今日の上馬日記です。
上馬店頭の上馬菜園。
最近はスタッフのウエちゃんが毎朝手入れをしてくれています。
今日とかめっちゃ天気も気温も良かったしグングン伸びるので楽しいんだって。
まあグングン伸びるのは良いことなんですが、去年植えたユリの球根。
まん丸の球根から芽が出て、そのうちかわいい花が咲くのかな〜なんてガーデニングに興味のない僕でさえ少し楽しみだったのですが、
これは伸びすぎてちょっと引きました。怖い。
変な電磁波がでているのでしょうか。花も咲かないし、怖いです。
気温がブーンと高くなると、冬の間乗っていなかったバイクのお持ち込み修理や、春になる前に去年酷使したバイクをリフレッシュをしたい!ってオーダーを毎年たくさんいただきます。春前のリフレッシュカスタム、と呼んでいます(捻りなし)
例えば今日はお持ち込みのSURLY STEAMROLLER。
SURLYって、乗り込んで味が出て傷がついてからの方が格好いい。なんででしょうね??
リアホイールに違和感、ということでピットインしていただきましたが、オーナーが酷使=愛用してきた跡がバイクのそこらかしこに。
磨り減ったタイヤにスキッド痕、
タイヤサイドのヒビもタイヤ交換のサインです(あなたもいますぐチェック)
錆びて伸びてしまったチェーンもパリッと新調しましょう!ってことになりました。どんな良いバイクも消耗品交換は必ず必要です。またこれで長く乗れるなら元取れちゃいます。
そしてもう1台別のバイクもピットイン。
こちらはSURLY CROSS CHECK。このバイクも沢山乗って色々くたびれていますが新品バイクには出せないこの雰囲気。使い倒したSURLYのみが出せるオーラ、イキフン。
こちらもタイヤは替え時でした。タイヤのパターン(ノブ)が磨り減っているのは交換のサイン(あなたもいますぐチェック)
チェーンも同じく交換します。またチェーンオイルが切れてカラカラだったのでその辺も注意。油が切れるとキュルキュルと音がするのでそれがサインです。
オイルが切れるとスムーズに変速したり走ったりできなくなる上に、ギア、スプロケの消耗も早くなります。小まめな注油がパーツを長持ちさせる秘訣です。
そして消耗品交換と合わせて、カスタムもご依頼いただきました。良い季節が来る前に愛車をもっとお気に入りにして臨むのは良いことです。
「ハンドルポジションをもっと高くしたい、楽チンな姿勢で乗りたい」ってオーダー。ぐいっとライズした、高さを稼げるハンドルに変えましょう。
選んでいただいたのは*VELO ORANGE* klunker bar。
”往年のクランカースタイルを彷彿とさせるヴィンテージライクなクロモリ製ライザーハンドル”。
高さも稼げるし、懐の深さ、どんなアッセンブルにも対応する名車クロスチェック、似合わないハンドルなぞない!
ハンドルにお気に入りがハマると、自然と他のパーツの方向性も決まります。
グリップ、ペダルはこんな感じでどうでしょうか。
バチっと決まりました。
本当はこのあと、ホイールの新調、もっと太くて転がるタイヤを!というオーダーも重ねていただけたのでこれで完成ではないのですが、
ナイスカスタムだったのでご紹介致しました。
そしてこの上記2台を見て本当に思うのは、SURLYって年月が経って、傷が付こうが塗装が剥げようが、本当に価値を失わないというか、むしろ愛着を積み重ねてどんどん格好良くなるってこと。
僕がお店でついSURLYをおすすめしちゃうのは、そんなところが好きだからです。
これは超個人的な意見ですし意味不明かもしれませんが、ローテクスニーカーやブーツに似てるかも?と思います。”ボロいほうが格好いい”ってところ(逆にカーボンレーサーはハイテクバッシュに似てる気がします。ピカピカが格好いいし、汚れや傷がちょっとでもつくと萎えちゃうところ)。あれ、すごい自信があった例えだったのですが、いま活字になって読み返したら全然たいしたことないですね。。全然このまま掲載しますけど。
とりあえず僕は前者が好きです!
ブルーラグはお持ち込みのバイクも大大大歓迎です。むしろ燃えます。
冬の間乗り倒したバイクも、冬の間放置してしまったバイクも、暖かくなる前に見せに来てください〜悪いとこ見つけて良くします!