一年のご褒美、何か買いましたか?
僕は細やかですけど、カセットウォークマンを買いました。
ここ数年カセット新譜も積極的に出てるし、新譜を聴くために買うのは面白いだろうなと。
これでストリーミング、レコード、カセットの環境が整ったので色々と捗りそう。
やっぱ何か調べるとか探すとか新しいものって楽しいですよね。
終わらないから本題いっときましょう。
気がついたらもう今年最後のバイクチェックになっちゃうのかって感じですが。。本日は3台ご紹介します。
1台目!
Allcity /Space Horse Disc Size:46
少し前のロットになりますが、シクロクロッサーの旦那様が奥様へのプレゼントとして組ませていただいたSpace Horseをご紹介。
フレーム自体は実はAllcity主催のイベントでゲットしたプライズだったんです。
旦那さまもAllcity乗りだし、期せずしてペアルックとなりました。
組み立ては私がご担当、テーマはレーシーなニュアンスだけど日常バイク。
ちょいちょい旦那さまが持ってたパーツなんかも使いながら、組み立てとなりました。
フレームカラーにリンクする形でC.KのヘッドセットはMangoカラーにて。
つられるようにバーテープ周りもそれに馴染む形で。
実用性も確保したいところだったので、Mashのフロントラックをお取り付け。
Wald halfつけることでボンと荷物も載せられるようにしてます。
ダイナモ化、長い目でみて必要と感じたのでエイっとインストール。
SONのものは少し金額しますが、回転の抵抗の少なさ、デザイン、メンテナンス面踏まえてベストなチョイスなのでしょう。
ディスク対応はまあまあな金額いたしますが。。。
PacentiのForzaリムを使って渋すぎないバイクの雰囲気をキープ。
テクニカルな説明になりますが、このリム組んでてほんと印象良かった。
オフセットリムってのもあるけど、スポークテンションも左右で安定するし、HEDのような芯のある硬さもしっかりと感じることができました。
組みやすいリムは乗り手にとってもメンテナンスの頻度下げられるので双方にとってイイことしかない。
650Bのディスクリムをご検討の方はおすすめー。
GSCのドロップハンドルは旦那様が以前何かに使うだろうと思って買っておいたものを運用。
女性にしてはハンドル幅がやや広めですが、バスケットのクリアランスをしっかり確保してくれるのは嬉しい誤算。
乗り物なんで旦那さまの愛で、サブレバーを装着。
僕もこんなジェントルな男でありたい。
ファンレースもいずれ!とのことだったので、レザーサドルではなくケアの必要がないアメリカはサンタクルズのWTBからSilveradoをチョイス。
破れやすい位置にケブラーで補強があったり、オフロードを熟知するブランドならではの配慮。
そこそこ値ごろと言える金額のサドルですが、とっても万能でついつい使っちゃいますね。
シングルスピード!
ギアード化の可能性も踏まえて、ナローワイド標準装備なRival-1を!
XC-3はブラックアウト!
きわめつけはPhilcentricBB!だね!
シングルスピードアッセンブルにあたって、変芯BBの大ボスフィルセントリックBBを。
(フィルセントリックの説明はダンカンポストしてくれたブログが理解しやすいのでぜひ)
タイヤクリアランス怪しかったですが、ギリギリULTRA DYNAMICOのタイヤが入った!
もうぶっちゃけ理想のスペースホースが完成して、やけに達成感があります。
このバイクでついこの間開催されてたBikeLore10に出走してくれたみたいです。
しばらくはこんな感じで楽しんでもらって、後々はお子様と一緒に楽しめるようにチャイルドシートのお取り付けだったりとか、幅をもってスペースホースを楽しんでくれるとか。
Rivendell/ A.Homer Hilsen Size:54.5
かつてのフラッグシップモデルだったHomerも、USAメイドからもっと買いやすいラインナップになって復活しました。
なんか早くもディスコンなムード漂ってますが、Homerかっこいいから個人的には継続的に作って欲しい品番。
という訳で、Samhillborneの先祖に当たるHomerのご紹介を。
もともとの系譜を辿ると実はBridge Stone USAに辿り着くのが面白いんですけど、中でもXOシリーズのスタイルはRivの表現するカントリーバイクって価値観と深くクロスオーバー。
ということで今回のバイクは頭の片隅にUSA BSを思い出しながら組み立てスタート。
今回はアルバスタッシュバーも使うし、93年のカタログにあるような、クラシックなBSスタイルにて。
今のRivのフレーム作りとは少しニュアンスが異なります。
上馬の谷さんのいう”細Riv”には当時のCountry Bikeの価値観が、ClemやJoeあたりから”Hille Bike”の価値観が色濃く反映されてます。
こちらのHomerは前者のCountry Bikeという位置付けに。
当時はRivのボスグラントさんも含めて年齢がお若かったんでしょう。(今ももりもり元気で水たまり突っ込んでますが。)
面白いもんで、そんなのも時代と共に反映されててRivの中でもキリッとした乗り心地が楽しめます。
太Rivはどちらかというと、寝そべるようなシートアングルにロングチェンステイなので、低重心でずいーっと這うように進む感覚。
ちょっとやそっとじゃバランス崩させないぞって安心感がある。
フレームそれぞれ特徴的なデザインがあるので好きなヤツで!と言いたいところだけど、結構個性が分かれるので、Riv乗りのスタッフを捕まえて色々と聞いてみるのがいいかもですね。
ちなみにこのオーナー様はスチームローラーから訳あって乗り換え。
ある程度の長距離移動も踏まえつつ、かつて乗られてたスチームみたいなロードバイクっぽいニュアンスも僅かに感じられるRivをとのことでSamとの検討の末、より軽い乗り心地のHomerへ着地。
そんな感じの経緯でした。
最後!
SURLY Disc Trucker /Size:46
最後はモデルチェンジ完了後のブランニューディスクトラッカーをバイクチェック。
僕自身もファーストコンタクトだったので思った事も含めてバイクチェックしていきますね。
オーナー様は女性の方でした。
ありがたい事に、以前対談企画で参加したBRUTUSをご覧いただいて、ご来店。
今は街乗りになるけど、いつかはロングのツーリングにも出かけてみたいとの事で両方の用途を賄えるディスクトラッカーを。
『今回はMTBのコミューターカスタムみたいな雰囲気がいいんですよね。』
とおっしゃっていただいたのでフラットバーにバスケットスタイルのこんな感じの着地に。
色味は増えすぎないように、3色程度でバランスをとりましたが、少し黒すぎたかな?と思ったので、シルバーで少しずつ柔らかい?軽い?感じの雰囲気をプラス。
新ロットの特徴はなんと言っても、スルーアクスルにフラットマウントでしょう。
スルーアクスル、ハブ周りのかっちり感は気持ち上がったように感じます。
あと強制的にホイール位置出せるのもブレーキの微調がなくなるので、手間が減りました。
フラットマウントはブレーキのチョイスがまだまだ難しいですね。
TRPかTEKTRO、価格帯変わってPaulなんかがラインナップですが、ツーリングにも油圧の波を感じずにはいられないかなと。。(ワイヤー引きがやっぱいいなぁ)
つい最近再入荷のXC-3も早速。
説明不要のマッチングですがOLDMTBというキーワードをいただいたので、呼吸をするようにこのペダルに決定。某SUNTOURのあれが元ネタって感じなのでね。ここは流れに乗りましょう。
という訳で進化完了のディスクトラッカーです。
フレーム自体に若干の仕様変更はあったものの、乗っても組んでも安心感が抜群な渋いモデルです。
お住いのお近くに荒川があるとの事だったので、日常のイージースピンからスタートして知らない場所まで連れてってくれるような相棒に成長してくれれば僕も組んだ甲斐があるってもんです。
いやーしかし、今年もほんとナイスバイクを組みまくった。
まだまだ紹介しきれてないバイクたくさんあるのですが、来年の宿題になっちゃうかな?
今年あと一回くらいブログ書かせてもらう予定なのでまだ年末の挨拶は言いません!
それではまたー。