今日の上馬日記です。
実は本日の開店前に、「自転車の天敵!梅雨対策ギア大特集」というブログ用の撮影をする予定でした。雨降ると思っていたからね。
スタッフのコンノボーイとダンカンにはパターン青、各自おすすめの「T型(梅雨型)装備」で出勤するべしとの指令が下っていたのですが、二人を待っていたのは
突き抜ける青空、屈託のないピーカンでした。かわいそう(蒸れそう)。
まあ自転車的には晴れるに越したことないです。
そんでもって明後日も晴れそうですね。日曜日のご予定はいかがでしょうか?お誘いです。
6/19(SUN)LUG 六周年記念ピクニック@代々木公園
ブルーラグのカフェ&バー部門”LUG HATAGAYA”って行ったことありますか?
そのLUGの6周年のお祝いで、恒例のピクニックを今年もやります。スタッフも、常連さんも、初参加の方も、飲んだり食べたり組体操したり、ワイワイ楽しみましょう。この日ばかりはブルーラグ3店舗ともお店をお休みいただきますのでご注意くださいね。
特にLUGに行ったことがない人!普段は自転車部門のみご利用の方!ぜひぜひ初参加して欲しいので遠慮無用で代々木公園でお話ししましょー
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6/19(日曜日)AM11:00~夕方まで
参加費 ¥1,000+おつまみ一品のご持参をお願いしています(手作りだと尚喜び組です)。
場所:代々木公園
(荒天時はBlueLug代々木公園店で行います。変更の際はSNSでお知らせします。)
詳細と去年の模様はこちらからご覧くださいなー
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こっからはバイクチェックワンツー行きます。
ここ最近納車させてもらったお客様のバイクはどんな感じか、ドワワっとご紹介いたしまーす
*FAIRWEATHER* track
シンプルで無駄がなくて、しなやかで力強く走るフレーム、FAIRWEATHERのtrackモデル。トラックレーサーとしても、街を颯爽と駆ける普段の足としても。
トップチューブにはブレーキアウターの受けがしっかりついているので、煩わしい後付感ナシでブレーキをカッチリつけることができるのもこのフレームのミソ。
気分なワイドライザーバー。サンタクルズのレジェンドビルダーが図面を引いて、ジャパンメイド生産は日東なハンドルに、RITCHEYステムとouryグリップ、匂いに一貫性を感じるチョイス。
回転部ハブは説明不要。アメリカ製最高のトラックハブ。仕上げも回転も耐久性も最強。低いフランジの*PHILWOOD* low flange track hub。
サドルは名作*SELLE ITALIA* flite 1990。不朽です。おケツとの相性は人それぞれだけど、僕個人はこの世で一番格好いいサドルだと思っています。
カチッとSUGINOで決めます。定番RDメッセンジャークランクのワンランク上、MIGHTYのシングルモデルをば。
力みすぎずなタイヤはpanaracer pasela。超軽量ではなくレース専用でもなく、都内のガタガタアスファルトをへっちゃらで地ならししちゃうタフなやつです。
生活圏の移動、ギアや変速が必要ない、という方は潔くシングル乗りましょう。お次もシングルのバイクです。
*CINELLI* MASH”work”
言わずもがななMASHが提案するスチールフレーム。フレームの数も少ないし、金属素地をクリアで閉じ込めたLOWカラーも相まってリリースより超人気。ほとんど在庫は残っていないのだけど、近日これに変わるニューカラーのリリースがあるらしいので改めてフォーカスします(新色もめちゃんこ格好いいです)
トラックフレームの顔を持ちつつ、太いタイヤが履けたり前後にVブレーキ台座が付いていたり、クロスの要素もふんだんに、メッセンジャーのワークホースのような力強さもあり、近年のMASHを形成する要素が全部詰まっています。
お、ここにも登場flite1990サドル。
THOMSON made in USAを中心に街で酷使できる選択。thomsonはその削り出しの精度のみならず、ボルト一本から補修できるのも大好きポイントの一つ。
細めのタイヤであくまでピストにしてもよし、オフロードタイヤでシングルクロスの様相も。
フリーギアでも固定でも、MASH至上一番乗り手のキャラクターを反映できるフレームです。
そんでもって今現在ライブでブルーラグに再入荷したてのミネアポリスよりの刺客。
*SURLY*long haul trucker
本当は日本一周から大陸横断までできちゃうポテンシャルを持つフレーム。あの大自転車旅行の主人公が載っているバイクも大概これです。
そんだけのバイクトリップができるってことは、日々のライドでも乗り手を助けてくれる性格を持っているということ。
この旅はバイクギークなお父さんが娘に送った最強の通学バイク。そんなプレゼント、至上以外の何物でもない。
いかに長い時間、長い距離を疲れないで乗ることができるかがぎっしり考えられて作られているこのフレームをベースに、街乗り、通勤のニュアンスで組むバイクでオーダーいただくことが本当に多いです。
もしお探しのバイクが、ビュンビュンクイックに競争するわけではなくて、自分のペースを維持してくれて、景色を見ながらまーっすぐ走るようなバイクであるとしたら、そのエブリデーバイクの媒体はこのLHTであるべきかもしれません。
WALDのバスケットに鞄や荷物を放り込んで、不意の雨も美しいHONJOのアルミフェンダーが跳ね上げから守ってくれて。乗り味に加えて乗り手を助ける要素を詰め込んでみました。
バッシュガードは衣類の巻き込みやチェーン汚れもブロック。自転車が主役じゃなくて、乗る人の毎日が主役な組み方。(これも父の愛ですね)
明るいハブダイナモが帰り道を照らし、センタースタンドは学校の駐輪場にもきっとバッチリ停められるはず。
そしていつか用途が変わったら、いかようにも組み替えることができるSURLYの懐の深さ。それでいて着る服や格好を邪魔しない、街に馴染むクラシックな佇まい。こんなバイクに女子が載ってくれたら日本はもっと素敵になるのに、と半分本気で妄想します。
今回は以上3台!気になったバイクはありましたでしょうか。
どのバイクも持ち主が反映されていて、世界に一台のバイク。
それぞれのバイクのオーナーはもしかしたら「今さらかい!」と思っているかもしれません。それは更新を貯めてしまったからです。そのへんに関しては、まことに面目ない、としか言いようがありません。
他にもまだまだ納車させてもらったナイスバイクの写真が溜まりまくりなのですが本日は体力の限界(千代の富士)なので次回にしまーすだから溜まるんですね〜
土曜も天気いいらしいのでお店に遊びに来てください〜