上馬店ウエンツです。

今日は久々に自分の自転車のことを話させて下さい。

僕のスポーツバイクと出会いは中学3年生の時。当時ロードバイクに乗っていた叔父と叔母の影響で、勉強もせずにせっせと貯金したお金で10万円のアルミのロードバイクを買ったのが最初でした。それが2012年8月3日。この自転車の納車日だけは覚えています。そんな中学3年生の夏休み。なんともタイミングの悪い時期に将来仕事にまでしちゃう趣味に出会った僕は、夏期講習へと向かう友達を横目に謎の優越感とともに毎日自転車に乗っていました。

スポーツバイクとの出会いから約6年。ロードバイクから始まりマウンテンバイク、トラックバイクと様々な自転車に触れてきましたが、最近ちょっと雰囲気違う自転車を組んだので紹介します。

“RIVENDELL BICYCLE WORKS FRANK⭐︎JONES SR” 

僕らが愛してやまないRIVENDELLにお願いして作ってもらったシングルフレーム。

リヴェンデルのバイクには彼らの世界観や思想が強く表れていて、なんとなく組むときにルールみたいなものがあるのですが、このフレームはそんなマナーや型にはまらずに自由に組んでいただいて、彼らのスタンスやシングルギアの自由な世界観とかを感じてもらう入り口になればいいなと思います。SURLYでいうところのCROSS CHECKみたいな感じですかね。CROSS CHECKほどの自由度はないけれど、リヴェンデルというブランドの良さを感じてもらうきっかけとしてぴったりなフレームかもしれません。そう思って僕もチョイスしました。

ハンドルはリヴェンデル組んだら使ってみたかった*NITTO* rivendell b910 choco-moose barにしました。ラックはSURLYのNICE RACKWALDのバスケットを合わせて。せっかくのリヴェンデルなので、ヘッドパーツで遊びます。スペーサーをランダムにインストール。お客さんの真似しました。でもでも1番のお気に入りは先っちょのニワトリちゃん。こうゆうのがモテるんでしょ?知ってます。デジさんに教えてもらいました。。

このフランクジョーンズはシングルフレーム。フレームサイズによってはトラックバイクのホイールがそのまま使えるので、僕も前に使っていたホイールをそのまま使います。ハブはもちろんPHILWOOD。シングルフリーでフィルという贅沢技かまします。タイヤはしつこいほどおすすめしたいこのタイヤ。SCHWALBE MARATHON 街乗りに関してこのタイヤには全幅の信頼を置いています。ここで風がいい感じにロゴをチラ見せしてくれたので、サドルバッグもご紹介。こちらLONE PEAKのexpandable mini wedgeと言います。いなたい。ぶっちゃけちょっとダサい。だからいい。言葉間違ってたらすみません。でもこうゆうカッコつけすぎないものが僕は好きです。

僕は自転車独特の感覚が大好きです。ロードバイクの疾走感や、マウンテンバイクでしか味わえないスリル。トラックバイク独特の緊張感。そんな自転車でしか味わうことのできない魅力。その魅力を求めてきました。

リヴェンデルって遅いんです。早く走ったりスリルを感じるのは難しい。でもそれがリヴェンデルのいいところでもあります。たまにはただ自転車にまたがる。今一度自転車を移動の手段として考えた時に、遅くてもいい自転車ってすごくおもしろい。わかりやすくいうと、この自転車に乗ると通勤が少し楽しくなります。今まで30分で行けていた道が45分かかっちゃうかもしれないけど、ちょっと早く出てコーヒー飲んでから出勤しよう。天気がいいからちょっと遠回りしていこう。そんな自転車の乗り方もあるのか。と実感させてくれます。

こんな自転車の楽しみ方ができるリヴェンデル。僕はこのフランクジョーンズに乗ってますが、各店各スタッフ様々な自転車に乗っていて、それぞれその人の乗り方があって、組み方があります。まずはこちらをのぞいていただいて、気になるバイクに乗ってるスタッフに是非会いにきてください。誰よりも熱くその自転車について語れると思います。

ちょっと真面目な感じになっちゃいましたが、僕とリヴェンデルとのランデヴーのお話でした。

ではまた!
ウエンツ