知っている人からすれば、「えっ!どこで探してきたの!?」と思われるかもしれないこのペダル。

しかも「”MKS” の刻印なんて入っていたっけ?」と思われた方、天才。

その特徴的なオーバル型のフォルムからベアトラップ(確かに似てる)と呼ばれて、40年ほど前に発売されたにも関わらず、いまだ熱心に探してる方も多い “SUNTOUR” の名作 XC-Ⅱ。

当時盛りあがりをみせていたMTB用として開発されたけど、スムーズな回転とシューズをがっちりつかむグリップ性の高さから、すぐにBMXライダーからも人気に。

実は当時このペダルの生産をしていたのは、国産ペダルメーカーの雄、三ヶ島製作所。

“SUNTOUR” ブランドがなくなって以降、ながらく手にはいらなくなっていたことから、当初僕らは復刻をお願いしたけど、すでに金型は無くなっているので無理とのお言葉。

あたらしく金型を作るにしてもびっくりするようなお金が必要なことから(ベンツ!)、実現するのはまず無理って感じだったけど、三ヶ島さんの温泉が出てきそうなくらいの深いご理解とご協力をいただいて、こうして形にすることができました。

オリジナルの美しいフォルムを継承しつつも、まったくイチから図面をおこし、いま叶えられる最高のクオリティーで実現した、“MKS” XC-Ⅲ BEAR TRAP PEDAL。

初回生産数はシルバー200ペア、ブラック200ペア。

その半数をアメリカの僕らの仲間たちのショップで販売していただき、半数を日本の僕らのお取引先さまに販売協力していただくことに。(ありがとうございます!)

うれしいことにちょっとフライングで送ったRIVENDELLではたぶん1日?で完売してくれたみたい。(人気でホッとしたー!)

ほかにはCRUSTやRON’S BIKE(ウルトラロマンスのオンラインストア)、VELO ORANGE、OCEAN AIR CYCLESなんかにも送ったので、そろそろ販売が開始されるはず。

日本では6月27日(土)から一斉に販売開始しましょうってことになってて、BLUE LUGのオンラインストアは同日20時から。

一回一回の生産でそんなに大量に作れないので、しばらくの間は売り切れがちが続くかもだけど、そのうち落ち着くと思うのでタイミングでお求めいただけたら。

というわけで、カッコよさもさることながら、ほんとにめっちゃ踏みやすくてきっとびっくりしてもらえる、あたらしいベアトラップペダル、”XC-III”。

みなさんによろこんでもらえたら、ベンツ買わずにペダル作ったかいあります。

あと最後に動画。

みんなのペダルはこんな感じで作られてるよっていうのを作ったので、よかったらご覧になってください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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当ペダルの販売にご協力いただいた、日本各地の自転車屋さま一覧。

北海道・SLOG BIKE SHACK
岩手県・BICYCLE SHOP GRINS
宮城県・FERGIE CYCLE
群馬県・3PEAK
茨城県・タスサイクル
東京都・cycles baren
東京都・MIN-NANO
東京都・TOKYO HIPPIES MART
東京都・セオサイクル調布国領店
東京都・BLUE LUG HATAGAYA
東京都・BLUE LUG KAMIUMA
東京都・BLUE LUG YOYOGI PARK
神奈川県・じてんしゃ102かわもと
神奈川県・Sicobicycleservice
神奈川県・サニーデイサイクル
千葉県・Bakansucycles
静岡県・HAPPY&SLAPPY
愛知県・Circles
愛知県・Wakka
大阪府・hutte 8to8
大阪府・ソウカワガレージ
大阪府・Cycleflower
大阪府・10daysbicyclestore
大阪府・Cycle Shop Ring Life
京都府・サイクルショップeirin丸太町店
京都府・TOLT
広島県・grumpy
高知県・Cycling Shop ヤマネ
福岡県・マックサイクルズ

お買いもとめはなるべくお近くの自転車店で。

SUPPORT YOUR LOCALの精神ってとっても暮らしをあかるくする考えだと思いますし、とくに自転車乗りのみんなには大切なことですよね。

繰り返しになりますが、販売にご協力いただいたお店さま、本当にありがとうござますm(. .)m