俺だってクレム

2024 Clem Smith Jr. Framesetオンラインリリース

3月24日(日) 19:00〜

お待たせいたしました。
今回からコンプリートではなく、フレームセットでの販売になりますのでご注意ください。

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Comfort/快適さ　と　Practicality/実用性

自転車に乗り始めた頃に最も重要視していた二つの言葉。要するにチルいチャリンコが好みでRivendellという最高にカンフィでプラクティカルなバイクメーカーにどっぷり惚れこむことには時間がかからなかった。

先日紹介させてもらったmy steamrollerに続いてゲットした自転車は、”パートナーとの兼用”として買ったこのRivendell Clem Smith jr.というバイクだった。

今は廃盤となったこのマスタードカラーがたまらなく格好良くて、もちろん今でも最高に気に入っているバイクです。

(クレムたんのここ好き)

なんやかんやで”兼用”からめでたく”マイバイク”に変身して、遊びでも通勤でも乗る正真正銘のエブリデーバイクとして大活躍していた訳ですが、いつしか”comfy”よりも “FUN”を追求し始め、結果としてCrustに乗ったり固定ギアにも乗り始め、それらに夢中になったこともあり最近出番が少なくなっていたClem。最近社内でClem熱が高いってのもあるけれど、固定ギアや前傾な体勢の自転車に若干疲れたってこともあって、急にアップライトでComfyなClemに乗りたくなった。いや、身体が求めているかもしれない。まだまだ若いのは承知の上だけど、今年三十路になる僕にとって1日スケートした日の翌日は身体中が痛くて前傾姿勢がぶっちゃけ辛い（笑）

僕の生活にcomfyなバイクを取り戻したくなったってわけでして。

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それに加えて、僕がめちゃくちゃ好きなスケートカンパニー、Frog Skateboardsのライダーでもあり、最近個人的にめちゃくちゃ好きなスケートシューカンパニーのLast Resort ABのチームに加入したGabe Thompsonが同じ色のクレムに乗ってるのがめちゃくちゃアガった。組み方はシンプルだけど、ゴールドのPAULレバーとか、ブラックのクランクやMTBっぽいフラットペダルを使ってたりと、ちょい癖がちょこちょこ見受けられてズルい。かっこいい。

先日StussyからリリースされたGabeくんのパートもとてもいいので要チェックです。
ローインパクトでテクすぎない彼のスタイルがとても好き。1:10辺りのスラッピーフィーブルからのマニュアルのラインとか俺もやりてえ（スラッピーフィーブルできないけど）

同じくFrog、Last ResortのクレージーフランキーことFrankie Deckerのこの画像もびっくりだった。(UTSのタニタくんから提供してもらいました）フレームサイズを見るからに、彼のバイクではなさそうだけれど、跨っているのはClem Smith jr.のH style。

というか、そもそもGabeはどうやってRivendellに出会ったのかがめっちゃ気になっていたけど、Rivのウィル氏が来日した時に聞いた話を思い出した。

ウィルはスケート現役時代、Cardboard Cat Tourというクルーで動いていたらしく、そのクルーのフィルマーは”ローガン”だと聞いた。

びっくりした僕は「ローガンってあのローガン！？ローガン・ララのこと？」と聞くとWillは「知ってるんだ。やば（笑）」みたいなリアクションをしてた。

ローガン・ララといえば数年前は917のフィルマーをやっていたり、ここ最近ではLimosine Skateboardsを手掛けたりで、スケートシーンを影から盛り上げているような裏ボス的存在。

( Frogのビデオにも出演経験あり)

たくさんのスケーターと繋がりがあるローガンとウィルの関係もあってGabeはClemに出会ったんじゃないか…。
まあ、全部僕の妄想なんですけど、きっとそんな感じな気がします。(笑)

今度ウィルに会った時にちゃんと聞いてみますね。

Ben GoreやLowbarに続き、Frog周りのスケーター達もClemに乗っているならFrog Skateboardsファンの俺も乗るしかねえ。こんなにもかっこいいスケーターたちが同じ自転車に乗っているなら俺も混ざるしかねえ。

というわけで、今回はミンミンに協力してもらってMy Clemをリビルドしました。

こういうカルチャーが好きなミンミンとあーでもねーこーでもねー言いながらやるのが楽しかった。
YTの動画を撮る時って大体は台本はあってそれに沿って進めていくってパターンが多いんですけど、これはもうほぼその場のノリで撮ったので、いつもスタッフが放課後とかに職場残ってみんなでわちゃわちゃしている雰囲気が少し味わえるかと思います。自分で見ていても結構楽しかったので、よかったら見てください（あえて自分でハードル上げてく）

ってなわけで、動画じゃざっくりとしか紹介できていないので、おなじみflickrでmy Clemのディテールを見ていきたいと思います。

Clem Smith Jr. size : 45

こちらは2017年(?)モデルなので、現行モデルよりもホイールベースが短く、最小フレームサイズのみ26″ホイール対応なので全体的にコンパクトに見えますね。ここ最近のClemはフレームサイズ45でも27.5″ホイール対応なのがちょっと羨ましく感じる時もありますが、26″ももちろん気に入っています。

そんな26インチホイールに選んだリムは、*VELOCITY* cliffhanger rim (black/silver)。
以前ご紹介させてもらったMy Steamrollerとまさかの同じリム。単純にこのぶっといリムが好きなんです。あと名前。
Cliff Hanger=崖からぶら下がる　が直訳ですが、ドラマとかでめちゃくちゃハラハラドキドキな場面で次回へ続く！みたいな展開のことをクリフハンガーと言います。登場人物が崖から落ちそう！どうなっちゃうの！？的な意味でそう言うんだと思います。何故クリフハンガーリムがクリフハンガーという名前なのかは知らないっす。押忍。

ハブは何かしらのShimanoです。シマノさんの製品名なかなか覚えられない…。
とにかくギラギラさせたくなかったので無難なセットアップで。

タイヤはもちろん*ULTRADYNAMICO* mars JFF tire (black/tan)。このご時世で26インチタイヤを作ってくれているウルトラ兄弟に敬意を払って。

今ビルドでは絶対にダイナモにしようと思っていました。快適に乗りたいから。姿勢や乗り心地ももちろんだけど、充電や付け忘れ等の心配事がない心の”カンフィネス”(快適さ)もエブリデーバイクには必須だと思います。

選んだハブはここ最近社内でもホットな*SON NABENDYNAMO* SON delux BL special (polish)。SONロゴのフォントでBLG、嬉しいですね。

肝心なダイナモライトは以前Evasionについていたのをぶんどって来ました。Evasionを遊びバイクにしちゃおうという作戦です。ラックは*NITTO* M-1B front rack (black)でライトは*NITTO* lamp holder-7に固定されています。このライトマウント、DIY感が出ていいですね。

以前乗っていたときはフロントダブルでしたが、FDほぼ使わなかったので思い切って取っちゃいました。クランクはそのままS!lverを使ってWolf Toothのチェーンリングを。チェーンリングガードの窓から除く黒いチェーンリングとロゴに色々とくすぐられる！

ペダルはマイ・フェイバリットと言っても過言ではない*MKS* allways pedal。買ったの2回目です、実は。

ハンドルバーは前から付いていた*NITTO* b353 new bosco bar (dull) 550mm、グリップは*HERRMANS* ergo grip (black)、ブレーキレバーは*PAUL* love lever compact (black)。イナタさ、LoscoとToscoの原型、そしてハイパフォーマンスなPaul Component製のパーツを取り入れてなんかちょっと玄人っぽい雰囲気 (?)を出してみました。