こんにちわ、上馬店より谷です。
本日はとあるフレームのご紹介いたします。それは先日フレームセットと完成車パックの再入荷があったRivendell “Clem smith Jr.”
僕も大好きなフレームなので、気に入ってくれる方がいたら嬉しいです。
この大好きなマスタードカラー。Rivはロットごとにカラーが決まるしロットが少ないので、無くなると希望の色やサイズがもう手に入らないかも、という刹那な魅力があります。
Rivendellのラインナップの中だと、どちらかというとマウンテンバイクやクルーザーの風味が強いモデルで、他のRivbikeが履けない太いタイヤを履いたり、長いトップチューブに手前にグイッと戻ったクルーザーハンドルを仕込んだり、世界一長いチェーンステーでユサユサと街中もオフロードも走破できる、見た目のクラシカルさとは裏腹にタフな4WD、そしてマイペースなニュアンス。
そしてRIVラインナップ中、価格がリーズナブルなのもいいところ。
僕はこのフレーム、この色、初めて見たときに一目惚れ。心臓をヴェスバーで撃ち抜かれ(他に欲しかったバイクがあったけどそれを諦めてでも)そこから自身の愛車にすることを決めました。。
ふと一週間を振り返ると通勤、休日の脚として一番出動回数が多いことに気づきます(これが一番楽なもんで)。僕は身長173cm、サイズ52を乗っています。
僕のClemは現在こんな感じ。目一杯の太いタイヤを履いたらどんな感じか実験中(空気圧は緩めで!)。キャリアやフェンダー、なんでもアドオンできるので気づいたら乗る人の色に染まっていくのがRivendellの楽しいところ。
必要なものをくっ付けて、不要なものは外しちゃえばいいし、お気に入りのステッカーで汚すのも良し、フレームの美しさを引き立てるためにシンプルにクラシカルに組んでも良し、です。
パーツひとつひとつをこだわって選びたい人はフレームセットを、完成車パックもパーツのチョイスが秀逸なのでまずはリーズナブルに乗り始めたい、って方は完成車パックを選んでくださいな。
ちなみに僕は完成車パックをベースに組みました。乗り始めた直後はこんな感じでした。
ずいぶんスッキリ。明確にあったアイデアは二つ、bosco bullmoose barを使ってみたかったのと、このフレームにしてはやや細めのオールテライン(全地形)タイヤを仕込んで(650x42B)で”スカスカ感”があるバイクにしたいなー、ってところでした。
ソリッドなオフロードバイクな感じが理想で乗り始めたのだけど、やはり僕の主な用途は”通勤”と”休日の街乗り”なので手ぶらで乗れる様にラックやバッグの装着はすぐさまでした。その日の持ち物はポコポコ放り込みます。
*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist saddle bag。本来サドル下に仕込むバッグなのだけど、フロントが調子良いので前に付けています。
以前はフロントにバスケット、バスケットから溢れたものを入れるサブ的な役割を担っていたサドルバッグですが、自分の日々の使用で滅多にバスケットを上回る容量の荷物がないことに気づきました。貴重品なんかを入れるときは目の届くフロントが安心だし、自転車またがったまま開閉アクセス効くのもいいところ。
今まで自転車乗るときって、「自転車乗りやすい格好」っていうのをどうしてもしちゃって、太いパンツや前傾姿勢とりにくいアウターなんかを敬遠しちゃうことがあったのですが、こんなハンドルでバッシュガード付きのクランクを仕込んだこのバイクは乗るときの格好を選ばないのもこのバイクに乗る動機となっとります。
なので個人的には、ピストやロード、クイックなバイクに今乗っていて、次はマイペースで服装選ばないバイクが欲しいな〜って方にもぜひ乗って欲しいです。自分がそのパターンですごく衝撃を受けたのでなおさらそう思います。
ご興味あれば、走れば点くダイナモライトやドリンクホルダーを仕込んでとことんストレスフリーで乗っちゃう、って言うのがオススメ。
断言します。速いバイクにまたがっているとき、ちょっと無理してるな俺って自覚がある方、街中をゆったり流せて、休日も通勤もマイペースに乗るバイクとして、このCLEMが最強だと思います。個人の感想です。
朝起きて、さて行こうかな、なんて感じでパッとまたがって、どこへでも、どんなペースでも乗れるバイク、それがCLEM SMITH Jr。
楽な格好で、荷物をなんでも積めて、ラックやフェンダー、ダイナモなんでもくっつけられて。僕らが”エブリデーバイク”と呼ぶ生活密着型バイクの化身のようなこのフレーム。きっと気に入ってもらえると思います。
試乗車もあるのでまずはこの独特のユサユサ感を味わってくださいなー