予定です。
(結局夏しっかりトリックでもやろうかなーと思っているので、品質的に信頼が1番のphilにしたい。)
ContinentalのBascket ballタイヤをつけました。ちょっぴり硬いですが、頑丈そうで好印象。
タイヤサイズは32Cちょい細めかなと思っちゃいました。
最大クリアランスの38Cくらいまでがいいかも。
フレームがしっかり固めなので、タイヤからもうちょいクッションがないとおじさんの体には少々厳しめ。でも負けないのね~ん!(これもおじさん世代)
日々の通勤だとメインで使ってるツーリング車、スピードが足りない時があるんですよね。
時間気にしなければいいんですけど、これがどうしてか通勤はギリギリ。
そんな時にトミーに勧めてもらったピストバイクの”フリーギア化”
シングルスピードのロードバイクって感じでしょうか?反応も気持ちよくスピード感も申し分なし。
ギアは要らないです。
結局楽してる事に気づいたし、シングルの方がメンテもし易くて、見た目も美しいので今の気分。
この前のJoe appalloosaのブログにも同じようなことが書いてありましたが、Bramさん同様、2007年の世界的なトラックバイクムーブメントというのは、飛び散る人の興味を一瞬にしてトラックバイクに惹きつけた。
後にも先にも僕が経験する中では一番自転車というものが輝いて見えていた瞬間でした。
気づけばしっかりと、知識もついて自転車というもの自体にもウケを狙ったり、高度なものが欲しくなったりしがちなんですが、やっぱり要所要所どこかで立ち止まるきっかけを作ってもらうと『これ果たして俺に必要?』と思ったりするもんです。
僕の軸というのは間違いなく『トラックバイク』であり、適度であり適切。
それを今とすり合わせた結果が、今回ご紹介させてもらったMASH STEELだったて訳です。
そんな感じです!