こんにちは。トミーです。

4km走ったら足が筋肉痛になりました。まあまあまあ、それはね別に仕方ないですよ。普段走る事ないし、なんなら自転車ばっか乗ってるから歩く事すらないですからね。

ただ何に驚いた(がっかり)したって筋肉痛が1週間治りませんでした。なんでやねん!まだ23歳!もう少し自然治癒力あるでしょ!高校生の頃とか一瞬で治ってたし、そもそも筋肉痛にならない身体だったのに。

でも不思議な事に自転車乗るとほぼどこも痛くなくなるんですわ。チャリ最強かよ。

そんな最強なものを更に最強にしたくなるのが人間なんです。哲学的。

今回はお客様からご依頼頂いたトラックバイクのカスタムについて。

お持ち込み頂いたのは、Cinelliの完成車。アルミフレームなので良く走ってくれそうです。写真撮り忘れました 汗今回はクランクをアップグレードします。こちらは純正のクランク。↑↑↑

スクエアテーパー式(BBの四角い軸にクランクアームを差し込む一般的なタイプ)です。

これを最近主流になってきたアウトボード式(BBにシャフトが付いたクランクアームを差し込むタイプ)に交換します。左がスクエアテーパー式、右がアウトボード式のBBです。同じBBなのにこんなに違います。

アウトボード式は軽量で剛性が高く、踏み込んだパワーをロスなく伝達してくれます。

走るのが好きな方はもちろんオススメしたいし、シングルスピードだともたつきがちのストップアンドゴーも楽になるので街乗りを楽しんでいらっしゃる方にもバッチリです!その中でもとびきり最強の…ROTOR 3D track crankをインストールします!

これは走るの楽しくなっちゃうぞ〜

それではレッツクッキング!純正のクランクアームとBBを取り外して、ネジを切り直しました。この工程がとっても重要!ネジ切りが粗いと取り付けの時にフレームが壊れてしまう事も…ネジを切り直したらフェイシング。キッチリBBが取り付け出来るように面を出す作業です。

それは何をやってるんですか?って聞かれがち笑BB装着!RotorのBBの精度の高さもあってスルスルピッタリ取り付け出来る感じが気持ちいい!

ここまで来たらもう少し。クランクアームを取り付けますよー! はいっ!付きました!PCD144なのでチェーンリングの選択肢が多いのも嬉しいです!三 ( 卍^o^)卍ドゥルルルル

回る回る!見た目もカッコ良くていいんだけど、ROTOR 3D track crankが最強だっていう秘密はここ!

指差してるちょっと色が違うところ。ここ、円柱状の穴が掘られてます。しかも3本。すっごくない?めっちゃ興奮する!

強度足りなくて折れるんじゃね?って思いがちだけど、トンネルと同じ原理で円ってすごく強いので逆に剛性がアップしちゃってます。軽量化の効果もあり!ハンパなさすぎ!クランク界の大迫勇也!

ひ試走も終えてひとしきり興奮したところで、お渡しの準備。

クランクは自転車の心臓部なので変化を感じやすいんです。この後お渡ししたこのお客様からも「うわー全然違う!」頂きました 笑 やったぜっ!

最後に弊社フィルマーのモングチャングが撮ってくれた作業の映像で締め括り。

暑すぎるけど、冬になったら夏が恋しくなるもの。この暑さを自転車と楽しんじゃいましょう!(熱中症には注意だぞッ)

それではまったね〜ノシ