先日のトミーさんのブログは読みましたでしょうか。
ALL-CITYの創始者の一人、Jeff氏が舵を握る WILDE 、自分もトミーさんと同じく動向が非常に気になるブランドの1つでした。
なんてったって、SNSで目にするバイク達がどれも格好良い!
Bike jerksの別名を持つJeff氏(マジでこの人自転車好き過ぎる)、ツボを突いてくるバイクばかりでSNSの画面を通して興奮していたいちファンでした。
(展開はまだまだ先になりそうですが、個人的にはハンドメイドラインが非常に気になるところです)
supertramp (S)
今回の第1便で着弾したsupertrampは、ラウンドしたトップチューブが特徴的な29erATB。
トミーさんも書いてましたがいわゆるなMTBな鈍重な感じではなく、踏むとグンと走るバイクなのが良い意味で予想を裏切ってくれます。
かなり長めのトップチューブなのでスウィープバックの強いハンドルとショートステムの合わせが鉄板になるかなと思います。
(とか言ってこの上馬展示車は戻り弱めのハンドル付けていますが)
身長170cmくらいだと戻り少ないハンドル、40mmステムでも少し遠いくらいなので、Jeff氏の私物スーパートランプ(茶色)のようなスウィープバックの強いハンドルを付けてダートでブリブリ言わせたらSOサイコーかと思いますよ。
29erというホイールサイズ柄、ぱっと見週末のアドベンチャー、アクティブに乗る時専用のバイク。
なんて想像しがちですが、なんだかんだ週7乗るエブリデイバイクにもなれる多彩なタイプかなと思います。
アスファルトの上でもブンブン進むのでこの手のバイクにありがちな、ファッティーな見た目は好きなんだけど漕ぎ出し重いのがなぁ。。。なんて印象がほど少ない。
ラックフェンダーダボも満載なので自分ならアーバンコミューターに少し振って組んじゃうかなぁ。なんて妄想します。
色々と述べましたがやはりこのドュルンとベンドしたラウンドトップチューブ、、、
僕の大好きなアメリカのフレームビルダーたちを思い出させるようなこのディティールがぶっ刺さり過ぎてもはや貫通しました。
swift campoutでトミーさんから少し借りて乗ってみようかしら。。。
幾つになってもラウンドトップチューブのバイクは好きだなぁ〜〜〜〜♨️
こちらは上馬店の展示車なので気軽に乗り回しに来てくださいな。
そして今回はもう1モデル、
Rambler (S)
グラベル、オールラウンダーのRamblerも着弾しています。
最大タイヤサイズ700x50c or 27.5×2.2 の2つのホイールサイズからチョイス出来ます。写真は700 x 40c。
ダイナモ配線がフォークブレードに内装可、フォークに3アイレットもあるのでメニシングなケージ類も取り付け出来ます。
この辺のスペックは昨今のこの手のバイクのスタンダードになりつつありますね。
機能的なメリットが大きいところでどんどんパイプの太いものがスタンダートになる昨今ですが、クロモリらしい細身のOSヘッドチューブのバイクを作ってくれているところに親近感を覚えます。
大経パイプを用いたモダンなバイクの調子の良さも知ってはいるんですが、やはり個人的にはOSヘッドチューブのスマートさが自転車を知って10年経った今なお、自分の心を掴んで離さない象徴的なディティールの1つだなと。
そしてやっぱこのフォーク。
フォーククラウンからフロントに少しオフセットしたセグメンタルフォークよ。。。
スーパートランプも同様の作りですがやっぱコレ格好良いよなぁ。本能に訴えかける系の造り。
この手のフレームでクロモリフォークだと細身のパイプが使われていることが多いですが、少し太いパイプを用いてがっしり作っているのがグッときます。
フロント周りに積載しても安心感があるのでツーリングにバイクキャンプにと活躍してくれるはずです。
安心感がある分少し重いですがそんな時のためのwayfinder、カーボンフォークの選択肢も用意してくれているのが流石Jeff氏としか言いようがありません。
意図的にこのスチールフォークはカーボンフォークに交換することも意識して、少しレングス長めに設計されているそう。
安定したハンドリングで荒れた路面に突っ込んでいけるスチールフォークと、アクティブに機敏に乗る為のカーボンフォークと棲み分けが為されている。。。仕掛けが過ぎるぜJeff氏。。。(フォーク変えてみたい)
そんなRamblerのカーボンフォークverは幡ヶ谷のヤングが乗ってくれているのでまた後日ご紹介しますね。
ソリッドなカラーが多い最近、このフレームカラーが新鮮に見えるんですよね。
角度によってブルー、グリーンと輝き方が変わって見えるんですが標本にされるような綺麗な蛾の羽みたいで良きです。
現物見に来て欲しいですね。
踏めばブンっと進むよりかはしなやかでグラベルに入るとより輝きを増すタイプのバイクです。
「サドルに長時間座っていても快適でありながら機敏なジオメトリを備えています。すべての Wilde と同様に、”快適であることは速い”というのは私たちの哲学」(deepl翻訳)
という思考が色濃く反映されたバイクなんだなと感じられます。
今回マイバイクとして迎え入れたので、共にしながら理解を深めていけたらなぁと。
普段は上馬店頭、この土日に関してはswiftcampoutの関係で幡ヶ谷店で鎮座させているので試乗も是非に。
そんなWILDEのバイクを作っているJeff氏、
特設ページでインタビューもしているので是非ご一読をば。
自転車に対しての愛が半端じゃなさすぎて喰らいます。
今回はこの辺で