こんばんは。代々木公園店クリントです。
先日、多摩川の奥の郷土の森へ行ってデイキャンプをしてきました。
セントさんとタクマと馬事公苑に集合してからチャリで1時間くらい。
お肉屋さんでちょっといい肉買って焚き火の上で焼いて食う。ちょっとした贅沢が普段パーツクリーナーを吸いまくってる体をリフレッシュしてくれます。
野ざらしの広場みたいなところでしたが直火OK。思ったより距離も近くてシングルスピードでも全然いけると思うので是非。
さて、ここからが本題。
本日はSURLYのMIDNIGHT SPECIALについてです。
かつてあったSURLYのロードバイク機、pacerの後継機として誕生したmidnight sp。
そんなmidnight spを自分用に組んでみました。
*SURLY* midnight special (50)
1番のお気に入りポイントはやっぱりここかな。
*STRIDSLAND* barnacle fork。
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デンマークのブランドで知ってる方は少なくないはず。
フレームも作っていて飛んだり跳ねたりするのが得意そうなall terrain bike(ほぼ全ての地形に適したバイク)っていうジャンル。
見てるだけでワクワクしてくるようなこのイカツイ肩。
ワケワカラナイくらいいっぱい付いてるダボ穴。
これがブルーラグ に入荷してきたときには、CRUST evasionとかbomboraとか?お客様でcross checkに入れてた人もいたなぁと色々な妄想が膨らみました。
割と同時期にちょっとまたSURLYに乗り始めたいなぁという気持ちが強くなってきていて、むかし乗ってたDISC TRUCKER引っ張りだしてこようかなとか色々考えていたわけですが、気持ちは完全にATB BIKEに傾いていたわけです。。
それでこの動画を撮ってもらいました。
今SURLYに乗るとしたら自分はどんなバイクに乗りたいのか。
僕の手持ちのSURLYはsteamrollerとdisc trucker。シングルスピードバイクとツーリングバイク。
3台目はどんなバイクがいいのかと考えていくと、だんだんとmidnight specialが気になってきました。
SURLYの中ではグラベルバイクに位置するモデル。
ハンドルは*FORAGER CYCLES* jemmy bar。860mmというイカれた幅してたので両端30mmずつカットして800mmにしてます。(まだイカれてる。)
こういうオルタナティブ系のハンドメイドのハンドルはそういう調子の良さとかスッとばして使いたい!ていう心の奥底からブワッてくる感覚があります。
(このハンドルに関しては切りすぎちゃうと逆にカッコ悪くなっちゃうので一旦、一旦800mmで乗り始めてます)
ホイールは動画内でも悩んでましたが、650bのバイクたくさん持ってるなと思って700c×45cの、フレームMAXクリアランス。
STRIDSLANDのフォークで700cハマるか不安でしたが、モックアップしてハマりそうだったので勇気を出して700cに。
足元は気合を入れて*CANE CREEK* ee wings road crank。正直タッカイけど、財産になる系。
スペックのことは言わずもがな。この手のチタンクランクは初めて使いましたが、高い剛性と軽さに驚愕します。
僕の愛車、いいでしょ。先日行ったデイキャンプでも大活躍。
そんなこんなでmidnight spに乗り出したわけですが、それとほぼ同時期に店頭展示車も組ませていただいてました。
今日はそちらもご紹介。
*SURLY* midnight special (50)
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今回、組むにあたってのソースにしたのはgenosackの面々が乗ってるこんなバイク。
OLD MTBにスウィープハンドルにzeitgeist、時にはバスケットで。
で、みんな軒並みswift indのバイクバッグつけてる。
この自由な感じがなんか無性にかっこいい。この野良っぽい感じ。
ペイントは純正カラーじゃなくってCOOK PAINT WORKSの今野さんに塗ってもらいました。
鈍いメタリックパープル。
タイミングよく入荷してきた*CRUST BIKES* ron’s ortho bar。幅690mmというモンスターコンフォートハンドル。太いタイヤの土臭いバイクにバチっとハマってくれそうです。
この佇まいでつけるハンドルバーバッグはもちろん*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist pack。
このバックスウィープハンドルに大容量のフロンバッグ。たまりません。
ハンドルがめっちゃ華やかだったんで、他のパーツは結構渋めに選んでます。
(↑↑↑コラムスペーサーのてっぺんの入れ方気に入ってて、富士山って呼んでます。)
足回り、この辺はMIDNIGHT SPを組む上ではもう大定番になりましたね。11SのGRXコンポ。
クランクは自分の中ではちょこっと変化球で YMC crank。このクランク、見た目も◎ですが、性能面もバッチリで、チェーンリングが標準でナローワイドのものがついてます。
なので11Sの組み合わせでもチェーンが落ちにくくてグーです。
1×11の組み合わせで理想のATBに近づけていきます。
目一杯太いタイヤを選ばせていただいています。27.5inch×2.1サイズにて。
サドルも少し野暮ったくしたくて選んだのは*WTB* pure-V race saddle BL special。ラスタカラーのサドル。肉厚でハリのある座り心地。革のサドルもいいですが、こういう革じゃないサドルもラフに使えてとてもいいです。
↑↑↑ちなみにこちらヨヨコーにあるもう1台のmidnight sp (54)。こちらはセントさん組みで純正ブラック素直な佇まい。実は同じタイヤなのですが、こちらは700c×42cで組まれてます。
midnight spが2台。店頭展示車として並ぶのはヨヨコー初めてかもです。よかったら乗り比べてみてください。おんなじフレームなのに全然違うバイクに感じるはず。
ほんといろんな組み方ができて乗り手次第で化けるフレームだなと。組んでいても楽しいです。
midnight special。これからSURLYの定番になる気がしています。
それでは、お疲れ様でした。
クリントでした。