ちょい前から松本バイク事情に参入したBlack Mountain CyclesのLa Cabra.
こけら落としはキャンプツーリングでした。
オンロードツーリング、それはそれでもちろん楽しめたわけですが、BMCを組んだ理由のひとつとして”土遊び”があったので、次なるミッションに設定。
しばらくタイミングを見計らっていましたが、運良く谷さんにMTBライドお誘いいただけたので、セッティングも一新して、ついにラカブラちゃんを自然に連れてってあげることができました。
今回のレビューでは、その時に感じたことを、書き残してみようと思います。
BEFOREの状態
こちらがシェイクダウン当時の写真です。
AFTERはこちら。
今回お邪魔したフィールドは、結構ガレていた印象があったので(若かりし頃死にかけた)、気合い入れてリセット。
コックピット部分はあまり変わりませんが、フロントバッグは変更。
今回はツーリングとかではなく、瞬間的な快感をメインに自転車に乗ることが目的だったので必要最低限で。
手荷物と工具と補給食を入れるくらいだから、このくらいコンパクトなフロントバッグで十分だろうと判断しました。
最後まで油圧で組むか迷ってたけど、ブレーキはマジでKlamperにしてよかった。
ハードなライディングも、ブレーキの心配はなかったです。
油圧よりは握力を使ってブレーキングするのは多少感じましたが、ストレスというレベルではありませんでした。
止まれないーってことは本当無かったので、許容ですね。
ラカブラにするとハンドル交換が視野に入るので、その点でも機械式ブレーキに軍配が上がります。
油圧だと全部やり直すのになかなかなコストを必要としますが、機械式でしたらその辺のハードルはグンと下がります。
ラカブラのようなどちらもイケちゃうグラヴェルバイク、僕は機械式オススメしちゃいますね。
大きく変えたところはタイヤです。
BGのロックンロードで700×48Cのタイヤを履いていたのですが、変更後は29×2.3です。
コンチのMOUNTAIN KINGにしました。
ガレ場が多いとノブがもっと密度高く入ってた方がよかったかなー。
ゴロゴロ感は気にならずに、割とオンロードもいけたんで、自走からオフロードライドも意外とイケちゃうかも。
ラカブラが29erで許容する最大サイズが2.4なので、ほぼマックスまでタイヤを太くして臨みました。
27.5ならばマックスは2.8なので、末恐ろしいクリアランスです。
ちなみに今回のライドで感じたところは、ホイール径のチョイスです。
ツーリングでは29インチがチャームポイントになったのですが。。
残念ながら日本の山はアメリカほど広大ではなく。。細かいバイク操作の連続なので、大径ホイールは少々不利でした。
全部大振りになちゃうのと、2.3くらいでも障害物乗り越えるのに心もとない箇所多々あったので、27.5×2.5以上がラカブラマウンテン入門としては一番楽しめるのかなーと。
追加補足だけど、27.5インチにして2.5以下は逆にBBが下がっちゃうので、障害物との干渉が予想されます。
27.5で組みたい方はタイヤサイズ注意してください。
総じて、憧れの29erではありましたが、オフロードシーンでなぜ27.5が主流になっていったのか納得。
まとめ
・オンロードツーリング=29インチ45C以上(スピード域という意味での走破性)
・マウンテンバイク=2.75インチ2.5以上(路面コンディションという意味での走破性)
で対応していただいて良いのかなと思ってます。
なのでぶっちゃけ、ホイールは2セットあったほうがいいです。
いや、これ結構マジに。
使い分けられる自転車が出来たこと自体めっちゃ画期的だし。
ホイール変えれば乗り方ガラッと変わるので、こんな贅沢な仕様は逆にない。
Gilles Berthoudが合わなかった。。泣
見た目は気に入っていましたが、座面が所在ない感じがしてNGでした。
レビューなので、ここは正直に。
GillesBerthoudは今RIVに使ってますが、こちらは正解でした。
スイープバックバーで、どしんとサドルに座り込むスタイルの方がハマるんですかね?
ラカブラはドロッパー対応するので、次のラカブラへのご褒美はドロッパーで決まりですね。下りはやっぱ使いたくなるんだなー。
ギアセッティングは以下
チェンリング34T→スプロケット11-42T(11spd)
こちらは正解!オンロードもオフロードもバランスよく走れてストレスなし。
ただリアメカはGRXにした方がいいですね。
ロードコンポとの兼ね合いも考えて。
シチュエーションを変えて走ってみたら、色々やってみたい事が増えました。
次はドロップハンドルかな?
初めてのグラヴェルバイク、ここまで組み遊べるのかー。
末恐ろしいです。
またアップデートできたらシェアしますね。