こんにちは。こんばんは。代々木公園店サンバです!
お久しぶりのブログになってしまいましたが今日も変わらず元気にメカニック修行に勤しんでおります!
突然ですが、先日Youtubeに投稿された『突撃!隣の ”Bag” check』見て頂けましたでしょうか?
恒例企画の突撃バイクチェックの番外編として始まったこのシリーズ。Bluelugスタッフのリアルに使っているバッグたちと慣れないMCに苦戦するサンタさんと僕が見られるのでまだの方は要チェックです!
そんなバッグチェックにも登場している僕のニューバイク。
オーダーをいただいている作業の合間を縫って性懲りもなく新しく自転車を組んでしまったので、前回ブログに引き続き私物バイクの紹介をさせてください!
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra (16″)
Monstercrossに引き続き、大好きなBMCよりLa Cabraを。我慢できずにおかわりしてしまいました。
涼しくなってきた最近のお休みはBike therapyと称して忙しい日常からエスケープ、心の休息を求めて友人たちと林道ライドに出かけることが増えてきたのですが、そんな中で乗るのがあんまり上手く無い僕にとっての”オフロードバイク”としてのMonstercrossの限界が見えてきたというのがひとつ。
リムブレーキに比べてディスクブレーキのチャリって実際何がどのぐらい違うんだろうという単純な興味もあり。(気がついたら持ってる自転車全部リムブレーキでした汗)
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でも結局これが理由かも。海の向こうのリアルなバイクたち、簡素な造形とペイントにOSヘッドチューブ。スペック云々より先に単純にルックスにビビッとキてしまいました。
29erの2.3まで入るタイヤクリアランス、ブーストハブ、ドロッパーシートポストとワードだけ聞くとMTBなのに、トップチューブ短め、ヘッドが立っていてドロップハンドルを前提としている設計も気になるところだったり。
あとは弊社Youtubeのこの動画にくらっちゃったのもあり。俺もシャカシャカペダルを回して山道を登りて〜!ってなります。
代々木公園店の終礼で「松本さん!俺La cabra乗りたいっす!」と発言してからはや1ヶ月。
お休みの日のピットを使わせてもらって組み付けました。
ヘッドはOSアヘッドなのでいつものやつ。
耐久性や回転の滑らかさはもちろんですが、個人的にDigっていて最高カッコいい!となるバイクはKing率高いです。
フラットバービルドにしたのでステムはちょっと長めの120mmです。ハンドル位置が高くて体に近いので意外と遠い感じもせず。最近店頭のみでしれっと入荷しているParagonの薄いテーパースペーサーがお気に入り。
ヘッドチューブの位置が高いのでほぼビタ切りセッティングですが、ぶっちゃけこれでもちょっとハンドル高いかも。
ハンドルはずっと気になっていたBtchnより4130 low riser。チタンもカッコいいですがクロモリモデルのパウダーコートのマットなブラックがありそうで無かった系。ロゴがちゃちい(褒め言葉)カッティングなのも最高!
ブレーキレバーもブランドの繋がりを意識してPaulのDisc/Vブレーキ用レバーLove leverで。削りだしの造形が美し過ぎてなでなでしたくなります。
ブレーキも合わせてPaulのKlamperにしました。
タッチの良さ(レバーを握った時のピタっと止まる感触)は噂通り異次元でした。スピードが出てなくても意味もなくブレーキを握りたくなります。
調整のしやすさも新米メカ的にはありがたかったです。このしっとりマットなシルバーが大好きだ!
ホイール周りはProfile racingのMTB用のハブで無骨にアメリカンに。
個人的にはBMXのイメージが強いブランドでしたがこんなパーツもあります。ノッチ数が多いとペダルを踏みこんだ時の反応が良くて山で走るにももちろん調子よし。BMXブランドだと日本のKuwaharaのブーストハブも気になってます。
リムはWTBのKOM Tough。29er(700c)にしました。
27.5のどっしり戦車感も捨てがたかったのですがスピード感も欲しくてこちらに。700cの速度感も残したままMonstercrossでは使えない2.25inch(57c相当)のタイヤが入れられて大満足です。
タイヤはクリアランスほぼMAXの2.25、転がり良さそうなトレッドに惹かれてWTBのRanger。結果最高でした。ノブが低くて転がり良く、タイヤが四角じゃなくて丸っこいシルエットになるところも気に入ってます。
PhilのBB、XTのクランクは最近乗ってあげられていなかったWombatくんから載せ替えました。 同じマウンテン規格なのでスペーサーもそのままポン付けで。フレームが変われど使いまわしたくなるパーツっていいですよね。
Wombatの時はシングルだったのでなるべく重くと選んでいたチェーンリングはWolf toothの36T。このフレームだとちょっとギア重すぎたかもです。
リアディレイラーはいつかドロップハンドルにした時にそのまま使えるようにShimanoのGRXにしました。中央についているレバーを切り替えるととチェーンが暴れにくくなる通称”山モード”に突入できるのもロマンです。
サドル周りは松本店長のLa cabraと似てしまってお恥ずかしいですが。SDGのサドルとThomsonのシートポスト。Bel-airってやぼったいシルエットと生地の切り返しがダサ可愛いですよね。
シートクランプも真っ黒のものがフレームに付属していますが、シルバーにしたくてThomsonに。シートチューブがドロッパー対応で太いのでサイズ(34.9)にだけ注意です。
そんなこんなで僕のLa cabraです。 フラットバーにロングステムでトライアルバイクのような?少しやんちゃな仕上がりになりました。
組んだだけで乗らないと何も分かんないよな〜ってことで先月は毎週のようにこいつで遊びに出掛けていたわけなんですが、舗装路や林道やいろんな道を走ってみて改めて気が付きました。こいつ良い意味で全然MTBじゃないです。
先日のサブさんのブログ でも書かれていましたが、ピュアなMTBのように前輪が迫り出している感覚が無く、ハンドルを切った感覚も普通のチャリに近い。
ホイールベースがキュッと詰まっているのでキビキビと反応も良く、めっちゃ走れるじゃん!と感動。
下りではガチガチのMTBのような走りはできないけれど僕はそもそもそんな乗りかたをしないし、林道のなだらかな砂利道やたまに現れるガレ道を不安なく楽しみきるにはちょうど良いスペック。自転車を使い切れている感覚がしてとっても満足度が高いです。
普段は代々木公園店に置いていますので試乗もぜひお気軽に。このMTBでもグラベルバイクでもない(そしてめっちゃ調子良い)乗り物を是非是非体験しに来てください〜!
グラベルバイクよりもオフロードでの走破性が欲しいけどMTBほどオフロードに振った乗り物が欲しい訳じゃない。そんな方にピッタンコかなと思います。
僕はもっと寒くなって山に行くのが辛くなってきたらPass and stowと前カゴをつけてシティーでも乗り回したいな〜と計画中です。(都会を走ってるオフロード車もカッコいいっすよね)
最後に最近マイLa cabraで行ってきたライドの様子をシェアハピして終わります。
愛車自慢ブログにお付き合いいただきありがとうございました。ヨヨコーサンバでした!
↓先日ヨヨコースタッフみんなで行ってきた多摩川ナイトイージースピン
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↓他業種の友人も巻き込んでの林道散策ライド
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