忌まわしき梅雨前線が日本列島に睨みを利かせる今日この頃、それでもクランク回し続ける自転車乗りにとってのマストオプション。それはフェンダー。カッコ悪いから付けてない?まじで?そんなつまんない理由で毎日ズボンを濡らしている人は絶対に損してるし、きっと何か勘違いをしてる。今すぐ付けよう。っていうかカッコ悪くないしね。フェンダーでカスタムしたバイクは大体イケてる。イケて無いバイクもごろごろしてるけど、きっとあなたはそうじゃない。
だってブルーラグで買い物してるから♡
さておき、そんな具合で今こそはいい感じのフェンダーをおすすめする時なり!と思ったんですが材質がアルミ?プラスティック?とかはちょっとカチッとし過ぎてるというか、気分じゃない気がして。もっと梅雨っぽいナチュラルなニュアンス?のやつないですかねーーーて探してたら丁度良いの見つかりました。ポートランドでハンドメイドを続ける木工職人PAUL SYKESの木製フェンダー”SYKES WOOD FENDERS”。
*SYKES* wood fender
もともとはポール氏が、ごくプライベートで妻の為に作った木製自転車用フェンダーがちまたで評判になりブランドがスタート。オークやメープル、マホガニー、チェリー、ダグラスファーetc… 天然木を時間を掛けて曲げ、貼り合わせ、スベスベになるまでヤスリが掛け。エポキシ樹脂でラミネート加工。ニスで何層にもコーティング。軽く強く、弾力があり、美しく仕上げられた姿はまるで成形されたグラスファイバーの様。
ブラック基調や金属的シルバーで統一、とか無機質なバイクであれSYKESを組み合わせれば立ち所に柔らかい空気。むしろ無機質なバイクとの相性こそ良好。形状がフラットでタイヤサイドまで覆いかぶさっていないのでフルフェンダーにありがちな重っ苦しい雰囲気も無く、軽やかな印象。
取り付けに必要な部品は全て付属するのでフルフェンダーが初めての方でも安心。金属部分は全てアルミ、ステンレスで作られいます。雨に濡れて赤いサビを浮かせる事もありません。言われなければ気にも留めない細かなパーツであれ無駄がなく洗練されていて、ポール氏のプロダクトデザインへのこだわりを感じます。
サイズは26″/700c用二種類をご用意。幅は多くの自転車に合わせやすい40mm。32〜38cあたりのタイヤに合わせるのがベターです。取り付けやクリアランスに関してご不明な事あればお気軽にご相談を。
少しイージーな、しっぽフェンダーもあります。
*SYKES* bobtail fender
取り付けは非常に簡単。フレームのリアブリッジへ一点どめ。カンチ、センタープルブレーキとの併用も可能。
シングルスピードやリアホイールが下に抜けない(フルフェンダーの取り付けが億劫な)トラックフレームにいかがでしょう。フルフェンダー程「付いてる感」無いので、軽快なニュアンスはそのまま。必要最低限。
スケートデッキの廃材を再利用して作られた非常に手間の掛かったひと品。(スケートやった事ある人なら分かると思うけど)よく見るとストライプの模様がスライスされたデッキ断面!!
ぜひ合わせて使って欲しいボトルケージもご紹介。
*SYKES* water bottle cage
単なるボトルケージを通り越し最早作品の域。
ぜひその仕事ぶり、目で見て手に取り肌で触れ、実際に使って感じて下さい^^b
〜 ついでに耳寄り情報をリーク。実はSYKESのフェンダーって手間の割にちゃんと利益出て無いらしく(一部商品赤字?だとか)このロットを最後に次回から全アイテム値上げされるそうです、、(汗)
これまでSYKESいいよなって思いながらも購入を踏みとどまってた方。ご注意下さい。