暖かくなってきて、新車をお探しのお客様がドワッと増えてきました。
なので今日は上馬的バイクチェックワンツーします。
お客さんと僕らで一緒に作り上げるカスタムバイク黙示録「Complete Bike Catalog」。
これからバイクを組みたい人が、このカタログを参考にしてくれたら、僕らも掲載バイクのオーナー達も嬉しい訳です。
そんでもってこのカタログは、メーカーカタログやインターネットでは見つけられない個性や発見が詰まっている、と思うのです。
では素敵な女性オーナーが駆るLONG HAUL TRUCKERからいきまーす
自転車旅行や長距離ツーリングに適したLHTをベースにした毎日快適車。
オーナーがCOOK PAINT WORKSにオーダーしたのは透明感のあるエメラルドグリーン。
SURLYのシングルスピード変換機、SINGLEATORを使ってシングルスピードに換装。
変速ギアは全て取っ払ってシンプルに。用途やライフスタイルによってときに変速ギアは必要ないかも。
レザーサドルにレザーグリップ、バイクが素敵になる鉄板項目をおさえつつも、個性的なブルムースハンドルバーでフックを。
FAIRWETHER CRUISEタイヤのクリーム色もフレームにうまくマッチ。
このタイヤ、26×1.75というサイズは実はこのフレームに一番シックリ来る太さ、サイズを練りに練って編み出したというウワサ。
オンロードの街乗りでも立ちふさがる敵、轍や縁石、デコボコアスファルトも安心して走れちゃう護符的タイヤです。
ご指名率No.1のセンタースタンドPLETSCHER装備でちょっとシャレたお店に入る時もスマートな駐輪を約束します。
こういう無理なく背伸びしないパーツ構成の素敵バイクが、もっと街にあふれれば良いのになーと切に思います。
続いても同じくLHTを別の切り口でどうぞ
日々の街乗り、からもう一歩先へ、ツーリングや輪行も意識したネオランドナー。
無機質なシルバーはCOOK PAINTのキラーチューン「金属調塗装」通称マッハシルバー。通常の粒子の粗いメタリックとは違いアルミ箔のようなメタモルフォーゼ。
WTBのサドルとSALSAバーテープは本革へのオマージュ。あえて革ではない機能のあるものをチョイス。
フロントライトは前輪ハブダイナモよりエネルギー供給。
ピカピカの砲弾ライトじゃヤリ過ぎなので、B+Mのスイッチ付き樹脂ボディのものを選んでもらいました。センス良し。
コンポはリーズナブルに9速ACERA、SORAミックス。
抑えるところは抑えるけれど、ヘッドはchris king、ブレーキはPAUL。実際使う、肝心要箇所にはしっかり投資するクレバーな組み方のお手本です。
写真は納車直前のものですが、現在はリアキャリア、パニアバッグも装着済みで、自転車旅行秒読み体制に入っています。
お次もLHT、3連発。
今日ご紹介したLHT3台、上からライフスタイルバイク、ツーリングバイク、ときてこちらは言うなればワークバイク
運搬という性格を持たせたナイスカスタムの好例バイク。
見た目も使い勝手も良いSOMAのポーターラック。
ストラップやネットを組み合わせればかなりの荷物を運べちゃいます。タイラップでバスケットや箱を増設してもいいな〜
このラックが格好良過ぎて、もはや運ぶものがなくても何か積みたい、積むもの無いけどこのラック付けたい、と多くの本末転倒を発生させているのはマジの実話です。
モノアイとしてアクセントになるのは至高の機能CHRIS KINGのマンゴーオレンジ。
ラックのマッチョ感にマッチしているNITTO 3piece BAR。その名の通り３つのクロモリパイプからなるこのハンドル、見た目は個性的ですが、実は適度なスイープ角度と幅からなる握り心地、持ち心地がミソ。
こういったレトロなハンドルにはバーコンを親指操作に変換したシフターがよく似合います。
バネ付きBROOKSは路面のデコボコを吸収し、マウンテンコンポデオーレは広いギアレシオで急な坂道や、重い荷を積んだときにもスムーズに走ってくれます。各所ツジツマのあった気持ちのよいアッセンブル。
同じフレームでもここまで3台が多種多様過ぎていいですね。オーナーのセンスと用途にバイクの在り方は依存しているッ！
お次もSURLYだけど、こちらはその中でもシュッとしてる担当。クロモリロードPacer
カスタムペイントでカスタードカラーにカスタムペイントされたPACERを、クラシカルなアルミのフルフェンダーで組みました。
一見クラシック、「でも実は」なハイブリッドッバイク。フェンダーレザーサドルだけど変速STI、みたいな。
水溜まりの跳ね上げも無く雨天も快適。タイヤはフェンダー+２８cまで履けるので多少の悪路、砂利道もへっちゃら。
つまり全天候全地形型ロードバイク、って事です。タイヤは旬のパナレーサーグラベルキング。
パーツはシルバー系で統一されたアッセンブル。コラムスペーサー一体型のステムはハンドル周りをすっきり美しく見せます。
「お値段以上」がキーワードな超優秀コンポ１０５。きれいなシルバーの設定があるのでこの手の組み方をハイブリッドに実現するにはこのコンポで間違い無いです。
あえてサドルとバーテープのBROOKSは色を合わせないのも確信犯的センス。
VELO ORANGEのブレーキアウターの深緑とマッチング。原色やハデハデばかりの他社ワイヤーアウターですがさすがはVELO ORANGE、いい色突いてきます。
そしてそして今回のオオトリはSURLY、じゃなくてSALSAからノミネート
カーボンフォークやディスクブレーキ、各所最新スペックを誇るアドベンチャーロードバイクColossalをCOOK PAINTにてスペシャルペイント。
独特なニュアンスなブルー、自分は「メタリック地中海」と無許可で呼んでいます。
塗装から上がってきたとき、格好良過ぎて一瞬ハンドメイドバイク？とスタッフ全員のざわつきがハンパじゃなかったです。
salsaは柄系のペイントが多いので塗っちゃう率は低いのですが、あえての単色、ダウンチューブのロゴのみで勝負したらこんなにも格好良くなるとは。なんか１つのアンサーな気がします。
足下はchris kingのハブを使ってスペシャルホイールを。
合わせるのはVELOCITYのエースA23。チューブレスにもコンパチなので更なる覚醒を考える人はこのリム仕込んでおくのはおすすめです。
サドルはBLUE LUG提案カラーのWTB SILVERADO。
それに合わせる様にリリースされたリザードスキンのバーテープの新色ブラウン。
ここまでマッチするとこれも別注って言っても怒られないんじゃないか、と錯覚します（さすがに怒られる）
重複しますが5800 105はお値段以上、コスパ最強。1円あたりの快楽を算出するならこのコンポが一番かも知れません。
漆黒なブラックがあるのも◎。高精度でボルト一本から補修も効くTHOMSONのパーツ群との相性も◎。
気持ちよく長距離、長時間乗り回すのに最高なバイクをお探しの方はこのColossalを是非選択肢にいれて下さいね。
気になるバイクはありましたでしょうか。
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世界に一台のとっておきバイク、僕らが組むお手伝い致します。
まずはお店でざっくばらんにご相談下さいなー
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明日4/19（日）はお昼１２時よりBORED WORK SHOPもやってます。是非是非自転車乗って遊びに来て下さーい
