本日と明日、LUG Hatagaya併設LUG PITにて開催のバイクパーツのフリマ、BIKE SWAP。
DAY1、たくさんのご来店本当にありあとうございました!
DAY2日曜日も、12時から18時で開催いたしますので是非ディグりに来てくださいね。傷物や訳あり、スタッフ私物のパーツ、ホイール、フレーム、ビンテージにジャンク、レアものまで。
とはいえあれだけ爆量あった商品、おかげさまでだいぶ減ってしまったようで、追加補充の社内業務連絡が。
「え〜自分で使おうとしてたモノしかもう残ってないな〜」と秘境ダンカンBOXを漁るダンカン。
なんや、まだあるやんか
「いや〜これは大事なんすよ…」 ダメです、全部没収します。
明日は初日の今日ほど混まないと思うのですが、もし混んで入場お待たせしてしまったらすみません。すぐ横LUGでコーヒーやお食事してお待ちくださいな(ご飯美味いです)。
普段LUGに来たことない自転車乗りの皆さんにも、是非この機会にご利用いただきたいです(あとケーキスイーツ系もめちゃめちゃおすすめです。うまし)
今日はバイクチェック。最近組ませていただいたバイク達。これからバイク組みたい方、是非チェックしてください、1台目いきます。
*SURLY* pack rat(52)
SURLYのニューフェイス”PACK RAT”。新モデル、なのにリムブレーキで発表しちゃうところがSURLYらしい。そういうとこすごい好きです。
人気首位打者のクロスチェックや世界でベストセラーのロングホールトラッカーの牙城はまだ崩せないけど、個人的にはこの東京って環境では2強を食う名フレームだと思っています。
永く(ほぼ)ホリゾンタルにこだわってきたSURLYにしては珍しい後ろ下がりのトップチューブ、長いヘッドチューブ。特に「フロントラックや前に荷物を積んでも乗り心地が悪くならない」ってところが最大のミソなフレーム設計。
こちらのオーナーはグイッとライズしたBMXのようなHUNTERのHi-rize barにて、いつでもバッと跨がれて小回りの効くバイクとして。
(パーツ構成、オールブラックではなくてPAULのステムとAARNのチェーンリングをSILVERにしちゃうところ、めちゃ好みです。)
ブルーラグがクロスチェックやLHTでずっと提案してきた自分の生活圏をフロント積載で駆け回る、エブリデーバイクの媒介としてPACK RATバッチリなんじゃないかと思います。
そしてこのバイクのハイライト、COOK PAINT WORKSの半おまかせメニュー。コーラのようなウイスキーのようなメタリックブラウンを皮切りに、よく見てください。
”実際問題世界一かっこいいラック”でおなじみのPASS AND STOW RACKを、
CHRIS KINGのヘッドセット新色、MATTE SLATEのつや消しグレーとマッチペイント。そんでもって
PAULのディスコンRHUBに合わせて、
フォークつめ先の墨入れ。ペイントで何かスペシャルにしたくて、、って想いの方は是非ご相談ください。COOK PAINTの裏メニュー”半オマカセ”。メカニックとお客様では思いつかないワクワクを仕込みます。
そして万能なバイク、毎日乗るバイクをお探しならこのPACK RATを是非選択肢に入れてください。僕はかなり気に入ってしまったので「エブリデーバイクで前にラックかカゴつけたい」ってオーダーは今後このフレームをご提案すると思います。
長距離、長時間特化型の代名詞フレームを、ヒゲの形の代名詞マスターシュバーにて、荷物をたくさん積んでのツーリング、キャンプライドバイクに。
このハンドル、持つところが多い=疲れにくい、ドロップハンドルよりも外側を握れるので登り坂でブンブン振り回せて楽、とか色々メリットがあるハンドルですが、このバイクを見てたら「バスケットとのクリアランスを稼ぐ」って長所もあるなーと思いました。=カゴにボンボコ荷物入れれる。
フロントはハブダイナモ。ホイールの回転から給電。バッテリー気にせず高火力のライトが使えます。
ドロヨケは樹脂製のSKS。美しさではHONJO等アルミフルフェンダーが圧倒的ですが、歪みやダメージちょっと扱いに神経質にならなきゃいけない。強くてぐいっと曲がってもパッと元の形に戻る樹脂フェンダー。ガサッと輪行してもへっちゃら長所アリ。バイクによってはこっちに軍配上がることもあります。
日帰りツーリングから世界一周まで。長い時間長い距離を荷物を積んで走りたいならこのDISC TRUCKER(もしくはロングホールトラッカー)をご指名くださいね。
お次!
*SURLY* steamroller
SURLYが、ピストバイク、トラックバイクを作るとこうなります。
まずはタイヤクリアランス。ピストじゃあり得ないこの風体。
タイヤはMAX35cほど。ホイールを引いたり工夫すればメーカーによっては38cも。普通トラックバイクは細いタイヤしか履けないけれど、僕らが走るのは競輪場でもバンクでもなくて、ひび割れた国道や路地なわけで。このオーナーは林道含むツーリングをシングルで(!)トライするようで、シクロクロス用のオフロードタイヤをチョイス。
そんでもって、SURLYのピストにはフェンダー、泥除けダボ穴があります。そのダボを利用して
リアキャリアの装着。これも普通のトラックバイクにはまずつかない選択肢。
エンドつめ先のフェンダーダボとSALSAの*SALSA CYCLES* rack-lock clampを使います。
ピストはなんとなく「こうじゃなきゃ」とか「こういうのが格好いい」とか見えないルールがあるけど、steamrollerはなんでも付く、履けるっていう事実以上に、何やってもアリ、乗り手のアイデアぶつけて個性出した方が格好いいってニュアンス。ルールもマナーもなしに、好き勝手組みたい方は是非steamrollerを自分色に組んでくださいな。
今回はSURLY縛りでご紹介しました。もちろんお店にはSURLY以外の選択肢、個性的なバイクてんこ盛りでお待ちしております。
連休中日、天気も良いようなのでLUGのBIKE SWAP、ブルーラグ各店に遊びに来てくださいー