こんにちは。
上馬店より一周です。
週末ギャン暑でしたね。
自転車乗って来て頂いたお客さん達に冗談で、こんな暑い日に自転車乗っちゃダメですよ!笑
なーんて話しかけていましたが、本当に暑過ぎたので乗る時は皆さんも無理なく楽しみましょうね。
納車した足で横浜まで踏んで帰ったお二人は大丈夫だったろうか。。。
つい先日、今年の2月にオーダー頂いたIndependentFabricationのバイクが一台、オーナーさまの手元に渡っていきましたので今回はそのお話を。
Crown Jewel
ロードモデルのCrown Jewelです。
カジュアルなグレードのロードバイクもどんどんディスクブレーキになっている昨今ですが、オーセンティックなキャリパーロードのオーダーを頂きました。
制動力が、機能的には、とか色々ありますがこのルックスを見たらそんな些細なこと、って思っちゃうんですよね。
結局はそれを手にして、乗る一個人がどう感じるのかが全て。
以前からスチールのロードバイクに乗られていたオーナーさま、ガシガシバイクを乗られる方で短めの期間ではあったもののフレームを金属疲労で折ってしまったそう。
身長が高く体格もガシっとした方なのでいかに強い素材とはいえ、クラシックな細身のスチールフレームではパワーを受け止めきれなかったんだろうなぁと察しました。
折れても直し易い素材のスチール、折れた箇所を溶接してしばらく乗られていたそうですが、規格の移り変わる自転車の世界、いざカスタムを試みてもパーツのアップグレードの選択肢が少ない。
もしくは現行品ではなかなか手に入らないという壁、そもそも体格的にフレームのサイズ感が合っていないのではないか?という悩みを持たれていたそう。
それらを解決すべく今回オーダーに踏み切って頂きました。
一番に求めるものはフレーム本体の丈夫さ強さという、軽さ速さを追い求めるのが常なロードバイクには稀なオーダー内容。
稀な内容だからこそカスタムオーダーの意味があると思いますし、ビルダーらとの橋渡しをする僕らバイクショップが存在するひとつの理由だなと思います。
フレームカラーはパステルカラーのマットブルー、純正カラー外のカスタムペイントです。
良い意味でらしくない、シンプルながらも個性を放つカラーチョイスが最高だと思います。
ガシガシ乗って汚れてきたらきっと、もっと格好良く見えるはず。
コンポーネントはこのバイクの為に!な構成を、サドル周りだけは前バイクからの移植。
ピカピカのパーツも嫌いではないですがこの馴染んで少しやれたパーツたちをネクストバイクへと継承していく 感じ、とても良いですよね。
オーナーさんはやっぱり変えようかな〜なんて言ってましたけど笑
しかしサイズ大きくてズルいなぁ!こんなの絶対格好良いじゃん!
身長伸びたいなぁ〜、流石にもう伸びないかなぁ〜。
納車時に色々バタバタでお待たせしてしまいましたが、オーダーから半年越しに無事お渡し出来て一安心。
たくさん乗りまくってください〜
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう