こんにちは!
代々木公園店のモンです。
今回は先日オーダー頂いた自転車のご紹介です。
RIVENDELL FRANK JHONES sr
最近ひょっこり出てきたこのフレーム。
2月10日(NITTOの日)に掛けましてゆかりの深いRIVENDELLの新作が発表されました!
Rivではほとんど出てこなかったシングルフレーム。
ありがたい事にRIVENDELLがBLUE LUG10周年を記念して制作してくれました。
ブルーラグにはサイズ違いで50セット。
RIVENDELLってブランドの背景だったり組み方に暗黙のルールみたいなのがあります。
なかなかハードルが高い自転車なので、ご依頼頂いた時めっちゃ余裕そうな顔してましたが内心超ビビってました(笑)
そんなオーナーさんからの外せないポイントは「ピストに負けないくらい速いRiv」というテーマで、リベンデルらしさはあるけど足回りはしっかりピストのパーツで組みたいとのことでした。
そんなこだわりが詰まったスペシャルバイクがこちら!
めちゃくちゃクリーンでナイスなFRANK JHONS。
フレームサイズは48。ホイールが650B。
澄み切った青空みたいなブルーですね。
フレームサイズは48より大きくなると700Cになります。
そう、つまりこいつは650B。
ツーリングとかマウンテンバイクに多く用いられるサイズで、太いのが圧倒的に多い。
速く走れるタイヤって数多くないんですよね。
常に「ピストより速い。。」ってワードが頭にあったのですがハッとした瞬間ですよ。
これがあったじゃないかと。
パナレーサー パリモト
名前にちょっと癖があるこのタイヤですが、そんな話はさて置いて。
サイズは27.5×1.5。
まぁなんとストイックなタイヤなんでしょうか。
そしてなによりロゴがカッコイイ!
これをご提案させてもらった時、「いや、それはちょっと…」と言われずにあっさりオッケー貰えました!ラッキー!
お次はチャーミングなNITTO M-1B!!!
僕、ラックつけるの大好きなのでオーナーさんの口からフロントラック付けたいと言われた時、嬉ションしそうになりましたw
シングルフレームってフロントラックつけるダボがほぼないんですよね。なのでこれ新鮮。
3点で止めるM-1に比べると5点で止められるM-1Bは耐荷重高め。
普段は街乗りだけど休日はキャンプ!的なアクティブさを求められるのであればこれも視野に入れていただきたいです!
M-1bのステーの止め方は、4本のステーを四つのダボで止めるか二つのダボで止めるかによって印象が変わります。
正直好みなのですが、ここはオーナーさんのこだわりで四点止め!
ただ真っ直ぐ付けるのも寂しいので、ここはRIVENDELLがよく曲げステー使っているので曲げます!
互いのステーが平行になるくらいに。
ラックの高さはなるべく低い方が好きなのでクラウン側のステーを加工して極力タイヤに当たらないくらいラックを下げました。
余ったステーをカット。後戻り出来ない作業なのでノギスで採寸、ケガキします。
カットしたあとの仕上げはひたすら頑張って丸めます。
仰々しいパーツは付けないと最初の頃話されてたのですが途中でブレーキが変わりましたね。笑
アメリカンMTBコンポーネントメーカー、ポールが繰り出すレーサーブレーキ!
リベンデルってゆったりしている印象がありますが、このフランクジョーンズはとても速いのでブレーキの制動力は高いに越したことありません!
ドライブトレインは最強の組み合わせ。
SUGINO75にphil wood ハイフランジハブ。
BBにはphilのボスが1番自信を持っているパーツだと公言しているスクエアーテーパー。
コグはWhite industries社製のフリーコグで、耐久性に優れ、精度も良く、密閉性も高いので雨の日でも安心して走れますよ。
最後にサドルとバーテープはおまかせ頂いたので落ち着いたブラウンにハンドルの内側はネイビーを巻かせて頂きました!
お任せしていただけて大変光栄でしたが、やはりお渡しする時は緊張…
でも、そんな緊張も吹き飛ばしてくれるほど喜んで頂けて、おまけにこんな写真まで撮らせていただけてめちゃくちゃ楽しかったです!本当にありがとうございました!