本日のピットでの一コマ。

センタースタンドを取り付ける際、いつも心掛けている事があります。

「極力フレームを傷付けずに装着するにはどうしたら良いか。」

写真の通り、センタースタンドのフレームとの接触部は滑り止めのスパイクが付いています。

台座が元々無いsurly等にそのままつけるのはなんだかなぁと、模索していた日々でしたが、

自分の中で暫定一番良いと思う方法をシェアします。

何故か捨てられないレザーバーテープの切れっ端。コレを養生にしてスタンドを取り付けます。

瞬間接着剤が今のところベスト。

遅乾の接着剤だと乾くまでヌルヌルして作業途中にズレてしまうので、当日作業だと使えませんでした。

瞬間接着剤の種類によってはレザーやアルミに付かなかったりするものもあるので注意ですが、接着剤二度付けすると意外に外れません。

スタンド台座部のスパイクがレザーに噛んでくれる事でズレにくくなります。

こんな感じで上下両方に貼り、余分な場所をカット。

あとは普通につけるだけ。貼ったレザーがズレないように注意してください。

ネジ山に緩み止めの液体を塗ると更に良いです。

フェンダー用等でレザーワッシャーなどがありますが、アレは緩み止めの役割があったそうです。

水濡れして膨張して乾燥してを繰り返して、カチカチに固くなってナットやネジ頭を抑えていたらしいと聞いた時、こういった場所に使えないかなと思い作業で活かしていました。

どうしても一点で締まっていて荷重も掛かる部分なので緩む事もあると思いますが、この付け方で再取付や締め直しのお客様が戻ってきたりしないのでちょっと自信あります。

どうせ付けるならフレームにも丁寧に気を配りたい。そんなあなたは是非お試しあれ。