こんばんは。代々木公園店クリントです。
先日のデジさんのブログにも綴られているように、bike friday tokyoが本格始動してきました。
幡ヶ谷店から程近く、さらには弊社のお花屋さん&電動車のお店タンデムからはもっと近い、6号通り商店街にbike friday tokyoはあります。
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最近はホームページもリニューアルされてめちゃくちゃいい感じなのでのぞいて見てください。👀
そして、急に私ごとですがこの度クリント、bike friday tokyoのお店に立つことになりました!
とはいえ代々木公園店からいなくなるわけではなく、ただいまbike friday tokyoが営業している金、土、日曜日以外の平日は代々木公園店におります。
—-クリントスポーン地—-
・(金)(土)(日) BIKE FRIDAY
・(月)(水) 代々木公園店
当分はこちらで何卒よろしくお願いします。
そしてそして、実は僕もbike fridayをゲットしてましたのでご紹介させてください。
*BIKE FRIDAY* All-Packa
僕にとってはオハツな「ハンドメイドフレーム」。
実はbike fridayは自分の体の採寸をしてオーダーメイドでフレームを作成してくれるメイカーです。
オレゴン州で30年以上折りたたみの自転車を作ってるブランドです。
ドキドキしながらダンボールを開けると待っていたのはコンパクトに包装されたフレーム。
ヘッドパッチ、トランクケース翼が生えて飛んでいるデザインなのが可愛いです。
ヘッドバッチの通りbike fridayは旅行や旅に連れて行きやすいように折りたたみの小径車。
トランクケースに折り畳んだバイクをしまいこんで旅に出ることができる。
僕らがいつも触ってきた自転車と同じはずなのに明らかに他とは違う異質なシルエット。
「ちっこいのに太い」。このシルエットが刺さった方は変態です。
僕が選んだのはbike-fridayのラインナップの中でもパッキングしながらのツーリング、トレイルが得意なall-packa(オールパッカ)と言うモデル。
すでにbromptonを所有しているので一番太いタイヤの入る振り切ったall-packaを選びました。
乱暴に言うと「直感」です。僕は気づかないうちにファットタイヤミニベロに心を奪われていたんだと買ってから気づきました。
あえてここで書かせてもらえるならばやはりbromptonを魔改造していたeerder metaal。彼の存在が大きかったような気がします。
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この魔改造bromptonは、ぶっちゃけいつ乗るの?って思う方もいると思いますが、そんなこと全部ぶっ飛ばしてしまうようなかっこよさにめちゃめちゃに惹かれてしまいました。
そのもっと前、ミニベロというジャンルの自転車に興味を持たせてくれたきっかけはVELO ORANGEのneutrinoでした。
今振り返ると、2020年のOMM参戦のためにこのバイクを組んだので今から約4年前になりますね。
ドロップハンドルで組んでみたり、OMMが終わってハンドルをフラットバーに変えてカゴつけてフェンダーつけて、街乗りしようにしたり。
eerderのbrompton用のバカデカバッグのためにフレームにダボを溶接して見たりもしました。
今思えば、めっちゃくちゃいろんな実験台になってくれたフレームです。このフレームがあったからミニベロのノウハウ(気づき)を貯めることができました。
実際、コンパクトになる便利さは唯一無二だと思うし、なおかつ太いタイヤが履けるって言うもんだから自転車を使うフィールドは広がります。
20インチの小径車は小回りも効くし、なおかつ2.0〜2,5位までの太いタイやが入れば小径車独特のクイッキーさも少しマイルドになるし、街中でも乗りやすい。
neutrinoは当時、自分の引き出しにはなかった車輪が小さい自転車のイメージをいい意味で壊してくれた思い入れのあるフレームです。
〜余談終わり〜
話をall-packaに戻して、組んでみてまず思ったのは全長の長さでした。
トップチューブが長い。
バイクフライデーはオーダーメイドフレームなので自分の身長、体重、股下を測ってオーダーをするので自分のサウジング似合ったフレームに仕上がるはずなのでこのトップの長さは僕の体にぴったり合っているはず。だとしたらどんな意図があるんだ…?
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色々みていてわかったのは(all-packaに限っては)だいたいみんな純正のハンドルに短めのステム(40〜70くらい)で乗っていると言うこと。と言うことはやっぱりトップチューブが長いのは必然で間違いではない。
トップチューブを長くすることで重心が低く、荷物を積んだ状態での安定感を実現しているよう。
この辺はツーリングバイクの要素がしっかりと組み込まれています。
実物が手元に届く前はハンドルめっちゃくちゃ悩んでて、いくつか候補を絞っていたのですが実際手に取った瞬間にこれっ!!てなりました。アルバトロスバーです。
何回も言いますがall-packaの特徴は全長の長さ。なのでトップチューブが結構長いです。
なので手前にスウィープしているコンフィなハンドルがもしかしてバチっとハマるのでは?ってのと同時に、、、
元rivendellスタッフのジェニーさんのbike fridayに心奪われてしまいまして、初めはバックスウィープ系のハンドルがいいなと頭の片隅で思っていたのが完全にクロスオーバーしました。
実はステムの形も選べます
↑↑↑こういう一体型のステムを選ぶこともできますが、僕はALL-PACKAを攻略するまでにおそらく数々のハンドルを試すんだろうと思って一体型ではなく、ステムを自由に選ぶことのできるタイプにしました。
20インチのちっこいホイールにall-packaは最大2,8のクリアランス(?!)
とはいえ2.8は太すぎ&そんなタイヤこの世に存在しないので2.25のschwalbe rocket ronをチョイス。
2,25の太さで街乗りもそこまでもっさりせずに走れます。
bike fridayはリムブレーキとディスクブレーキのモデルがありますが、all-packaはディスクブレーキです。
この辺はパッキングとかロングトレイルとかを想定しているからこそのギミックですね。
組んでみて、乗ってみて思うのは「専用のパーツで組まなくてはいけないところ」「カスタムに制限があるところ」がほぼほぼありません。
折りたたみのフレームなのに普通にスウィープバーつけれたり、バスケットつけれたり。
当たり前だけど大切なことです。
実際、コンパクトになる分バスケットが着いていてもそこまで邪魔になりません。
他のモデルと違ってダボもふんだんに実装されてます。
小径車ならではの上半身のスペースがこのダボによって有効的に使うことができる。
フロントフォークに3連ダボがあるのもアツいです🔥
折りたたみの小径車なのでできるだけ煩わしくないようにギアはシンプルにした方がいいのかとは思いますがフロントダブルでも組めます。
ギア比は少し重めで組むのが小径車の鉄則。この辺は少しメカニカルな内容になるのでもし気になる方はご相談くださいね。
bike fridayの中でも個人的には一番ワクワクが詰まっているall-packa。
街乗りでもトレイルでも乗り回して自分にとっての正解をこのバイクに落とし込んでいこうと思います。
ちょっと気持ちが入ってしまって長くてまとまりのない文章になってしまいました。すみません。
改めてbike friday tokyoのクリントをよろしくお願いします!
それでは、お疲れ様です!