昨日の隆天會。
とても彼らしい表現方法であり、同窓会かのように集まった数々の自転車達。
宴も終わり、みんなが帰ったその後で、暗くなった会場内ではきっと自転車達が会話しているんだろうと想像できる空間。
これだけのオリジナリティーある自転車達を見せ付けられると、やはりビルダー池田氏の日々の研鑽、産みの苦悩を想像せずにはいられない。
ハンドメイドバイクという言葉はもしかしたらキャッチーなアイコンのように捉えられてしまうかもしれないけれど、乗る人が意思を持ってオーダーし、創る人が乗る人を想像し、意思を持って産み出されたその自転車は、やはり筆舌に尽くしがたい佇まいと、豊かな意味での生活感を感じさせてくれる。
次はいつ開催されるか分からないけれど、機会があったらぜひ訪れてみることをお勧めする。
会場をあとにしたそのあとで、大きく価値観を変えられている自分に気づくだろうから。