こんにちは!代々木公園店トミーです。
ニューバイクのご相談と並行してメンテナンスのご相談をよく受けます。
長く放置してしまったバイクをメンテナンスするとなると、基本的には消耗品類は全取っ替えになってしまいます。
大体乗らなくなっちゃうのって生活に合わなくなったとか、乗りずらいとか何かと理由ありがち。
こういうときこそカスタム! 気分も一新、調子良く自転車乗りたいですよね。
というわけで、本日はグッときたカスタムのお話〜。
ベースはこちら。
古き良きLeMondのクロモリロードバイク。
2000年代初頭くらいのモデルかな?
しばらく乗っていなかったということでかなりお疲れ気味。。。
とは言え、新車当時から20年くらい経っていそうなのに状態は良さそう。
大切にされていた様子。
消耗品交換でピンピンになりそうでけど、自転車の中でも趣味性の高いロードバイクをオーナーさんは再び乗り続けてくれるのか…? もしかしたら、使い方や生活が変わって自転車と疎遠になってしまったのでは?と我々はいろいろなことを考えます。
お話をお聞きすると、趣味として楽しむというよりも、普段使いで復活をご希望とのこと。このまま消耗品交換だけだと絶対また乗らなくなっちゃう!と察したので、我々からのご提案でコミュータースタイルに変身!
ボスコバーに交換でクラシックで楽チンなポジションに!
シフトレバーはWレバーでいい雰囲気。当時物の105もキッチリ使えます!
エモい。
フロントのギアは壊れていたので取っ払ってフロントシングル化。綺麗にまとまって見た目も使用感も◎
普段乗りに丁度良いバイクに生まれ変わりました! 素敵。
ご依頼ありがとうございました。
で、ここから余談なんですが、LEMONDと言えばアメリカ人で初めてツールドフランスを制覇したレジェンドロードレーサー” グレッグ レモン”。
散弾銃が爆発して死にかけた(どういう状況?笑)けど、復活してまたツールで勝っちゃった!みたいな数々の伝説を持つことで有名です。
グレッグレモンのことを紐解いていくと、SCOTT社製の変なハンドルが出てきます。そのSCOTT社は当時NITTOと共同でエアロバーを出したりもしていました。NITTOのワードが出てきた途端、世界一の男に謎の親近感湧きますよね 笑
あと彼がディスリスペクトした“ランス アームストロング”この人もツールを制しているアメリカのレジェンドロードレーサー。
このランス、2008年にMASHクルーがテキサスに行った時の映像になぜか出ていて、マスタッシュバーを付けたトラックバイクで爆走しています 笑
なんの話やねん!って感じかもですけど、ロードレースのレジェンドからバイクパーツのレジェンドNITTO、ストリートバイクシーンのレジェンドMASHにまで繋がっちゃうんですよ!
半端ないっしょ! 笑 あといつだってMASHはかっこいい。すき!
というわけで本日はこの辺で!
また〜ノシ