上馬店より一周です。

 

日本が世界に誇る自転車パーツメーカーNITTO(日東)。

来たる2/10は日東の日と題して毎年イベントを行っているわけですが。

昨年は創業100周年(!)を迎えられたアニバーサリー回だった2023/2/10。

吉川社長の御言葉にて思い知らされたこれまでの歴史の厚み、重み。これまでの回とはまた趣の異なる素晴らしい回でした。

今年は何を催すのか、、、日東のパーツを愛でながらホワホワと続報をお待ち頂けたらと思います。

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今回はそんな100周年を超え、益々勢いを増す日東さん製品のリストック&ニュープロダクトを、自称BluelugきってのNITTOラバーな自分がご紹介をば。

初っ端から日東さんが作っている製品ではない上に自転車パーツですらなく(汗)大変恐縮なのですが、毎回反響を頂いているカレッジロゴのスウェットフーディー&パンツがリストック。

オンでもオフでもシチュエーション問わず着れる絶妙な感じが良きです。

自転車知らない友人にバッタリ遭った際にNITTO?なにそれ?って言われるであろうシチュエーションが容易に想像されますが、そんな人には待ってましたとばかりに日東を布教して差し上げましょう。

 

いつかこのプリントが擦り切れるまで着古されたモノが古着屋に並び、ビンテージになる日が来るのでないか、、、

だとしたら胸熱。。。

そしてこちらは巷を騒がさせているとかいないとか、新作アルミステムのMT-8

BMXよろしくな突き出し50mmのショートステムです。ボルトも6mmの六角レンチで締める頭が大きいものが採用されています。

31.8mmハンドルに対応するショートステムで格好良いモノだとTHOMSONのX4PaulのBOX CARの実質2択だった昨今ですが、第3の選択肢として新たに。

マウンテンバイクはもちろんのことSURLY grapplerのようなトップチューブ長めのドロップバーダートバイクなんかにも良いかと思います。

NITTOステムには珍しくな6色展開が嬉しい。

地味にガンメタ(最右)の設定があるのがグッときますね。

お次はこちら(画像左)。

競輪フレームはじめとしたクラシックなバイクで採用されている1インチスレッドステムのバイクにモダンな1-1/8アヘッドステムを使えるよう変換するパーツです。

それ前からあるよね?新製品じゃなくない?なんて声が聞こえてきそうですが、

マイナーチェンジを経てキャップ付きへ、今まで凹っとしてたボルトの頭が露出しなくなりました。スッキリ感増し。

ちょっとした部分ではありますが気になる方は多かったのではないでしょうか。

もちろんブラックもご用意。

ニッチなものが故にチープなモノも世の中に溢れているこちらのコンバーターですが、

そういうモノもしっかりと本気で作ってくださる日東さんだからこそ好きなんです。

サイドメニューすら美味いという隙の無さ。

ニッチなものといえば、こんなものもお願いして作って頂きました。

日東さんのラックに付属してくるcampee bolt a.k.a ダルマ。このパーツからラックの脚や手になるステーが伸びていく関節的パーツです。

ベストセラーであるフロントラックM-1Bをはじめ多くのラックに採用されているのですが、今回作って頂いたのはこちらのロングヴァージョン。

これまで難しかったダルマ内にパーツを挟みこめるようになったので、日東ラックのいつものステーからいろんなものを生やせるように。

主にライト取り付けの際に一役買ってくれます。

これまで定番として君臨していたランプホルダー6のようにダルマ→プレートを介さずにパーツと直接繋がれるというのがこやつのウリです。

#campee boltと繋がりたい

日東さんのラックには非常に有難いことに、この世の数多のバイクに可能な限り取り付けられるように様々な曲げのステーがいくつか同梱されていたりするのですがそれらは使われずに余ることもしばしば。

特にデフォのストレートのモノを良きように曲げてから「なんかちょっと違うな」と使われず放置されることもままあり。

そんなステーたちを使うアテはないけれど捨てるのもなんだかな〜、なんて思われていたらこのパーツ1つで輝かせてあげられるやもしれません。

曲がった方が役に立つこともあるだろう・・・!

 

未だライト取り付けにまつわる一工夫パーツとしてしか自分はアイディア思いつけていませんが、ネクストレベルな使い方を思いついてドヤりたいです。

この使い方ヤベー!!!と思いついたらひっそりと教えてください。ぐぬぬぬと言わせる鬼才求む。

お次はこちら。

此奴は分かりやすいでしょうか。

こちらもライト取り付けのマウントとして。

クラシックなツーリングバイクのラックに用いられているラックステーからニョキっと伸びるライトマウント(アレは溶接されてるけど)を元ネタに考案されたちょうど良い感じの曲げと、両端にネジを通す穴が空いているのでポン付けでクオリティ高い仕上がりのライトマウントになります。

これまではステーの曲げや切断をDIYで行わねばでホームメカニックにはハードルの高い作業だったのですが、

〜したものがこちらになります。

ばりの圧倒的お手軽さをあなたに提供してくれるランプホルダー7。

作業のハードルをグッと下げてくれた秀逸なパーツです。

最後はこちら。

ニッチ指数が非常に高くなりましたね!!!!

テンション上がってきた。

通常のM-1タイプのラックステーはブレーキ周りを避けるために少し逃すよう画像のようにくにゃっと曲がっているのですが、

そのステーを使った時にバイクによってはタイヤとラックの隙間が大きく空いてしまい少々不細工なケースがしばしばありました。

それを改善する為に曲げが僅かに、タイヤとラック天板の距離感を良い感じにするものを作って頂いたという経緯です。

お分かりいただけるだろうか!!!!

 

 

 

僕らの自転車生活の大きな役割を担うハンドルやステム、ラック等のパーツから余りにもニッチ過ぎるパーツまで、ほんのちょっとしたところの美意識すらも満たしてくれる日東さん。

そんなメイカーが僕らが日々過ごすここ日本にある。

そのことに誇りを感じずにはいられないですね。

 

今回この辺で