今日の上馬日記です。
一昨日仕込んだ「大佐と木の根」。
今朝出勤すると
こんなところまで木の根が！
もっと貯めたかったのに２日間でこんなに伸びてきました。二十日大根こわい。
今日はお持ち込み頂いたお客様のバイクがかっこよすぎて泣きそうだったので、その１台にフォーカスしてご紹介します。
*HUNTER CYCLES*
アメリカはサンタクルズのレジェンドビルダー、Rick Hunterが作るハンドメイドバイク。
これは新車でなくってお持ち込みバイク、今回のオーダーは、
「リペイント」と「オーバーホール」の合わせ技、です。
「リペイント」、長年乗ったバイクを塗り直すとき、すべてのパーツを外してフレームフォークの状態にします。
「オーバーホール」、くっついてるパーツを組む前の状態にまでバラし、お掃除しながら調整、グリスアップし直しながら再組み付けいたします。
つまり、この二つって一緒にやっちゃうと超お得なんです。
そんでもってオーバーホール時にパーツをカスタムする場合、すべての工賃がオーバーホール工賃にドッキングされます。なのでその機会にいじりたい箇所、変更したいパーツをまとめてやるとさらにお得。
施術前の写真を撮り忘れてしまったので、オーナーご自身の写真をお借りします。
https://www.instagram.com/p/BDwZzTWKitP/?taken-by=hiro4mori
塗り直す前のPOPなカラーリングもイケていますね。
https://www.instagram.com/p/BDZmlY5qilW/?taken-by=hiro4mori
以前のこの雰囲気とはガラッと変えたい、というご要望でした。
https://www.instagram.com/p/BDNJWbfKivV/?taken-by=hiro4mori
こうやってみると、オーナーはこの愛車でいろんなところ走りまくってるのが伝わってきます。
コーラのような、深いメタリックブラウン。
合わせてヘッドバッジの装着、コンポーネントは黒系に、
FDは外してフロントチェーンリングはシングル化しました。それらすべて工賃はドッキングなのでサービス。
もともとのフレームが超絶格好いい（乗り心地も超絶）っていうのもありますが
光が当たると赤みを帯びたラインが入る深いブラウンのペイントにうっとりします。
PHILのBBのヌメッとしたポリッシュも映える。
各所消耗品もすべて交換し、各駆動部も調整しながら再組み付けしているので、それはもう、新品のごたる。見た目も、乗り心地も、納車したあの日と同じかそれ以上の感動があります。
「オーバーホール」ついでのリペイント、はたまた「リペイント」ついでの「オーバーホール」いかがでしょうか。
外見も中身もピッカピッカにして、また乗りまくって汚して使い切っていただけたら嬉しいです。
ドッキングの合わせ技、ピットサービスの最高峰レシピのご紹介でしたー
