創始者Andrew Low率いるサンフランシスコのハンドメイドバイクブランド”LOW BICYCLES/ロウバイシクル”がいよいよブルーラグ上陸。そして本日よりウェブストア解禁。なんてこった。
*LOW BICYCLES* pursuit frame
MASHやCADENCEと同じ地元サンフランシスコの地に拠点を置き、飛ぶ鳥を、飛ばない鳥も落としちゃう勢いで活動中のLOW。多かろう安かろうのマスプロメーカーが市場を支配する現代において尚、高品質なアルミハンドメイドフレームを提案する数少ないメイカー。
LOWBICYCLES.COM
生産に関わるすべての工程を自分たちの手で行い、デザインする。それがハンドメイド。
厳格に品質が管理された少量生産体制でのみ成し得ることのできる高いクオリティー。
小規模小ロットを逆手に取るかのような柔軟な判断と、鋭いアイデアの数々。
そしてそれを忠実に形にすることの出来る、高い技術力を持つLOW BICYCLES。
*LOW BICYCLES* pursuit
ハンドメイドって言うと響きは良いけれ、ぶっちゃけアホ程手間はかかるわ生産は安定せんわ、人の手で行う品質の維持管理はハードだわで言ってみればポリシー貧乏。こだわり貧乏。もしくはプライド貧乏とか多分そういうもの。
しかしそのフレームの、一回きりの”生産プロセス”に注がれる作り手の熱や技は、大量生産品には決して含まれてない貴重な成分であり、形にも言葉にもできない、素晴らしく価値のある何かそういうもの。
たとえあなたが自転車が好きで無かったとしても、ものづくりに少なからず関心があり、物事の本質に迫っちゃうタイプの人間であるのなら、ハンドメイドフレームを手に取った時肌と空気を伝わって送られてくる素敵成分とかミステリー信号をキャッチしちゃうはず。
そして今回の入荷分。アルミニウムの加工・溶接を得意とするLOWの集大成とも言えるトラックモデルがこちら。
*LOW BICYCLES* pursuit frame&fork set
「金属と炭素繊維を伝わって人々の想いが俺の中に流れ込んでくる、、。こ、これがハンドメイドの重み、、、!!」
ってのは冗談として、小指一本で楽々いけちゃう軽さ。
こと品質に関して高い評価を受けるイーストン社製ダブルバデッドチューブを使用し軽量かつどう見ても高剛性な仕上がり。
エアロチュービングを施した極太ダウンチューブとは対照的。細身のALPINA製ストレートフォークが生み出すコントラストがかなりフェティ〜ッシュ。コアなトラック乗りの間で噂の飛び交うこのカーボンフォーク。相当調子いいくさいです。
嬉しいおまけ。クリスキングのヘッドパーツとトムソン製のシートクランプが初めから付属。BB入れてコラム切ればすぐ乗。
そしてもう一本はロードモデル。
*LOW BICYCLES* MKi road
こちらにはロードフォークの定番ENVE社製ROAD2.0を標準装備。安定した走行とキレのあるコーナリングを約束する名品。
そしてテーパーヘッドにつき、リッチー製のインテグラルヘッドセットが付属。
ワイヤーの取り回しはインターナル仕様になっていたりと、こちらもかなり手間のかかった一本。
丁寧に仕上げられた溶接部(上記のRAWカラーモデルは特に)は見た目にも美しく、LOWのクラフトマンシップを十二分に感じられる素晴らしい仕事ぶりが堪能できます。
シートにかけて潰しの入ったトップチューブや特徴的扁平シートステー、そしてなだらかにスローピングしたモダンジオメトリー等々、アナログなハンドメイドでありながら先端を進むテクニカルっぷりが至高です。
MKiは今回ブラックとネイビーの二本が入荷しましたが、、是非こちらのダイアドカラーをお勧めしたい。
THE LOWなカラーリングが相当ILL。
完成図はこんな具合。HAND MADE SAN FRANCISCO.につき、お値段の方も相当ILLです。
目ん玉が飛び出てたあとに続いて脳みそが流れてくるお値段ですが、それに見合った価値が、意味があるのは当然。
ものの値段には理由があります。
珠玉の一本をお探しの方。是非お待ちしております。
載せ替え等、カスタムのご相談もお待ちしております。