こんばんわ谷です。
思い出せば夢の中なのか現実なのか、リフレインすると戻って来れなくなるのでシャッと書きます。
先日、愛知県足助町で行われた主催はchrisking、グルメセンチュリーライドに参加してきました。
結論から言おう、最高でした。
メンバーは僕、ティモ君、プサンさん、LUGよりナッツさん、COOK PAINT WORKSより料理長ことチノさんに加え、お客様よりTOMII乗りのモリさん。この度のTEAM BLUELUG。
アメリカで行われた同ライドに憧れて、これが日本でも開催されるとSIM WORKSさんからお知らせが来て、是非参加したくて、ティモ君誘おうかなあと思ってたら逆にティモ君から誘われたのが発端。
CHRIS KING GOURMET CENTURY PORTLAND 2014 from Chris King on Vimeo.
(僕が憧れたアメリカの動画を貼っておきます。是非見てくださいね)
うーん思った事を書けばいいのか、起こった事(写真)を記せばいいのか、あの時間を表現するにはどっちがいいんだろう!
昔国語の先生に「作文は起きた事だけ書くな」と言われた事がありますが自然と写真が多めになってしまいます。
チョッチ長いけどお付き合い下さいませ。
(早朝のエントリー)
お、イデオンだ。
僕は自転車はあくまで日常の道具であってよくて、でも日常を抜け出すための道具でもあり、どちらも正しくて乗る人が決めればいいと思っているクチですが、この日は後者、自分が何処を走っているのか分からなくなるくらい幻想的で素敵なライドでした。
スタートは霧煙る小雨の中を。
(ティモ君ライドに向けての練習付き合ってくれてありがちょ)
足助の山々、自然の中を半日掛けて走り回ります。
(料理長道中運転ありがとうございます。あとカスタムメイドのフレームバッグ羨ましい)
アトラクションの場面転換の様に途中木漏れ日が、ここからは眩しいくらいの晴天になりました。
(とぅき抜ける青空)
なんだこの違和感は、
わかった車の音だ。普段自転車に乗っていても、家にいても、店にいても常に聞こえる自動車の音。それが無い。聞こえるのは鳥の鳴き声と仲間のハブの音。
補給は美味しくて大声を出しました。チョコバナナケーキ3個食べました。
(ガヤつく休憩ポイントのさなか、黙々と手を動かすCIRCLES JUS君格好良かったぜ)
新緑ってこう言う事をいうのか!という景色の中を走ります。
立ち止まるポイントの度にこれから何が待ってるんだろう?というときめき。
野菜に打ちのめされたランチ、圧倒的じゃないか。
(TOMIIのバイクがキマっているモリさん)
なんか食べてばっかしな感じでてきましたけど、その間ちゃんとライドしていますよ?次々なる景色が良過ぎて気付かなかったけど、タップリ登り坂。
次の補給はこの地域の和菓子屋さんが提供してくれたもの。川のせせらぎを見ながら和菓子を食べるCOOK PAINT WORKS料理長。
参加して表面で感じるモノだけでなく、このイベントにはもっと深く深く開催地との繋がりがあって、それにたどり着くまでの主催者の努力と積み重ねを感じました。
その後の道が最高だった!非現実な景色を見慣れない様に目を凝らし凝らし、くまなく周りを見ながらのライドは大変でした。
ああもうすぐこの時間が終わってしまう。身体は疲れているのに後ろ髪パワーマニピュレーターでプル。
そして締めくくりは最高のディナー。美味しくて美味しくて下品に騒ぎたてる僕ら。
感動してばかりだったけど常に頭によぎる、
「このイベントを開催するにはどれくらいの準備、努力労力が必要なんだろう」
気軽に「来年もやってください!」なんて言えなかった。主催スタッフやボランティアの皆さんが積み重ねた集大成。
ヘッドシェフのearlybirdsのけいた君とクリスディミーノ。深夜に到着した僕らをアテンドしてくれたCIRCLESのスタッフは、翌朝僕らが起きた時にはもう働いていた。ただ参加して楽しんで感動して、っていう裏側でこのイベントを作り上げた人達の情熱、パッション。見習いたいところだらけで打ちのめされた。。
主催者、ボランティアの皆さん、貴重で素敵な時間ありがとうございました。一生の思い出になるくらい楽しかったです。
そして自分を含む、日常でのみ自転車に乗る人、自転車があれば非日常へワープする事は可能です。ちょびっと早く起きれば自分次第でハイパー素敵な時間を過ごす事が出来るんだな、と再確認しました。
ああ、自転車乗りたくなって来たー