まいど!ダンカンです!
今日のバイクについて多くは語りません。
見て感じてください!それくらい芸術的なフレームワークが魅力的な1台です。
アメリカ・カリフォルニア州ナパにてビルダー、カーティス・イングリスの手によってハンドメイドされるRetrotec Cycles。
twin-topの名のごとくヘッドチューブからエンドまで緩やかなアーチを描く2本のパイプが大きな特徴。
ENVEカーボンフォークを合わせ、テーパーヘッド、前後スルーアクスルとハイスペックなフレームに仕上がっています。
多くは語らずと言いつつもアッセンブルしたパーツの紹介を少しだけ。
コンポーネントはSRAM Force22 HRD。油圧式のディスクブレーキです。
圧倒的な制動力の高さ、ブレーキのタッチの軽さはクロスレースやダートでのライドで腕への負担を軽減でき大きな強みとなります。
ハブはCHRIS KING R45 disc。
僕的にキングのハブは育てるハブだと思うんです。
定期的にメンテナンスをしてあげて、いい状態をキープしながら使い続けることでより回るようになる。
メカメカしいリヤハブの中身はいじっていて一番楽しいパーツかもしれません。
そしてリムはHED Belgium plus rim、タイヤをIRC serac cxで組み合わせチューブレス仕様になってます。
このタイヤ僕も2シーズンレースで使用してますが、しなやかモチモチで乗り心地もよく、ダートでしっかりとグリップしてくれるので安心して攻められます。
BBはPHILWOOD outboard BBのステンレスモデルを装着します。
ステンレスのヌメッとした鈍い輝きが美しく、メンテナンスフリーで高耐久なのは言わずもがな。
泥、砂、水溜まりや高圧洗浄機での洗車など過酷な状況で使用されるシクロクロスバイクに絶対オススメ!
カスタムオーダーのバイクは体を採寸して寸法や細かい仕様を指定できるのも魅力の一つ。
そしてフレームビルダーの作品として既製品にはない美しさや機能美が詰まっているのも僕らを虜にする理由でもあるのかもしれませんね。