こんにちは、こんばんは。代々木公園店よりセントです。
今日は新規取り扱いブランド、SINGULAR CYCLESのバイクチェックをお届け。
不勉強で申し訳ないのですが、調べると2006年ごろスタートらしく、こういったオルタナティブなバイクブランドとしては結構長いキャリアがあって、僕らが大好きなRIVENDELLからも影響を受けている様子。
ちなみに代々木公園店展示車です。では早速。
SNSやらで少しずつ写真が出てるので気になっている方も多そうなペレグリンはハヤブサの意。かっこいい。
個人的に大好きな”ラグフレームで、MTBタイヤが入る”という大袈裟に言うとキメラ(i.e.二つの異なる動物が一体化した想像上の動物 笑)なバイク。でも太いタイヤじゃなくてもいけます。
組み立てのポイントとしてはドロップもいいけど、もう少しカジュアルに。プロムナードもいいけどもう少し距離も走れるような。をコンセプトに、大好物なひっくり返しスタイルで。
エレガントなラグフレームにはフロントギアも付けたくなりますよね(フロントシングルも勿論アリ)。中でも特に美しいWHITE industries VBCクランクを惜しげもなく。
2×11スピード、GRXコンポで、これでもかというワイドギア。
右手はカチッと押したらスパッと変速、メカメカしい見た目もアリなトリガーシフターで。左手はインナーかアウターの2枚だけなので、ギャップ萌えなアナログなrivendellサムシフターを。この左右のシフターのアンバランス感。お気に入りポイントです。
ハンドルはSURLY terminal bar。コットンバーテープをRivendellバイクよろしく巻いたりして。実はこのperegrineフレームはRivendellのグラントさんの影響を受けているらしく、昔のホイールベースが短かった頃のアトランティスも土台になってるらしいとか。(ジオメトリ比べて見ても、あ!ここが同じだ!とかはないんだけど、実物見た感じは言われてみれば確かに、、って感じ。)
イギリスを拠点に物作りをしているsingularのSamさんは聞いたところによるとオーストラリアの人。確かにイギリスっぽい正統派なデザインと、オーストラリアやアメリカを感じる自由でオルタナティブなバイクデザインが同居してる感じがしますね。
好き勝手組んで、乗ってもみたので感想を。クラシックな出立ちなので柔らかい感じかな?と先入観ありましたが、しなやかさと芯の通った反応の良さのバランスが良いな。と。
乗り味の良さはヴァージョンアップを繰り返す中で採用したスルーアクスルも入力をしっかり受け止めてくれる一要素だと思いますし、
このペレグリン用に開発したコロンバス(鳩のマークのパイプメーカ。憧れポイント高い、、)のダブルバテッドクロモリパイプは、軽さと剛性という相反する部分のバランスがちょうど良くて、日常から使ってもらえるような頑丈さも持っているし、オフロード含むようなツーリングに出かけるにも相性が良さそうです。
と言う感じでヴァージョンアップを重ねてMK3となったperegrineはシンプルに言うと完成度がとても高い。SURLYのようにどなたにもおすすめできるエレガントなバイクだなと!
ホイールサイズも2サイズ選べたり、エキセントリックBBでシングルスピードも可能だったりと組み幅もすごく広いので、ぜひ組ませて下さい!展示車は試乗もしていただけるのでお気軽に〜!
それでは!
この”peregrine/ペリグリン”フレームですが、まずは店頭だけでのご案内とさせて頂ければと思います。
初めて取り扱うブランドですから、丁寧にお伝えして行きたいなーって理由です。
三店舗、各店にあるので気になって頂けた方は是非、店頭まで。
(細かいスペックが気になる方はオンラインストアにページがあるのでそちらでご確認下さい)