カネコ身長168cm、フレームサイズ49cm。
乗り始めて2週間が経とうとしている。
ブログでは 「レビューでオタクな事も書かせてもらおう。」と記したけど、
なんだか乗れば乗るほど、そんな小難しい事がどうでもいい気がしてきて、
このバイクのフィーリングをピュアに伝えようとキーボードを叩いている。
*RIVENDELL* Yellowolley 49cm
僕が乗っているのは49cm。
最初は一番小さい45cmを買おうとしていた。
思い出の地で乗ったのが650bホイールで組まれた試作車両だったので、
てっきりこの大きさが自分のサイズだろうと思っていた。だけどいざ入荷して乗り比べてみると全然違った。
↑アロちゃん身長157cm、フレームサイズ45cm。
ハンドルを切って曲がる時の反応の良さ、コンパクトゆえの取り扱いのしやすさを考慮したら45cmがいいなと思ったのだけど、なんかどうもしっくりこなかった。
試しにその上の49cmを倉庫から持ってきてもらった。俺はいつも自分のサイジングを直感で選んでしまう。
今しみじみと、悪い癖だな、と思う。だから悩んでみた。
Rivendellのこのページに、「The Big Picture」という項目がある。
“A bike should fit you. Most riders today are riding bikes that by our standards, are too small.”
~自転車は体に合うものでなければなりません。
今日のライダーの多くは、私たちの基準からすれば小さすぎる自転車に乗っています。~
と始まるこの文章を、自分がサイズを悩んでいる時にふと思い出した。
簡単に説明すると、スポーツバイクでは大きいより小さい方を選ぶ傾向がある事を言っているのだが、
想像してみて欲しい。ママチャリに色んなサイズがあるだろうか?あのバイクはいつでもワンサイズだ。
RIVの彼らが住むアメリカで言うとビーチクルーザーなんかそうだろう。
160cmの人も2mの人も等しいサイズのバイクに乗る。普通に考えておかしくないか?
リラックスして乗るバイクやスポーツではないバイクなりにもサイジングがある。
という事への気付きを定義してくれた説明だと僕は解釈している。
それも踏まえて話は戻り、サイズは49cmで良かった。箱から出した時に見た目はでっかいなと感じたけど、
跨った時に腰や肩の位置がとても自然な、体のどこにも負担を感じない強烈なフィット感は、
この前に乗っていた45cmのCLEMとは明らかに違っていた。
彼らが提唱するPBHを用いたサイジングに則ってみると、思いもよらない快適な姿勢に本当にびっくりする。
この姿勢がRIVなのか、とお客様と同じ目線に立った気がした。
でも本当は、ホイール径は650bが良かったんだよなぁとか思っている自分がいた。
RIVでのライドへ出掛ける時、自分が好きな遊び方はやっぱ土の上だから、
慣れているホイールサイズで乗りたかった。タイヤ選びも含めて。
僕にとってのRIVの見方は、まだ「特別」や「カテゴライズ」から抜け出せていなかった。
まあ、次のRIVライドまでに慣れておけば良いよね…、と幡ヶ谷↔︎自宅を行き来する日々が始まった。
乗って帰った初日の夜、ベッドの中で目を閉じ、次の日にYELLOWOLLEYに乗れる事へワクワクしながら眠りについた。
そしてなんだか今日もそれは続いている。
リムに貼られたシールのようにウキウキして、とにかくなんだか気持ちが良い。という感想が真っ先に出てくる。
よいしょっと漕ぎ出すくらいの重さはあるが、それは標準装備のタイヤのせいだろう。
走り出したらほど良いスピード感がずーっと続いていく。700cホイールの恩恵を早速感じることになるとは…。
silverのハブもシールドベアリングで普通に回転が良い。ラチェット音も軽快なのが気分を上げてくれる。
意外にキモだなと思ったのがOMー1のディレイラー。
シフトアップ(ギアを重くする)時に反応良くギアが変わっていく。
今まで気にもしていなかったけど、こんな細かな変化が乗った時の快適さに繋がるのかと、グラントさんの目の付け所にビビった。
個人差があると思うけど、強いて言えば僕はチェーンリングの大きさを少しデカくしようと思っている。
街乗りではもう少し重めのギアが欲しいかも…。というところでハッとする。
俺、このバイクを特別な時のものとして見ずに、日常で使うのをより良くしたいと感じ始めている事に。
この気持ちの芽生えが、RIV乗りの真髄に近づいている気がした。
自転車に合わせて自分が変わらなきゃいけないわけではなく、
自分に合わせて自転車を少しづつ合わせていけば良い感覚。
とでも言おうか。
なんだか自分がTIEをデザインした時の感覚に近い、だけど、
RIVではそれのもっとフィジカルな部分をくすぐられている。
今回のように彼らが示してくれた参考的な完成車だからこそ、
前述した、部分的で個人的な修正へ気が回ったのかもしれない。
まだまだ気付きが多そうで、それを知って感じたいから、
ご自慢のパーツを寄せ集めてバイクを組むという事を今回はしなくて本当によかったと思っている。
擦り切れるまでこのタイヤを使わなきゃとか、意固地になるほどこのままで乗り続けてみたい。
乗ったインプレッションというよりは、この完成車を手にして起きた感情の変化の話、
本当にフィーリングの話になってしまったが、
もしあなたがRIVを気になっていて、初めてのバイクでこれを選択肢としている人ならば、
手にして間違いだったなんて事は、絶対にないと断言する。
RIVENDELLを知るには丁度が良過ぎて、苦手を知るにもまた、丁度良すぎる。
それらを感じながら、少しづつ自分へフィットするように手を加えて乗る事。とても有意義な「完成車」のこの存在に、
じんわりと色々なポジティブな気持ちを感じている。ワクワクとかそういうものを。
見た目の自分らしさなんてあとからどうせついて来る。
まずは乗ってみよう。そして乗り心地を自分らしくしてみよう。その楽しさを小さい気づきから知ってみよう。
それでは。



















