こんにちは
上馬店より一周です。
今回はニューバイクのお話を。ANTです。
作り手はMike Flanigan、伝説的バイクカンパニーFAT city cycles、Independent Fabricationをバックボーンに持つリビングレジェンドのフレームビルダー、”ANTBIKEMIKE”その人です。
もともとANTを知ったきっかけは谷さんのバイク、なんか格好良いチャリだな〜といちお客さんの時から横目に見ていました。
一時期オーダーをクローズしている時があったり、もうビルダーはやらないのかなーなんて話も飛び交っていましたが、
なんと今回オーダーできるタイミングがやってきて思わずお願いしてしまいました。
かつて TIG溶接のカリスマと呼ばれたビルダーですが、現在はラグ溶接でフレームを作っているよう。(こないだ自分用のフレームはフィレットで作ってた)
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昨年の暮れにお願いしてどんなフレームが来るのか、ドキドキでした。
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待つこと数ヶ月、ある日寝起きでIG開いたらこの投稿が目に入って来て、嬉しすぎて思わず叫んでしまいました。
この投稿からフレームが日本に到着するまで、このフレームのことで頭がいっぱい。寝ても覚めてもANT。
そんな感じだったので到着してから組み上がるまでに時間は要しませんでした。
Club Road
ANT的解釈のミディアムリーチロード、Club “Road” です。
非コンペティティブ、あくまで交通手段としてがメインの1台、日常の足バイクなのでタフ系タイヤにフェンダー、ハブダイナモを。
家に転がっていたパセラに亀甲フェンダー。ラグドのフレームにアメクロタイヤとPACENTIの箱型薄リムがよく馴染みます。
通勤はもちろんたまのちゃんと乗りも気兼ね無く乗れるように半フラペ、半ビンディングのペダル。
コンポは昔から使っている5700の105をベースに。
このガリ傷入ったSTIを握ると、分からないながらに家でコンポ交換にチャレンジしたあの日を思い出します。
今思うとマジで調整滅茶苦茶だったと思う。Pacerごめん。そんな自分でも今は自転車メカニックやらせてもらっているって得もいえぬ感。ほんと人生って何が起きるか分からない。
そしてFAT CHANCEを彷彿とさせるペンシル形のシートステー。
と特徴的な蟻形ヘッドバッジ。うむ。
彼は今、HOT TUBESでフレームのペイントも手掛けているペインターの一員らしく、なんとペイントもお任せで塗ってくれました。たまたま一番好きな緑色に塗ってくれてもうぶち上がりまくりです。
レジェンドビルダーにそこまでやってもらえるなんて贅沢の極みでしかない。本当に恐れ多い!
Big thanks Mike-san!!