少し前のカスタムのお話なんですけど、素敵だなあと思うカスタムだったので、この辺でご紹介したいと思います。

 

以前幡ヶ谷店にて納車させてもらったCROSS CHECKと何年かぶりの再会をしました。

確か担当メカは金子だったと思います。

バーテープも劣化しちゃったので、全部外しちゃったとのことで、外見はそこそこくたびれを感じます。

乗ってる距離はそこまでではなかった様子ですが、保管に伴うくたびれた部分なんかを直すついでに、自分にフィットしていなかった箇所を一度洗ってもらって。

キーワードがポツポツと。

2段フロントギアの仕組みを変えたい。

そうなると最近のトレンドというか、もはやスタンダードになったフロントシングルが登場。クランクはSuginoなので、勿体無いから使い回し。

Wolf toothの線で考えましょう。PCDと歯数がたくさんあるので、大概のバイクにフィットします。

サビや汚れ、要調整箇所も見つかります。

しっかり組んでくれてるので、パーツの個体ごとは申し分ないグレードのものがつきますが、念のためセミオーバーホウルで承り。

ドロップハンドルでしたが、ハンドルも交換します。

ライザーバーに交換して乗りやすくしてあげて、ついでに何かしらの積載能力をプラスとのご希望でした。

バスケットはちょい違う。となると、バッグで解決かなあというお話し合い。

荷物はそこまで多くないとお伺いをしたのでサドルバッグがイイかも。

 

仕上がりがこんな感じです。

ドロップハンドルからNITTO B802ハイライザーバーへ換装。

これだけでも随分と気分変わりますね。

ステムはそのまま使わせてもらいました。

ご依頼に沿う形でフロントシングル仕様に。

クランクアームは使い回し、WOLF TOOTHのチェンリングを買い足すのみ。

無駄なトラブルもこれでなくなると思うので、ガンガン使いまくってください。

セミオーバーホウルでお承りしているので、外せる箇所は分解洗浄しています。

フルオーバーホウルは全分解ですが、自転車の原型を保ちながら、悪そうな箇所をピックアプして整備していくので、値段と時間は半分くらい。

いっそめっちゃカスタムしてしまいたいなあ。と思う方は工賃もある程度まとまるのでおすすめです。

フロントバスケットは付けない!

その代わりにSWIFTのZeigeist saddle bagを取り付けました。

日東の65シートポストだったので、OACのerlen bag supporterをクリーンにセットアップ。

手荷物くらいとのことだったので、このくらいでいいですね。

X-PACをお選びいただいて、ネオクラシックな印象で。

改めて全体像を。

納車して数年が経過していて、今回大きく手をかけていただいたのは今回が初めてだったと思います。

このカスタムがキッカケによりよく使えていたら嬉しいよなあ。

 

そんなところで、台風気をつけてください。

今日は趣味に生きる男のカスタムケースをご紹介でした。

 

それでは。