こんにちは。

上馬店のジャッキーです。

先日はMATT REYES氏のHAPPY BIRTH DAYだったそうで、

おめでたいですね!!

実は僕も誕生日がほぼ同じなので、また一つ歳を重ねました。

ということで?自分への誕生日プレゼントも兼ねて、ひっそりとREYES STEELを組みました。

代々木公園店のカリカリに泣きながら懇願して譲ってもらったこのフレーム。

バニーホップ系のトリックはガシガシできて最高ですし、僕の苦手なウィリー系の動きもやりやすい気がして、とても気に入っています。これは壊れる気配なし!やっぱりMASHのフレームは最高だな!とつくづく思います。

この自転車をゲットして、トリックトラック熱が爆上がりなので一緒に乗ってくれる方大募集中です!

余談はこの辺りにして、そろそろ本題に…


先日よりMASH STEEL、ALL-ROADとMASHの新色が続々登場で興奮気味な僕ですが、MASH STEELの新色はギリ我慢できました。(2本持ってますからね…)

ALL-ROADは流石に我慢できず、自分用に購入しました!やったぜ!

今回どの色も最高でめちゃくちゃ悩みましたが、僕が選んだのはSILVER SMOKE。

MASH STEELのファーストロットに採用されていたこのカラー。最近だとAC-3にも採用されていましたね。

スモークペイントというのはフレームを直火で炙って生まれたススの模様をクリアー塗装で閉じ込めているそうですよ。だから模様の出方も一つ一つ違います。炎が生み出す自然なグラデーション、なかなか良いですよね。

このカラーのMASH STEELが発売された当初、僕は高校生。

ずっと憧れていたこのカラーがALL-ROADで復刻したら我慢できるわけがないのです。

バキバキに走れる漢を目指して…組み上がった僕のALL-ROADがこちら!

MASH ALL-ROAD (L)

*MASH* all-road (L) Jackie’s

身長182センチの僕は、 MASH STEELと同様にLサイズを選びました。

ただし、ALL-ROADはSTEELと比較するとトップチューブが長めの設計なので、もしSTEELのサイズがギリギリの場合はワンサイズ落とした方が良さそうです。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

まずはハンドル周りから。

ハンドルバーはRITCHEY、バーテープはLIZARD SKINS DSP

ステムは慣れ親しんだTHOMSON elite x4です。

角度や長さが細かく選べて重宝するコイツ。バリエーションがあるのでどれを選ぶか迷っちゃいますが、上下区別がないシンメトリーな感じが好きで個人的には真っ直ぐの0度推しです。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

ヘッドセットはWHITE INDUSTRIESのものを選びました。

MASHといえばCHRIS KINGのヘッドセットのイメージが強いですが、今回はあえてカチッとした見た目のWHITEを。MASHと同じカリフォルニアのブランドということでヘッドチューブに並んでもらいました。

シンプルな構造で、スルスル回るとてもいいヘッドセットです。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

お次は気になるコンポについて。

クランク、ブレーキ、ディレイラーはSRAMのFORCE22を使いました。

シングルスピードばかり乗ってきた僕は、ギア付きの自転車を所有するのが初めてで、今回ALL-ROADを組むにあたって今までの自転車ではできなかった要素を詰め込みたかったというのもあり、ロードバイク的乗り方もしっかりしたいので大きめチェーンリングのフロントダブルに、さらには林道カチコミみにも対応したかったのでワイドめなスプロケットで、ブレーキは油圧式を選択しました。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

最新のSRAMは無線変速のeTapですが、ワイヤーがないスッキリ感とメカメカしい音とともに変速するあの感じはロマンたっぷりです。とはいえまだまだワイヤー式の変速が主流ですよね。もちろんeTapへの憧れもありますが、それは後々の夢として…

まだその夢は叶いそうにありませんが、単純にダウンチューブの下にケーブル3本をみっちりと並べてみたかったというのもあります!

*MASH* all-road (L) Jackie’s

ブリーディングを乗り越えてしまえばやはり油圧ブレーキはよく効くし、メンテナンス頻度が少なくて済むなど、メリットも多いと思います。

ガツガツ走る方であれば受ける恩恵も大きいはずなので、愛車のブレーキをえいっと油圧に変えてみるのも良いですね!

MASH STEELのジオメトリーを踏襲し、バチっと詰まったリアセンターを備えたALL-ROAD。

この詰まり方がSTEELのDNAを感じて個人的に好きなポイントの1つです。

タイヤクリアランスはフロントシングルの場合700×38cまで入りますが、フロントダブルの場合はフロントディレイラーとのクリアランスの兼ね合いで33cぐらいまでが限界になります。

フロントシングルでも38cのブロックタイヤを入れると笑っちゃうくらいタイトなクリアランスになり、逆にテンションが上がります。(タイヤによっては38cで干渉してしまうものもあるので注意です。)

*MASH* all-road (L) Jackie’s

フロントダブルで組んだ僕は、少し細めで、なおかつ未舗装路にも対応するタイヤが欲しかったので、WTB ALL TERRAIN COMPE TIRE 32cをチョイス。

オールラウンダーなこのタイヤは、舗装路ではよく転がるし、少し荒れた路面でもバッチリで、性能・価格ともにナイスです。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

最後にハブ、これはDT SWISSの350

エンドキャップを交換してさまざまな規格のフレームに対応できたり、リアハブのラチェットのノッチ数をアップグレードできたりと、見た目は飾らないですがかなり使い勝手の良いハブです。

強度と軽さのいいとこ取りで28ホールにしてみました。32ホール信者の僕ですが、コレはなかなか良い選択でした。

28ホールのリムは32ホールに比べて少し玉数が少ないのですが、最近はASTRALのリムが28ホール選べます。もう1セットホイール欲しい。

*MASH* all-road (L) Jackie’s

ざっとMY ALL-ROADをご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

組んで乗ってみた感想は、MASH STEELの魅力であるワイドなタイヤクリアランスやフレームの強靭さ、しっかり詰まった設計等を踏襲しつつ、それらをしっかりとロードバイクとしてのポテンシャルの高さへと昇華していると思います。

ALL-ROADはディスクブレーキになったこともあり、ホイール径を650bにインチダウンするともっと太いタイヤを履くことができます。

700cで細めのタイヤを履けば長距離も、700cの太めタイヤを履けばシクロクロス的遊び方も、650bにしてもっと太いタイヤを履けばグラベルにもガシガシ突入できる。そしてこれらの全ての組み合わせでしっかりかっこよく成り立つので、誇張なしで超絶良いフレームだと思っています。

僕の今お気に入りなフレームALL-ROAD、乗り味、サイズ感等、気になる方はぜひ一度ご相談ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ジャッキー