どうも!ダンカンです!

時間が経ってしまい今更感がハンパないですが、、行ってきましたSDA王滝!!

合わせてnbさんのレースと一緒に参戦した仲間たちのバイクについてのブログもチェックよろしくです!
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僕がはじめて王滝のことを知ったのが今から7、8年前に何かの記事で読んだMTBでダートを100kmも走るレースがあると。
当時ピストで街乗りしかしていなかった自分には衝撃だったのと同時に、ダートでMTBに乗ったこともないのに、なぜか自分も出てみたいと思ったのを覚えています。

時は過ぎ今年の1月、春の王滝100kmにTeam BlueLugのメンバーで参加すると聞き速攻で僕も参加表明!
MTBは持ってなかったので、いつも乗ってるSANTACRUZのクロスに40cでも履いて出るかーくらいに最初は考えていたのですが、折角出るならMTBで楽しみたい!サスペンション付きのMTB持ってないし欲しいなーと。
そしたらMAX先輩が乗っていたcieloのMTBがあると!!これは運命と思い譲り受け組み上げました!
Duncan's *CIELO* 29er complete bike

*CIELO* MOUNTAIN BIKE

cieloといえばロードやシクロクロスのイメージを持つ方が多いかと思いますが、MTBもラインナップにしっかりあります!
このフレームは初期のもので現行モデルとは若干の仕様が違いますが44mmヘッドチューブやギアード、シングルどちらでも組めるエンドを採用しながらに、クロモリらしい細身のフレームワークは惚れ惚れしてしまいます。
Duncan's *CIELO* 29er complete bike
Duncan's *CIELO* 29er complete bike
Duncan's *CIELO* 29er complete bike

Duncan's *CIELO* 29er complete bike
コンポはSRAM、ホイールはChrisking ISOhubにStan’sのリムを使った手組みで、ここは譲り受けたまま。
ヘッドパーツをinset7に交換し、MTBでは主流のテーパーコラムのサスペンションに交換して剛性アップを図ります。
ハンドルはnbさんデザインの*NITTO* for shred bar750mmでMTBにもバッチリです!
タイヤはWTB nano 29×2.1を。このタイヤが大好き過ぎるっていうのもありますが、100kmの長距離なので転がりの軽さ重視で選択。
これが大正解!コースのほとんどがドライのハードな路面で時折ある砂利の深めな箇所も慎重に行けば問題無し。
なにより鋭利な石がゴロゴロしていましたがパンク無しで完走できたのもこのタイヤのおかげでしょう!

Duncan's *CIELO* 29er complete bike

Duncan's *CIELO* 29er complete bike
レースの装備は何も背負ったりせず身軽で走りたかったのでバイクに2ボトル。
ポンプはポンピングできてCo2インフレーターとしても使える*PDW* ninja pumpを付属のホルダーでボトルケージと一緒にマウントしてあります。
サドルバッグは*FAIRWEATHER* seat bag mini にチューブ2本、Co2ボンベ2本、*TOPEAK* ratchet rocket、タイヤブート、タイヤパッチにミッシングリンクを。
結構かさばる29erのチューブ2本や、万が一に備えて多めの工具類などを余裕で収納できる容量は安心感があります。
走行中に気になる揺れもないし、口が開いてしまうトラブルも少ない構造で走りに集中できました。

Duncan's *CIELO* 29er complete bike
そしてステム脇に取り付けた*OUTER SHELL ADVENTURE* stem caddyはジャージのポケットにも物を入れたくなかったので、走行中に取り出したい補給食をすべて入れておきました。
走りながら片手で口を開閉できるので、下りや余程ガレていなければすぐに中身を取り出せたのはよかったです。
ただ、ダンジングの際たまに膝が当てってしまうのがストレスだったので、トップチューブ上に付けられるバッグがベストかもしれません。

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肝心のレースはというと。。
バイクが組みあがったのがレース1週間前、ダートを走ることなく通勤のみで29erの高いハンドル位置になんとか体を馴染ませようとしたもののしっくりこないまま向かえたレース当日。

スタート後舗装区間のパレードランを終えて林道に入りひたすら続くダートの登りで腰に違和感が出始め得意の登りもペースは上がらず。
案の定20kmくらいで腰痛が酷くなり耐えながら軽いギアでペダルを回すも残り80km。。

登りではなるべく一定のペースを保ちながら足を回せばなんとか大丈夫。
でも意外と辛いのが下りで、跳ねるバイクをコントロールするために腰を浮かせながら下っているとその姿勢で足腰の筋肉が固まってしまい、次の登り始めで悶絶する。少し登ると楽になるというのをひたすら繰り返す。
3つあるチェックポイントの内2つ目までは給水もしっかりしつつ、少し休んで腰を伸ばすなどしてなんとか誤魔化していたものの、70km付近にあるCPでは水も残っていたし、止まったら走り出せなくなりそうな程腰も限界が来ていたのでスルーしてゴールを目指すことに。

最後のピークを過ぎればゴールまで下りのみとわかっていたので、最後の力を振り絞って登りきり下り始めるもすぐに現れる登り返し。。
これが何度も続いて一生下りなんてないんじゃないかと思えるくらいに長かった。
本当の下り区間に入った時には本気で泣きそうになってました。笑
この下りでパンクしてコース脇に止まっている人が何人もいたので、最後まで集中を切らさないように下り切りやっとの思いでゴール!
Duncan & CIELO 29er

結果7時間10分33秒ノートラブルで(身体は大トラブルでしたが)完走しました!
目標にしていた7時間切りに10分届かずで内心めっちゃ悔しいです!!
ただリベンジする口実ができてしまったので来年春も挑戦したいですね。

ちなみに上の写真、ゴール後に撮ってもらったんですが、この時まともに歩けないくらいに腰が痛く必死に作った笑顔です。笑
そこを加味して見てもらえると嬉しいです!

*KUALIS CYCLES* Ti MTN complete bike

そして本当はもう1台!この王滝に間に合わせて組み付けて一緒に走ったバイクを紹介したかったのですが、また次回書きたいと思います!