その良さを知っている人にとっては他に選択肢は無い程の、
知らない人にとってはただの地味〜なボトルケージ。それが”KING CAGE”。
コロラド州の南の方、のどかでどうやら平和な都市”デュランゴ”にその工房はあります。
(デュランゴの駅前)(多分こんな感じ)
(多分違うのでデュランゴの人たちごめんなさい)
ボトルケージなんてどこぞの量産品が腐るほど出回る中、ブレを承知であえて手作業にこだわる頑固な溶接職人ロン。
もともとバイクメイカーで働いていた彼なので、その技術は折り紙付きなのだけど、、
製造工程がなんとも大雑把でユニーク。まずはその様子を kingcage.com より手作り低予算感がたまらない
オフィシャルプロモーションビデオでご参照下さい。
平成のご時世いい加減撮り直せよ!って突っ込みたくなりますが、そこがまたキングケージの魅力の一つ。
くっとやって、くいっとやって、そおぉぉぉぃってやるとほれ完成。
工程が想像と結構違うし、思ったよりグイグイいってるのでちょっと心配になっちゃう方もいらっしゃるでしょう。
でもご安心あれ、仕上がりを見ればそんなこともすぐ忘れちゃうはず。
*KING CAGE* stainless steel cage
キングケージというと風変わりなあんなのやこんなのを思い浮かべる方も多いでしょうけど、
その本分はステンレス製のボトルケージにあり。
ちょっぴり近代的なフォルムがレーシーなバイクと相性の良いアイリス。
馴染みのある形ゆえその品質の高さが伺えるオリジナルケージ。
軽くネタとも思える製品が様々作られているキングケージですが、まずはこの二型を試してみて下さい。
手のぬくもりがケージを通して伝わってくる、かどうかは分からないけどすごくしっくりくる使用感は素晴らしいです。
最後にくいっと折り曲げてた部分の溶接箇所がうっすら。
台座部分の溶接も、綺麗、とは言えないかもしれませんが、仕事の跡を見ているとロンの顔か浮かびます。
(左下:ロン)
それ以外に一つだけ名指しでおすすめしたいのが*KING CAGE* titanium coat hook(画像中央)。
チタン製のハンガーフック。これが想像以上に全然売れてないので、ぶっちゃけた上でプッシュ。
日常の中にあるとなんだか雰囲気あって良いので個人的には大好きなのですが、、
意外と人気ないんですわ。なんでだろ。なんとなくわかるのが悔しいけど。
さっきのプロモもそうですが、キングケージはホームページが超クールなので是非チェックを。
http://www.kingcage.com/ 漂う90’sの香り。マンダム。
(意味とかないんだろうけど、やたらブレードランナーフォントをゴリ押ししてる感じが何かスゲーいい。多分いい。)
そういえばブレードランナーは実に33年?振りとなる続編の製作が始まったとかいないとか。
SF映画史に名を残す不朽の名作だけに期待は高まります。
(残念ながら監督するのは前監督リドリー・スコット氏では無い模様)
この作品によってハードSFへの扉をこじ開けられた方も多いはず。見てない方は続編出る前に是非チェックを。
ついでにキングケージのチェックも忘れずに。