今日は上馬的バイクチェックワンツーやりまーす

ここ最近組ませて頂いたお客様のバイクを一挙にご紹介。

春は自転車に乗るのが一年で一番気持ちのよい季節。

そんな最高な季節に向けて、これから自転車を組みたい人は多彩すぎる先人達のバイクを是非参考にしてみて下さい。

100人100色とはいえ、きっと好みのバイクがあるはず。

そしていつもカタログをチェックして頂いている目利きバイクギークの皆様、お手柔らかにバイクチェックよろしくです。

まずは究極のシンプル美、Fairweather TRACKからいきまーす
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無駄の一切無いトラックバイクだからこそ、パーツの1つ1つはこだわってアッセンブル。

特徴的なフレーム形状の美しさを邪魔しない最小公倍数なパーツ構成。

ブルーラグ別注の日東RB-001ブルホーンバーはトラックバイクをもっとも格好良く見せるハンドル
、と言ってもそろそろ過言じゃないかも。握る位置、ポジションを無理無く変えながら乗る事が出来るその形状は一度使えば病み付きになります。

故障や不調はほぼ皆無なCHRIS KINGのヘッドセット、ボルト一本から補修の効くシートポストTHOMSONの選択は永く乗っていれば必ず合理的である事に気付きます。

クラシカルな1インチスレッド、日東のクイルステムと真逆に位置する最強ピストクランクSRAM OMNIUMのバランスを取るのはオーナーの絶妙なカラーバランス。

肉抜きがセクシーなCAMPAGNOLOのスケルトンブレーキ、エアロなARCHE TYPEリムまでシルバーにしなかったこのバランス感覚が流石、パーツ数が少ないピストはオーナーの感性がダイレクトに表れます。

続いてはオーバーホールで生まれ変わったKARATE MONKEY降臨〜
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新車の様な佇まい、実は長年乗ったバイクのオーバーホール。

『オーバーホールのついでにCOOK PAINT WORKSにて再塗装しちゃう作戦』。弊社の十八番であります。

全てのパーツをバラバラにしたからこそ出来るお掃除、グリスアップや調整。開けれるところは全て開け、出来る事は全てやります。

新たなカラーリングで新品同様になったフレーム、この機会に構成パーツもブラッシュアップ。

カラーコーディネートされたchris kingとHOPEのハブが一層際立ちます。
付けたいkingやハブの色も、新しいフレームの色を考えるソースになり得ます。

SELLE ANATOMICAのレザーサドルにSIM WORKSのステム、ハンドルバー。ナウな性能にヴィンテージの面影を持つハイブリッド29erに生まれ変わりました。

春までに愛車をリフレッシュして、一番いい季節に乗り始められるのはきっと最高のはず。

ちなみにこういった際、パーツカスタムの工賃は全てオーバーホールに含まれます。オーバーホールの際はやりたいカスタム全部放り込んじゃうのがおすすめです。

お客様のバイクに混じってどさくさでスタッフバイクもご紹介ー
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上馬店ニューフェイスの今野ボーイの愛車、FAIRWEATHER CX ボーイカスタム。

幡ヶ谷店ピットで夜な夜な先輩達にイジられつつ組んだ命より大事なコンちゃんの愛車、ようやく完成→撮影してもらったのでバイクチェックデビューです。

原色イエロー、ではなくちょいダークでマスタードなニュアンスソリッドカラーはCOOK PAINT得意の半オマカセペイント。塗り手にしか思いつかないフックのある色にしたい人には非常にオススメの裏技です。

先輩のおさがりのCHRIS KINGハブは今となってはレアなブラウンカラー。SDGサドルにSALSA合わせなところもニクいチョイス。

SRAMのコンポーネントにWHITE INDUSTRIESのクランクでフロントシングルに。ブレーキまでアメリカンなPAULを選んじゃう当たり相当このバイクへの愛を感じます。

ボーイ本人に「このバイクの見所はどこなの?」と今聞いてみました。そしたら

「全部です!」

だそうです。

続いてもスタッフバイク、厳密に言うとスタッフ扶養バイク
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新車が買いたいけど怒られるから嫁チャリ名義でとりあえず買ってしまおう買った後どうするか考えればいいし実際乗ってもらうんだったら怒られる筋合いはないんじゃないかむしろ褒められるのではないか、、

で結局怒られた某タニファンの嫁チャリ。あんま書くと怒りがぶり返すのであんま書かないです。

カリフォルニアよりRivendellのフレームCHEVIOTをエブリデーバイクに。

ラクチンポジション、バネ付きBROOKS、裾汚れ防止バッシュガード。毎日乗るのがおっくうにならない様に、というテーマで組んだ生活圏内快適バイク。

自転車男子の皆さん、日頃の感謝と趣味の押しつけにて嫁チャリ、どうでしょうか。

そしてそして今回のオオトリは憧れのドリームバイク
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SYCIP BIKES。北カリフォルニアのサンタローザにて作られるハンドメイドバイクフレーム。

ビルダーの手により乗り手のために作られたスペシャルなフレーム。

通常はカスタムオーダーが主ですが、このフレームはカスタムではなく店頭にあったストックフレーム。オーナーとの運命の出会い、目が合って、サイズを確認して、そして恋に落ちて。。まさに運命でした。

せっかくの憧れフレームだからこそ、オーナーの「新境地」を意識したアッセンブル。初めて乗るその瞬間に、感動しちゃう、電気走っちゃう要素を盛り込みました。

ずっと変速はWレバーだったオーナーはSRAMのダブルタップをチョイス。ブレーキレバーから手を離さずに、指1つで変速出来ます。当たり前の様で実は、これは凄い事。

お手持ちのパーツもうまく組み合わせ、お約束のダウンチューブのロゴ合わせでchris kingのヘッドセット、paulのカンチレバーはマンゴーオレンジに。

パナレーサーのpaselaタイヤ、決して軽量でスピーディなタイヤではありませんが、デイリーなライドからツーリングまで幅広い用途を「快適に」支えてくれます。

優しくて丸い乗り味なのに、途中からグングン自転車が勝手に前に引っ張って行ってくれるような感覚、味わえたでしょうか?どこまでもいけちゃいそう感。

憧れのドリームバイクは、その人のライフスタイルや価値観まで変えちゃう力があると思います。本気で思います。このバイクとともに、オーナーの自転車ライフが一層充実していくんだろうなーと想像します。

ほんとはまだまだ膨大な量のお客様のバイクがあります。。うう紹介が追いつかない。。

この春自転車が組みたい方、気になってる方、自分にピッタリの相棒の様なバイク、僕らと一緒に組みましょう。

良いバイクは、休日の過ごし方から体脂肪、行きつけの定食屋さえ変えてしまう力があります。

是非お店でざっくばらんに、「こういう感じ好き!」とか「こういう用途で使う!」とか何でもワガママぶつけてみて下さいな。一緒に考えましょう。

ブルーラグバイクカタログはこちらからチェック!→→→http://bluelug.com/contents/complete_bike/