RIVENDELL ”CLEM SMITH Jr.”
グイッと下がったトップチューブ。無骨なOLD MTBのようなチュービングに広いタイヤクリアランス
その跨ぎやすさ、ゆったりとした乗り心地から女子バイクや「嫁チャリ」として選んでいただくことも多いフレーム。
でも男子にも乗って欲しい。最近男性オーナーも増えて、パパチャリとして組ませていただくことも増えて嬉しい。
その快適さから、男女年齢問わず、パパにもママにも最強のエブリデーバイクとして組ませていただいたけど、
広いタイヤクリアランス、ルーツなMTBよろしく野を駆けるオフロード遊びバイクとしても。すなわちHILLIBIKE。
そして現Rivendellのラインナップの中で唯一「完成車パック」での販売があって、そのリーズナブルさから一時完売してしまったCLEM。少しのパーツ変更があって再生産がありました。
いつもながら生産は少なめ、一期一会。前回買い逃してしまった方、お待たせしました。
個人的には初めてのバイクファーストバイクとして、もしくは昔ピストや他の車種に乗っていた方の久々に組む2号機として乗って欲しいな、と思います。
その新色のCLEM、早速見つかったオーナーさまに素敵組んでいただいたのでご紹介。
*RIVENDELL* clem smith jr. (46)
日に当たると銅色に光る「ブロンズグリーン」というメタリックカラー。ヘッドバッジはマンホール。オーナーは男性。
このオーナーは完成車パックを十分に生かしつつ、ハンドルとサドルを変更。
ハンドルはロスコバー。デフォルトはグイッとライズしたボスコバーが付いてくるのだけど、乗り方やポジション、体格によってはボスコは高すぎる時がある。ローライズボスコバー=ロスコバー。
このフレームのためにあるのかな?なんて思っちゃうほど美しい曲線のシルエット。
サドルはバネ付きBROOKS。この手のハンドルだとお尻に荷重してしまうのでバネのクッションが効きます。
お子さん、ご家族の荷物を積載する、という目的はリアキャリアにて解決。屈強なSURLYのキャリア。
納車後に子乗せをつけたり、雨の日の白Tを守るためにフルフェンダーをつけたり、カスタムも楽しんでもらっていて、嬉しいです。
ご家族ファーストな、生活密着型エブリデーバイクとして。ご依頼ありがとうございました。(お次はバスケットつけましょ!)
もう1色はRIVENDELLではお馴染みの、一番人気カラー。
*RIVENDELL* clem smith jr. (52)
「Rivendell Bicycle Works BLUE」ブランドの名前を冠した創始者グラントピーターセンのフェイバリットでもあるメタリックブルー。
52サイズ。数年前の旧色ロットと変わって、46サイズがカバーできる身長が幅広くなったので(46は小柄な方や女性から、170mm前半の男子まで乗れます)この52は少し大きくなったのかな、と思いましたがそうではなく、同じく170前半の方から180cmくらいの方まで、こちらも乗れる人の幅が広がったイメージ。ホイールサイズは650Bになります。
特徴的なルックスの大きなラックは、52F basket rack、デザイン by Rivendell、メイド by NITTO。その名の通りバスケットを載せてもよしです。直付のライトマウントがあるのもポイント。
このオーナーも、RIVENDELLが用意したリーズナブルな完成車パックを有効に使って、フルフェンダーをトッピング。
毎日の通勤路に軽いダート、グラベルがあるそうでお仕事の洋服を汚さない工夫。
先入観でMKSのSYLVANなどクラシックなものを合わせたくなるかもだけど、ぜひこのガンマペダルや「ピン付きで食いつきの良いMTBペダル」を合わせてみてください。グングン踏ん張れて、ユサユサ長いフレームがしなって、人馬一体気持ち良いので試してください
どちらも良い色で、人気はほぼ5:5。このお二人のように街乗りや通勤にフォーカスしても良いし、少数派でしょうけど極太いマウンテンタイヤを履いて、アウトドアに持ち出すアクティブなHILLIBIKEに組んでくれる猛者も大募集。
僕らブルーラグの扱うフレームの中ではかなり異色な方ですが、ハマる人にはとっておきの相棒になります。
待ちに待った再入荷、大好きなフレームのご紹介でした。