上馬日記です。
営業時間外、誰もいないはずの店内に物音がしました。
出たよ、あの手のが出たよ。。恐怖と憂鬱を抱え入り口の方を見に行くと、
むう、幡ヶ谷スタッフのジェニーちこがいる。なんで上馬にいるんだろう。こちらを気にせず黙々と何かの準備を続けるジェニーちこ。
謎すぎたのでしばらくほっといてからまた見に行くと、
な、なんだお前らは!
今野はどっから湧いた!突っ込むところが多過ぎてめまいがします。
事情を聞くと、こういうことらしいです
ででーん「JenneY’s coffee」
カフェLUGのお手伝いをしているうちにコーヒーを淹れれるようになってしまったジェニーが、次の日曜日上馬でコーヒーを振る舞ってくれるそうです。良いね!
来たる10/11(日曜)体育の日、オープンの12時から上馬店内にて。お買い物ついでに、カスタムの待ち時間に彼女が一生懸命淹れたコーヒーで一服どうぞ。(くわしくは→本人が書いたブログも読んでみて下さいね)
本日はお持ち込みホイールのこと書きます。
お持ち込み車両大歓迎でカスタムや修理をさせてもらっていますが、もちホイールも例外じゃありません。
ででーん 使用感年季の入ったPHILWOODのトラックハブ x H plus son Superlight。
今回お持ち込み頂いたホイール。これは昔ブルーラグで組んだホイールですが、ずっと使っていたホイールや他店で買ったホイールも大丈夫です。
この度のご依頼は「リムの組み替え」。
deepなSuper Lightからクラシカルな箱型薄リムBOXに組み替えます。
DEEPリムが過去の物っていう価値観さえ過去の物で今は何でもござれでオーナーが自由に多くのリムから選択出来る状況ですが、コレだけガラッと性格の違うリムに代えるのはすごく良いと思います。リムは振り回す部分なので如実に体感出来るから。見た目だけじゃなくて乗って「おお!」と思えるのが楽しいですよね。
そしてPHIL WOODユーザーには得に!
PHIL。永く使う、良い状態が永く続く、壊れない、ベアリングの打ち替えに何度も耐える。これらの観点からすると最高のハブです。
リムが寿命、もしくはずっと使っていたリムに飽きてしまった、ってときにあなたのPHILハブはきっとまだピンピンしてます。しゅごい。
ホイールの組み替えついでにフリーギアもお手入れ。
綺麗にお掃除。BOREDのオイルをちょちょちょいと仕込みます。
WHITE INDUSTRIESのフリーコグは見た目と音が格好良い、だけじゃなく整備性も良いし長く使えるのが好きです。PHILほど長持ちじゃないけど良い物で頑丈、って言うのが大概好きです。
組み直しはスポーク、ニップルももちろん新調します。バラバラにすればハブが露な姿に。
よっしゃ磨くチャンス。こうなってしまえば普段掃除しにくいハブも守備崩壊、マスチェラーノを吊り出して両サイドバックが上がったスペースに縦パス一本であとは鈍足ピケを残すのみ。ポリッシュのチャンスです。
ホイールの状態だと磨くときスポークが邪魔をしてきますが、
ででーん 頑張りました。手首取れそうです。
そして組上げます。
生まれ変わったホイール、オーナーは気に入ってくれるだろうか。
振り回す部分(リムと15番に細くしたスポーク達)が圧倒的に軽くなったので体感して頂けるはず。
ビカビカの足回りで走ったら気持ち良いだろうなあ、と自分の自転車の汚いホイールを見ながらしみじみ思います。
新規のホイール組みももちろん大歓迎ですが、今使っているホイールの組み替え、カスタム、メンテナンスももちろん超歓迎です。リム・ハブの種類や組み合わせ、なんでもご相談くださいなー