こんばんわ、最近発売されたローソンのフィッシュバーガーを週に6個くらい食っているタニです。
その気に入っているパンともう1種類で計2個を買いますが、2個目のパンはどうしても1個目のパンを越えられないです。
1個目のパンの味と被らないようにしよう、という保守的姿勢制御からあまり食いたくないパンを買ってしまったり、ただ単に量を稼ぐための咬ませ犬のパン(=K.I.P)を買ってしまうに及ぶこともあります。
咬ませ犬にお金を払って過剰カロリーを摂取するくらいなら、1位のパンを2個食う、ということも出来ると思います。
でもそれをやると、1位だったパンをもう食いたくなくなります。
本題いきます、僕の好きなフレームのことです。
*RIVENDELL* clem smith jr.
かみさんにCHEVIOTを完全に乗っ取られた今、唯一僕が所有しているRIVでもあります。
RIVENDELLの新しいフレームが続々とお店に届いて、CLEMが最近目立ってないな〜良いフレームなのにな〜って寂しく思ったので改めて紹介します。
フレーム&フォークの状態で販売されることの多いRIVENDELLですが、このCLEMには完成車パッケージの設定がありました↓
(こんな感じ)
この完成車パック、コストを抑えるために所々イジリたい箇所を含んじゃいますが、それを差し引いてもかなり優秀なパッケージでした。しかも安くて(同じ価格でRIVを組むことは難しい)この完成車をベースに少しだけカスタムして納車させていただくことが続きました。
そういう僕も完成車ベースです↓
この完成車パックが優秀だからこそ、自分含め、組み方やパーツのチョイスがちょっと偏っちゃったなーと思います。ゆったりボスコバーで太めのスリックタイヤで・・・このフレーム、もっと本当は色々な組み方ができます。
そして今猛烈に、完成車ではなくフレームバラから組めばよかったかなーと思うことがあります。。(別に気に入っているんだけどね)
なのでご提案として、今回店頭展示用にフレームからバラで、今まで組んできたCLEMとは違う側面で好き勝手組んでみました。完成車パックと比較して見てください。
まずはボスコバーを使わない。あのハンドル楽なので大好きですが、あのハンドルはCLEMにシックリ来すぎるのであえて違うものを。
そして、キャンプライドできちゃうくらいなんでも積み込める積載量もこのフレームのウリなので、ついついキャリアやバッグ、なんでもつけたくなっちゃいますが、今回はスッキリとあえてスカスカで、いつもの荷物だけ運べるほどのバッグを仕込みました。
ハンドルは*VELO ORANGE* klunker bar。
ボスコよりもうちょっとアクティブなハンドルに変えるだけでブンブン振り回すことができます。
広いタイヤクリアランスとタフなフレーム強度を生かしてオフロード遊びも出来るCLEM。
BB、重心が低いのでモダンなMTBのような機敏な乗り方はできませんが、長〜いチェーンステーは体重移動気にせずモリモリオフロードの坂も登ります。
タイヤクリアランスはRIVのバイクの中でもかなり太いものが入るので、他のモデルには入らない凶暴なMTBタイヤを。カンチではなくVブレーキで制動力もばっちり。是非自然があるところを走ってほしいです。
そして完成車パックの弁慶の泣きどころ、ホイール周り。
完成車パック、一番の変えてほしいポインツはハブ。特に初期ロットのCLEMハブは正直あまり調子良いものではありません。
このバイクはSHIMANO LXで組みましたが、DEORE以上の良く回るものに変えれれば十分です。
その次の変えてほしいポインツリムもデフォルトはALEXのかなり重たい屈強系が付いてくるので、もう少し軽快なものにすると良いです(CLEM=他のRIVより重い遅いって印象はここにあるかも)用途によってはフロントにダイナモ仕込んで見るのも良いです。
なのでCLEM乗りの皆さんに言いたい!ホイール組みましょう!超よくなるから!そしてこれからCLEMを組む方、足回りメカニックに「軽めで!」とお申し付けください。(ちなみに完車パック変えてほしいポインツ3はヘッドセットです・・king、とまでいかなくてもシールドベアリングのものに変えると調子よいです)
ドライブ、WOLF TOOTHを使ってフロントシングルギアで組みました。使うギアだけ残していらんところはバッサリ。シフト操作は直感的に右手のみ。これは好みです。僕個人的にはごちゃごちゃフロントディレイラーが付いていた方が好きですが、選択肢として大アリです。
ペダルもピン付きのVPでガシっと踏み込めるように。完成車のクルーザーのニュアンスも好きですが、重心低くて安定感のあるオールテライン(全地形)バイク、ってニュアンス。
もちろんここからラックやキャリア、乗る人のスタイルに合わせていくらでも積載出来るし、タイヤのキャラを変えれば用途に合わせた乗り方ができます。
RIVENDELL、日本ではなかなか見ることもできなかった昔が嘘みたい。お店で扱える車種モデル数が増えてきましたが、ビュンと速いものをお探しならROADINIやSam hillborne、休日や通勤で安定感あるバイクがお好きなら是非この愛する CLEM SMITHを選択肢に入れてください。良い子です。
どうしても量産型になってしまう完成車パックではなく、世界に一台のRIVとして、フレームから組むのはいかがでしょうか。お店で完成車ベースとこのカスタム車、比べて試乗できるので是非乗りに来てくださいね。
そして明日3連休最終日、
巷で噂の例のステッカー、プレゼント中です。ブルーラグ各店、オンラインストアでお買い物のお客様に差し上げます。
今日だいぶお配りして減ってしまいたが(ご遠方からも本当にありがたいです!)もう少しあるので、何かの記念に是非どうぞ。
明日もたくさんの展示車と試乗車をご用意してお待ちしておりま〜す