ミネアポリスにおけるサイクリングカルチャーの未来を担うブランドの一つ”All-City/オールシティ”。
ペイントできるとか、デカール選べるとか、幅のあるカスタムに対応した”SURLY”って大きな存在もあって、これまでどうしても2番手的な位置づけでしたが、、社内でALL-CITYに乗るスタッフも増え、納車もグッと増え、今こそ時は満ちた。ってことでオンラインストアでも本格的に取り扱いを開始。今日はALL-CITY 2017年新モデルをザッとご紹介しましょう。
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*ALL CITY* nature boy disc frame set (green/white)
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まずこいつ。ブルーラグでは指名率1、2を争う人気モデルのネイチャーボーイ。新モデルはビビッドグリーンに白の胴抜き。ハッキリとした気持ちの良いデザイン。スパッと切られた塗り分けの様に、一直線に伸びるストレートフォークは軽快なハンドリングとキレのあるコーナリングをメイク。ゴシックな雰囲気のクラウンラグが気持ちよくハマってます。
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ご覧の通り、ネイチャーボーイはシングルクロスフレーム。40cのタイヤを余裕を持って飲み込むワイドキャパシティ。同じシングルでもトラックバイクじゃまずありえない様な環境が、こいつなら一瞬で遊びのフィールドに変わります。非常に興味深いバイク。ミネアポリスの象徴”ヘネピン橋”を模したエンドデザインもイケてるでしょ。ちなみに新モデルからフレームサイズによってホイール規格が異なります。49以下は650B、52以上が700c。バランス良く組めます◎
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王道のドロップハンドルで組むのも良いけど、ロングライザーがなお良し。こっちの方がネイチャーボーイを解放できる。
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*ALL CITY* nature boy frame set (white/silver)
今のところカンチブレーキ仕様のオリジナルネイチャーボーイもご用意あります。パールホワイト × シルバーが渋い。

お次も人気モデルのスペースホース。ALL-CITYの中では”ツーリングバイク”の位置づけ。この前新米メカニックのしゃみせんがキャンプ用に組んでたヤツですね。バイクチェックでも度々登場するので見たことある方多いかも。
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*ALL CITY* space horse disc frame set (black/silver)
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走ることに直接関係しない部分を出来るだけシンプルにデザインされたネイチャーボーイとは対局。ラックダボやフェンダー用のアイレットなど、様々なオプションを取り付けられるように、拡張性を備えているのがスペースホース。緩やかなカーブを描くベントフォークがなんとなく”乗り心地良さそう”でしょ。
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新モデルはディスクブレーキに変更。天候や路面状況に関係なく常に十分な制動力を発揮してくれる、ってのは素直に安心できます。特に長距離ツーリングや、雨天関係なく毎日通勤で使うようなハードな自転車乗りにとっては。デメリットとして挙げられる「メンテナンスが難しそう」って言い伝えいまだにありますが、まあ、そんなでもないよ。
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カンフィーな乗り味のスペースホースならフラットバー、プロムナードバーとも相性良し。カゴなんかつけちゃうのも良い。
こちらのモデルもフレームサイズによってホイール規格が変化。46以下は650B、49以上は700c。ちなみに↑しゃみせん君のバイクは49フレームに650B(47c)ホイールを履かせてます。そういうこともある。お問い合わせください。
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*ALL CITY* space horse disc frame set (blue)
ちょい凝ったペイントの新モデルもリリースされてます。なんとなくだけど、本来のオールシティっぽくて良い気がします。こっちは少しお値段変わるのでご注意を。

ALL-CITYから終始楽しげなツーリング動画も配信されてるのでチェックしてね。キャンプディスコから朝の静寂のくだり良い。ともかくスペースホースディスク、調子よさそうです。

同じクロモリでもこっからはレース志向。速さ追求系。まずは古参モデルのマッチョマン。
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*ALL CITY* macho man disc frame set (black sparkle)
ネイチャーボーイに比較的近いジオメトリーを持つクロスモデル。重厚かつキレのあるストレートフォークが攻めの印象。ディスクブレーキ対応。40cを余裕で飲み込むワイドクリアランス。でも走りに徹するって訳でもない。ALL-CITYがこのフレームに”ALL DAY BIKE”というテーマを投げかけてるだけありフェンダー/ラック用アイレットも備わっていてデイリー仕様に組むことも出来る。もちろんギアも付くから、朝を急ぐ通勤号を組みたいならマッチョマンがいいかもしれない。
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遠目だとブラックだけど、光に当てると奥で光るメタリックグリーン・ラメ。渋い。イカす。

いや、日常っぽい雰囲気は別のバイクでやります。今回は速いのをください。って方にはこちらをご紹介。
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*ALL CITY* macho king LTD fram set (green/white)
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王の名を欲しいままにするハイスペックモデル。マッチョキング。とにかく材質が違います。フレーム材にはとにかく軽くて硬いREYNOLDS 853、フォークにはWhisky製カーボンフォーク”No.9″。しかもスルーアクスル仕様。乗り味どうこうより漕ぐ力をいかに推進力に変えられるかを追求したフレームです。セダンではなくスポーツ。速さを楽しみたい方にふさわしいモデル。
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スポーツってのはやはりレース式に組んであげるのが一番輝くと思います。一番尖ってる部分を殺さず、伸ばしてあげる組み方。「あれこれ組めますよ」って言われるより「速いです」って言われる方が腑に落ちる。考えがまとまる。熱中できそうって方はこういうバイクの方が向いてるのかもよ。

しかしまだある。速いバイク。完全新作のグラベルロード/オールロードモデル。コズミックスタリオン。
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*ALL CITY* cosmic stallion frame set (black/white/gold)

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特殊な焼き入れ/硬化処理を施されたA.C.E. tubing(Air-Hardended, Custom, Extruded)を惜しみなく投入したフルスペックモデル。テーパードヘッドチューブ、Whisky製カーボンフォーク、前後スルーアクスル、電動コンポーネント対応。そしてMAX45cの超ワイドキャパシティ。最先端の規格に対応しながら新たなジャンルに挑戦するALL-CITYの意欲作。お値段の方も意欲的ですが、、内容を考えるとむしろ優しいと思うよ。払う金以上の楽しみを経験できると思います。

あと忘れちゃいけないのがこいつ。All-CITYの原点とも言えるトラックフレーム。ビッグ・ブロック。
速さとはまた別の次元の話。それはシングル・フィクスド。
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*ALL CITY* big block frame set (black/green-sparkle)
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とにかく全部直線。こんなに潔いフレームなかなか無くない。フレーム材には重かろうタフかろうのALL-CITY612オリジナルクロモリチューブ。タイヤクリアランスはトラックバイクには珍しい”32c”。これといった尖りなさそうで、その実秘めた個性深いフレームです。わくわくしませんか。ずっと奥にグリーンメタリックが散りばめられた深い黒。さながら銀河。
以上ブルーラグへ新たに加わったALL-CITY NEWラインナップ☆彡
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便利とか合理的とか拡張性とかいろんなキーワードあるけれど、それは一旦置いとくとして。とにかく走りを楽しむ事に余念無い人にALL-CITYをおすすめしたいです。これは自転車だけでなく、何か大きな買い物をするときの話ですが、良い点をあれこれ挙げられると、メリットの合計ポイントが高い方を選びがちじゃないですか。特に頭の良い人って。でも自転車に限ってその判断が最良では無い事、多い気がします。不思議と。多少バカにならないと出せない正解がある。そんな楽しい遊びだと思います。自転車。まとにかく今は、直感で好きだと思ったバイクに乗りましょう♪