たまたま自転車の購入を検討していた友人(写真左)をRivの世界に誘い、たまたまパーツを持て余した友人(写真右)をそそのかして、その結晶としてHOMERが出来上がりました。

今回お譲りしたHOMERのフレームも実はフレームも少し前の在庫で、傷が入ってしまい処理に悩んでいたところ、快諾いただいたので僕達的にもありがたい結びつき。

 

まさにWINWINの偶然が重なった納車だったので、記念にポストします。

 

Riv乗りが増えて嬉しい!

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

RIVENDELL /A.HOMER HILSEN

SIZE:47.5

キャリパーブレーキ期のサムヒルボーンからパーツ移植をしました。

*RIVENDELL* sam hillborne (55)

こちらがパーツ取した車体です。

 

パーツ構成はほぼ変えずに載せ替えが完了しましたが、55のSAMから47.5のHOMERへの載せ替えだったので、ホイールを650Bに組み替えしています。

 

それ以外はワイヤー類とか消耗品の一新くらい。

兄弟関係のホーマーとサム、受け継ぎもスムーズです。

 

コッテリ組むRivもカッコいいけど、彼女はスマートでシンプルな感じから始めた方が似合いそうだったので、ちょうど良いパーツ構成。

White indのエキセントリックハブが良い仕事してくれてて、シングルスピードのHOMERが出来上がりました。

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

ハンドルはCHOCO-BARを。

ほぼフラットなライズ具合だけど、グイッと手元に返ってくるので、楽チンに乗れます。

ただ今回のオーナーの体格考えると、幅540mmが少々幅が広そう。

 

ご提案したかったハンドル(B355、B354、B812)が全てご用意できずだったので、しばらくこのままCHOCOで乗ってもらう事に。

要らぬ心配だったかな?今は快適に乗ってくれてるみたい。

 

それにしてもCHOCO、名作だと思います。

握ってもフィーリング良しで、適度な上げ下げを天地ひっくり返すことで調整できるし、リラックスすぎないのも功をそうして、HOMER、SAM、ROADINI、PLATYこの辺のモデルと非常に相性が良いと思ってます。

 

 

ああ〜!CHOCOを見ると発作が…

脱線!

 

CHOCOMOOSE-BARのプロトタイプの写真です。

グラントさんが拵えたサンプルでした。

めちゃくちゃ影響受けちゃって、以降リリースのM’SBARとかLOSCOは自分で立体的な模型を作るようになりました。

(この写真JUSTRIDEの表紙に使われてますね!)

 

サンフランシスコでの思い出からいくらかの時が経って、NITTO製にて正式にリリースがあったときに、特別な記憶とクロスオーバーして、松本の大好きなハンドル殿堂入りにCHOCOシリーズが入る訳なのです。

 

と書いたところで、どちらも欠品なのが誠に申し訳ない!

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

#ラグを肴に酒が飲める

載せ替え作業は、当然新品の部品を組み付けるより手間がかかります。

ホイールを組み上げる前に、しっかりと労いのメンテナンスを施してから。

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

Philのフランジはやっぱり強靭で、2度目の組み直しで使用年数10年ほどのベテランでしたが、スポーク痕がつく程度でビクともせず、ベアリングも快調だったので、磨き上げ程度でほぼやることありませんでした。

 

この手のカスタムパーツは初回の投資こそしっかりかかりますが、本当に長くに渡って気持ちよく使い続けられてるのを何度も目の当たりにしてるので、本当に優れた製品だなと思います。

 

White indの方は同様にハブは磨きあげで済みましたが、フリーギアの汚れグリス切れが気になったので、オーバーホウルをして再度取り付けを。

 

新品なのでは?と思うほどの気持ちいい動きをしてくれる足回りに。

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

いつか650×42Bを愛せなくなる時が来るのか、はたまた長い長〜い42Bライフは始まったばかりか分からないけど、僕も個人所有のRivは42~43あたりのタイヤしか使わなくなりました。(ヒリーバイク系の車体が無いのも原因としてあります。)

HOMERとなると、写真のMARATHON、CONTIのTERRAシリーズ、細めならNIFTY SWIFTYあたり使いたいところですが、今回は頑丈さをゲットして街乗り気兼ねなく使ってもらいたいので、少々硬めですが、MARATHONをチョイス。

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

1×1のギアセッティング、フロントは42Tでリアは18Tなので、ギア比は2.3程度です。僕が乗ってるQUICK BEAMも同じギア構成にしています。

 

漕ぎ出しほんのわずかに重い気がするのですが、登り下りと様々なコンディションでバランスよく乗れると思ってるので、オススメセッティング〜。

*RIVENDELL* a. homer hilsen (47.5)

納車整備を終えて、無事にお渡し。

納車おめでとうー!

 

久しぶりの自転車だって言ってたけど、新天地への通勤の足にHOMERが活躍するみたい。自転車もオーナーも、新しい生活頑張って!

最後にお気に入りの写真。

 

カメラロールダイビングしたら、2015年にRivendellに訪れたときの写真が発掘されました。

USメイドのHOMERがズラリとバイクスタンドにかかってます。圧巻。

 

当時で見てみても、アルバスターシュにMOD177で組んでるのがポピュラーだったんですね。

 

サムより軽快なモデルだけに、このセッティングは納得です。

 

もしHOMERを自分用に組めるなら…組みわせは決まってます。

 

それではまた。