今日の上馬日記です。
あなたのヘルメットには空いてますでしょうか、ここに穴。ヘッと今は思うかもしれませんが一人の時にそっと鏡の前でお試しください。
最近店頭で、お客様と話して出るキーワード、「ツーリング」。見慣れたエリアを疾走するのも自転車の醍醐味ですが、どこか遠く、普段は見れない景色の中を徒歩ではなく自転車で走るのは最高です。
今回ピットインしていただいた方も、夏終わりに自転車で京都まで行くそうです。
以前納車させていただいたSURLY OGRE。ツーリングのニュアンスが強いMTBモデル。
そのROAD TO KYOTOのためにピットインしていただきました。少しずつ装備と準備をば。
まずはキャリア。*SURLY* nice rack。
幅広い車種につけることができる名作キャリア。そして
SURLYのフレーム側には幅広いキャリアをつけるためにダボ穴が多数あります。納車当時は防サビのニュアンスで塗装被せてありましたが、タッピングで開通。ネジ山立てます。
SURLYのラックが優秀たる所以、
付属小物の万能さ。通称どんぐりちゃんに下ごしらえします。ここを軽くヤスっておくと取り付けがスムーズです。
このどんぐりちゃんのおかげで直角に交わる棒同士を、無段階に調整の効く角度でガッチリ固定することができます。
そんでもってちょびっと裏技。真下に伸びるステーではなく斜め前に伸びるパイプを使って固定しました。
理由はキャリアを少し後ろ目につけたいからです。カカトとバッグのクリアランスを稼ぐのもありますし、キャリアとサドルのクリアランス確保にもなります。
ちなみに最近のロットのNICE RACKに付属している、
ネジ等の小物が入ったこのポーチ、このまま使えます。ツーリングにもバッチリ。パニアバッグの中の整理やバイクパッキングに使ってくださいな。
そして早速バッグを仕込んでみます。
*JANDD* grocery bag pannier
開放型の簡易パニア。いつものリュックを丸ごとボスンと入れられるで通勤や普段使いにも良い感じ。
ワンタッチで畳むこともできます。そして片っ方売りっていうのもポインツ。同じく片っ方売りのFAIRWEATHERのパニアと左右非対称で使うのはいかがでしょうか。
サドルの下にはバイクと常に一緒にしたいものを仕込んでおきます。
*ARCHIVE BAGS* saddle bagは太いチューブもすっぽりの容量。タイヤレバーや折りたたみ工具も。
来たる本番までに、タイヤ、チューブの交換も練習しておくことをお勧めします。もちろん最初は難しいけど、練習すればできちゃいます。旅先のパンクもひとつのイベントとして楽しんじゃう、っていうのが最強です。
携帯ポンプはダウンチューブ下に仕込みました。ここにダボ穴があるフレームの特権ですな。
そしてそして日々通勤で乗る中でオーナーが感じていた、長時間乗るとお尻が痛くなる問題。旅路でそうなるのは問題なので、出発までにサドルもチェンジ、新しい方になれる期間もあった方がいいですね。
今回はフッカフカのクッション最強で通称”ソファサドル”の異名を持つ、WTB “PURE V”試していただきます。ブルーラグ調べでは最もお尻痛くなる率が低いフカフカ界の始皇帝。
デデーン 今回はこんな感じで一旦納車です。
出発まではまだ時間があるそうなので、今回増えた装備を使いなじませながら、他に不足がないか、不便がないかアジャストしていきます。この準備の期間から楽しいです。
ツーリングって言っても距離や目的地、その人に合わせて人それぞれでいいと思います。ちょっとした冒険から若気の至りまで。はたまた久々に帰る実家や地元に自転車持っていくだけでもちょっとした冒険になると思います。
キャリアやバッグ、あなたの自転車に新たなアビリティ増設、いかがでしょうかー
