こんにちわ上馬店のタニです。
今日はRivendellにまつわる、とあるTシャツの紹介と、そのTシャツができるまでのお話。
・・といってもタイトルがその通りなのだけど、このTシャツができるまでの経緯やストーリーに思い入れがたくさんあるので、長くなりそうですが是非お付き合いください。
登場人物の紹介。何人かのキーマンを数珠つなぎ。ご紹介していきます。
彼はRivendellスタッフのWill。
(左です。右は週末メカニックハリー。)
ボスのグラントさんを支える、古くからRivendellで働く中心人物の一人。Rivendellのメルマガやブログは彼によって綴られたもの。気さくで優しくて、背が高くてバイクが格好いい。趣味はスケートボードと、フィルムカメラ(現像も自分でやっちゃう)
(↑WillのCHEVIOT、まさにエブリデーバイク)
(↑仕事中。手前のBlackのCLEMに反応してしまった人はRiv沼ですね)
昔ブルーラグでRivendellを取り扱う前は、どんなスタッフが働いているんだろう? 先入観でベテラン自転車乗りさんのチームなのかな?なんて想像してたけど、Willを始め想像より若い人たちが多く働いていて、スタッフはスケーター、サーファーにバンドマン・・・趣味も様々で新しい世代にも支持されているんだな、とちょっと意外でびっくりした記憶があります。
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このWillとチューヤンは、お互い日本とアメリカを行き来していくうちに大の仲良しになって。Willが彼女と日本に来たときには、自分は実家に帰って滞在中お家を丸っと貸してあげた、なんてエピソードも。上記の写真もチューヤンが撮ったもの。
そんなWillが書く本国のブログにて、もう一人のキーマンが現れます。
「Who Ride Rivbike?」と銘打って、Willの周りの友人達、Rivendellに乗っている”人間”にフォーカスしたブログで紹介されたBramさん。
僕はスケートボードをしないので、この人がどんなにすごい人か気づかず読んでいたのだけど・・・これを読んで衝撃を受けたまっちゃんのブログでびっくり。サンフランシスコのスケートカルチャーのど真ん中の人、DLX SFのマネージャー/フォトグラファーの方でした。(詳しくはまっちゃんブログで)
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このBramさんのことを知ったくらいから、Willというキーマンを中心に、その周りの若い世代や、スケートボード繋がりの友人達とが週末”RIV RIDE”をしている風景が目に入ってくるようになりました。
Blue Lugスタッフが休日に行くRiv Rideも彼らのライド、都会からエスケープして楽しんじゃうあの雰囲気に憧れたのがルーツだったりします。
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(こんなライド、こんな天気が理想。↑真ん中がBram氏)
そして時を同じくして、”まっちゃんのBramさんブログ”を読んで衝撃を受けてしまった人が一人。
以前もご紹介した、僕の旧友SIESTAの青木くん。SIESTA STOREという古着屋の店主です。
僕が自転車を好きになるきっかけをくれた、20年来の親友で、彼との昔話は過去のブログで。
僕に自転車をそそのかした張本人が、今僕が夢中になっているRivに乗ってくれるのは個人的にすごい嬉しかったけど、彼視点で言えば、大好きな「サンフランシスコ」と「スケートボード」と「自転車」が交わった瞬間、乗ることは必然だったよう。
ピスト時代以来一緒に自転車に乗るなんてなかったけど、休み合わせてツーリングに出かけたり。(お互い歳はとったけど、目黒川沿でスキッド練習したあの時と何も変わらんね)
そして程なくして、東京でも変化が起き始めていて。このSIESTAの周り、スケートボード繋がりや古着屋さん繋がりの若い世代から”Rivendellに乗りたい”とご要望いただくことがどんどんと増えていった。青木を中心に波及して、日本ではまだ認知の少なかったRivendellに乗りたくなって、お店を訪れてくれる人が驚くほど増えていきました。
このSFと東京で同時進行で広がっていく輪を、Willから波及したストーリーは東京にも広がっていってるんだよ、という話を、Willに伝えたくなった。
そんな折、うちのボスから”お礼も兼ねて日米のキーマン二人を、つなぎ合わせたらどうだろう??”なんて提案があって、そのアイデアに僕は興奮してしまった訳です。もちろんそれを聞いた青木も喜んでくれて。
もちろんダメ元で、Willに連絡をとったら快諾してくれて、グラントさんのOKも。そして「いつもメルマガで見る君の格好いい写真でPhotoTを作りたい!」と想いをぶつけました。テーマはせっかくSIESTAとRivなのだから、”スケート”や”サンフランシスコ”を想起させるものが良いな、と添えて。
Willから送られてきた写真の候補達。
彼から送られてきた写真はどれもめっちゃくちゃ良くて、熱出るほど悩みました。そして、
決まったのは、これ。トレイルや自然の中の写真も良かったけど、東京、SF、僕らの日常に一番近い景色。街。小さく写ってるけど一目でRivってわかるのも良い。マスクをしているのは、10年後にきっと「ああ、あの時期か」と思い出すんだろう。
そんな長すぎーる前振りを経て、出来たのがこのTシャツ。
手前味噌ですが、Willの写真が良すぎたせいで、青木と目指した「思い入れを抜いても普段まじで着れるやつ」が出来たと思います。これは格好いいのができた。
カラーはホワイトとブラウンにて。
ブルーラグとSIESTA、6/25(金)の正午より、同時に販売開始したいと思います。
(僕は先に3枚買いしたので皆さん気を使わずに)
僕のようにスケートしない人にも着て欲しいし、SIESTAでRivendellを知らない人にも手に取ってもらえたら嬉しいです。あと単純にWillに恩返しがしたかった。
普段SIESTAに行かない方も、セレクト面白いので彼のInstagramも見てみてくさいね。
SIESTA(シエスタ)
150-0001 東京都渋谷区神宮前3-21-22フィールドビルB1F
TEL:03-6804-3817
OPEN:12:00~20:00
Instagram
定休日:水曜
僕の駄文じゃきっと伝えきれてないことや、書き漏らしもあるだろう、と青木を呼んでいつもの放課後ラヂオも録りました。本当にお暇な方だけ聞いてください↓
長々長々と読んでくれてありがとうございます。タニでした。