こんにちは
上馬店より一周です。
つい先日のBuilt by Bluelug動画は見て頂けましたでしょうか?
僭越ながら今回は自分が組む過程をお届け致しました。。。
丸一日撮影に付き合ってくれたサブちゃんにbig upを。お時間ある時に見て頂けたら嬉しいです。
今回はこの動画に登場したバイクのおはなし。
Mod zero (47)
昨年にBlackMountainのMod zero、上馬店の展示車をいの一番に組んで試乗してからというもの、
いいなぁ、
いいなぁ、、
いいなぁ、、、
これはいいですねぇっっっっっ!!!!!!!!
と沸々していまして、気付いたら我が家にモデルゼロがありました。
笹塚から千歳烏山に引っ越して早2ヶ月ほど、自転車の収納スペースは広くなるどころか狭くなっているけど、そんなの関係ねぇ!!!
明日何が起こるか人生わからないわけですし、後悔ない人生を歩む為には一瞬の懐の犠牲はつきものなのです。
手に入れてしまった要因のひとつとしてアメリカ現地、point reyes stationのBlack Mountain Cyclesの本丸に訪れ、Mikeさんと直接会ったことが関係していることは言うまでもありません。
展示車を組んだ時から感じていた良いフィーリングについて、Mikeさん本人が「わからない、ハッピーアクシデントだね。」と言ってたのが決定打になりました。
デザインした本人が説明できないってなにそれ魔法?
フレームに関することを常日頃考え、彼の地で自転車を乗り続けている人が説明できないけど調子良いってなんなのよ?
そんなの惹かれちまうよ!!!
mod zero(44)
サンタはwhiskyのカーボンフォークを入れていましたが、自分はデフォのスチールフォークで650Bホイールビルド。
身長170cmサドルハイト68cmの自分ですがフレームサイズは最小サイズの44にしました。
Bluelugでよく名が上がるSURLYやRiverndellをはじめとしたバイクブランドのサイズ表記が頭の中にあると、数字の響き的に非常に小さなサイズに感じてしまうモデルゼロですが、
こちらがモデルゼロのサイズを選ぶ上でのチャート。
44の推奨サドルハイトは63cm〜69cm、47は67cm〜73cmと68cmの自分は狭間にいます。
フレームのジオメトリーとも睨めっこしてハンドル落差を求めて44にしています。
モデルゼロはヘッドチューブが長くハンドル位置が高めに設定されているので、おそらく47にした場合ステムを下げ切っても高く感じてしまう可能性があるなと。
170cm前後の方だと44 or 47でハンドル落差のバランスがサイズ選びのカギになるのでご参考までに。
もしポジションの参考になるドロップバーのバイクをお持ちでなかったら個人的には47をオススメすると思います。
ホイールサイズを650Bで組んだ場合は2.25MAXのタイヤクリアランスで700Cの時より太いタイヤが選べます。荒れた路面でラク出来る&乗り心地の良さが強みです。
リムはASTRALのOUTBACKのカーボンモデル。めちゃくちゃ軽い!!!わけでないですがホイール組をしてみた感触は流石のがっしり感を感じます。
タイヤはMikeさんもたびたび使っているrene herseの2.1インチ幅のノビータイヤ、チューブドで使っていますがそれでも明らかに感じる乗り心地の良さ。2段3段は実感出来るくらいに違いますね。
正直タイヤの寿命としては短命な上に高価ではあるんですが、それを補って余りある乗り心地の素晴らしさは1度は試す価値があると思います。
ハンドルはwhiskyの6度フレアのカーボンドロップバーにしています。
いわゆるなグラベルバイクであればもっと末広がり強いハンドルを選ぶイメージがありますが、舗装路での進みの良さも活かせるフレア強すぎないこのハンドルを選んでいます。
ぶっちゃけもう一段階開きが強いのでも良かったかなぁ〜と思わなくもないですが、せっかくカーボンverにしたしもう少し様子をみたいと思います。
せっかくのインターナルのドロッパーシートポスト対応フレームということもあって、なんか家に使ってないTHOMSONのが転がってるしで仕込んでみました。
フロントダブル且つドロッパーシートポストを取り付ける場合はダウンチューブのアウター受け4箇所を全て埋められるという、ちょっとした満足感を感じれなくもないですが今の自分の遊ぶフィールドを考えると、あると便利だけど無くても困らないかなぁ。
山がお家のすぐ近くにあって生かせるタイミングが多い方だったり、GRINDUROのような激しいコースとあればあったら良いのでしょうが。たぶんそのうち外すかも。。
先日の寒波の際はスリッピーな路面におっかなびっくりしながら雪まみれになって帰ったり、林道へ乗り込んで泥まみれになってきたりしているのですが、試乗で感じたフィーリングの良さは今でも変わらずでモデルゼロの良さを一身に浴び続けています。
砂利遊びをするとなったらある程度アスファルトを走ってからそこにアクセスしなければいけない、という日本の土地柄を考えるとアスファルトの上でも踏めばとギュンと進むし、ボリュームタイヤを生かしたダートでの楽しさの塩梅は非常に良いなと。
お気に入りのバイクは何台もありますが、今最もお気に入りのバイクに躍り出ています。
乗ってからのそんなフィーリング、スペック的なところももちろんそうですが、なによりもバイクとしての佇まいが格好良いのが最も気に入っているところです。
工作が凝っているとかでなく至極シンプルなフレームのはずなのに格好良く見える、本当に不思議だなと思います。
そしてそれまでmod zeroのポジションにいたmonstercrossは、、、
monstercross (52)
エブリデイバイクとして様変わり。
Mikeさんがもし一台だけしか自転車を所有できないなら?
の問いへのアンサーがこのモデルなわけですがその理由を強く実感しているここ最近です。
ツーリングするためのギアは外して街乗りでラフに扱えるシングルスピードにコンバージョン。
エブリデイバイクは基本ギア外したいです。自分は。ハンドルもドロップバーからフラットバーへと。
金子さんから昔もらった半端にハンドルカットされたSALSAのなんてことないバーがお気に入り。
mod zeroと同じく700x50Cを飲み込むバイクですが通勤ぶっ飛ばし号として走ってもらう為に32Cと少し細めにしました。
そしてフルフェンダーをとりつけて雨の日でも乗れるように。で、やっぱりダイナモライトはマストです。
ドロップバーの時はよし、乗るぞ!とモードを切り替えて乗るバイクでしたが、日常着でも気負わずに乗れるようなカスタムを施してまたmonstercrossが好きになりました。
monstercrossの持つキャラクターの優秀さ、どんな形にでも化けられるカスタム幅の広さがSURLYのCROSS CHECK亡き今、より一層輝いて見えますね。
自分の乗っているヴァージョン5のmonstercrossからヴァージョン6にマイナーチェンジを遂げたmonstercrossをもう少ししたら紹介出来るかと思いますので、お待ち頂けたらと。
もし1台だけ〜、のアンサーに相応しくMikeさんは4台(!)も所有しているというmonstercross、、、
もし自分なら。。。